映画『片思い世界』ネタバレラスト意味と素粒子の考察/3人の秘密と過去の解説,感想

映画『片思い世界』広瀬すず、杉咲花、清原果耶

映画『片思い世界』(片想い世界)を鑑賞。

広瀬すず、杉咲花、清原果耶トリプル主演×『怪物』の坂元裕二のオリジナル脚本の話題作

予想を超えた驚きの世界観だったが…果たして作品のクオリティや面白さはどうだったのか!?
正直にぶっちゃけます。

  1. あらすじ
  2. ネタバレ・ラスト結末解説
  3. 片思いの本当の意味
  4. 『怪物』のその後の物語という解釈
  5. スーパーカミオカンデの意味、3人の存在=ニュートリノ(素粒子)
  6. 素粒子の二重スリット実験による世界観の説明、ラストの意味や津永悠木の正体考察、カメが意味するもの
  7. 忖度ゼロのぶっちゃけ感想

これらの項目を徹底解説していきます。

映画『片思い世界』あらすじ・作品情報

公開:2025年4月4日
監督:土井裕泰
脚本:坂元裕二(ドラマ『東京ラブストーリー』『怪物』『ファーストキス 1ST KISS』)
音楽:鈴木慶一
映画『片思い世界』あらすじ:かささぎ児童合唱団メンバーが練習をしている。小学生の美咲はピアノ担当の少年・典真を探していた。その建物にある少年がやってくる。
それから12年後。合唱団に所属していた美咲(広瀬すず)、優花(杉咲花)、さくら(清原果耶)は一軒家で3人で楽しく暮らしていた。美咲と優花はさくらが20歳になったお祝いをする。朝になると美咲は会社へ、優花は大学へ、さくらは勤務先の水族館へそれぞれ急ぐ。美咲はいつもバスの中で見かける男性(横浜流星)のことが好きだった。しかし声をかけることはできない。優花が「告白しろ」と言う。そんなたわいも無い日常だったが、3人は過去にある事件に遭遇しており重大な秘密を抱えていた

監督・土井裕泰と脚本・坂元裕二は『花束みたいな恋をした』(2020)のコンビ。

原作はなく映画オリジナル脚本(坂元裕二による小説版はある)。

2023年に土井監督やスタッフが乗った車が交通事故に遭い、監督らの怪我のために撮影が遅れ、当初は2024年公開予定だったが2025年に延期された経緯がある。

坂元裕二関連作↓

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キャスト

映画『片思い世界』の主要キャスト

相良美咲|cast 広瀬すず(『ちはやふる』『流浪の月』ドラマ『阿修羅のごとく』『クジャクのダンス誰が見た?』)
片石優花|cast 杉咲花(『市子』『朽ちないサクラ』ドラマ『海に眠るダイヤモンド』)
阿澄さくら|cast 清原果耶(『夏への扉/キミのいる未来へ』『線は僕を描く』『1秒先の彼』)
高杉典真|cast 横浜流星(『ヴィレッジ』『正体』『わかっていても』)
桜田奈那子|cast 小野花梨(『ミッシング』)
増崎要平|cast 伊島空
加山次郎|cast 田口トモロヲ(『サンクチュアリ聖域』)
木幡彩芽|cast 西田尚美(『恋は闇』)
ストーリーミュージシャン|cast moonriders

広瀬すずさんと横浜流星さんは『流浪の月』(2022)で共演。
清原果耶さんと横浜流星さんは『線は僕を描く』(2022)で共演。
横浜流星さん、小野花梨さん、田口トモロヲさんはNetflixドラマ『新聞記者』で共演。

横浜流星さん繋がりが多い気がします。

ネタバレなし感想

まさかの展開に驚き。公開前にネタバレ厳禁だった理由がよくわかるストーリーだった。

全体的には広瀬すず、杉咲花、清原果耶の笑顔の裏にある切なさをくみ取りながら感動できる佳作という印象。テーマとしては『花束みたいな恋をした』などより実質『怪物』に近いと思った。

設定は奇抜ながら日常系の延長のような雰囲気があり、その点で好みが大きく分かれそう

終盤の合唱のシーンなどには大きく感動させられた。いっぽうで物語全体として『怪物』を超えるような作品だったかというと正直そこまででもないと感じた。

映画『片思い世界』ネタバレ・ラスト結末解説

12年前。かささぎ児童合唱団にやってきた少年Aは、3人の少女を刃物で殺害した

実はその事件で死亡したのが美咲、優花、さくらだった。3人は幽霊だったのだ
幽霊ながら楽しく暮らしていた。幽霊だけどお腹が空くのでご飯を食べるし、少しずつ成長して大人になった。

幽霊なので他の人からは見ることができず、触れられもしない。

現在。美咲がバスの中でいつも見つめている男性の正体は典真(横浜流星/12年前に合唱団でピアノを弾いていた男の子が成長した姿)だった。
典真は事件のときにコンビニに肉まんを買いに行って助かった。しかし美咲が殺されたことに責任を感じてピアノを辞め、現在は生きることに希望が持てずスーパーで淡々と働いている。

典真は奈那子(小野花梨)という女性にデートに誘われた。美咲とさくらが心配して尾行する。奈那子が二股をかけていると知り、2人は怒った。しかし幽霊なので何もできない。

いっぽう優花は自分の母親・彩芽(西田尚美)を見つけ、胸になつかしさが込み上げてくる。母は花屋で働いていた。話しかけても答えてはくれないが、母の近くにいるといやされた。

優花は大学で素粒子物理学を勉強しており、人類は世界のほんの一部しか見ることができないという言葉に感銘を受けていた。もしかすると自分たち幽霊は素粒子の状態で、条件が整えば元の世界に戻ることができるかもしれない。
優花は以前に津永悠木(松田龍平)という男性が素粒子観測器に侵入した事件を知って驚く。津永悠木という人物は、3人が毎日聞いている天気予報ラジオのパーソナリティだった

優花、美咲、さくらの3人は津永悠木のラジオをよくよく聞いてみる。するとラジオを通じて悠木から3人に話しかけてきた。
悠木は「自分は一度死んだけど元の世界に戻れた」と話す。生きている人と心を通わせて感情の素粒子をはたらかせたあと、50時間以内に星ヶ丘灯台に来て「飛べ」と念じれば元の世界に戻れるという話だった。

優花は母・彩芽と心を通わせれば元の世界に戻れると考える。しかし美咲と一緒に母のところへ行ってみると彼女は再婚しており、子供もいた。優花は涙を流す。美咲が抱きしめた。

美咲は幼い頃にネグレクトされて育ったため、元の世界に帰りたい気持ちは強くなかった。

いっぽう、さくらは自分たちを殺した少年A・増崎要平(伊島空)が最近出所したと知って会いに行く。工場で働いている増崎は笑っていた。さくらは彼が許せなかったし、なぜ自分が殺されたのか知りたかった。

後日、美咲、優花、さくらはまた増崎のところへ行く。すると優花の母・彩芽が増崎と会っており、彼を車に乗せて人けのない場所へ連れて行った。
彩芽は増崎に娘を殺された苦しみを吐露する。増崎は興味がなさそうな表情を浮かべた。なぜ殺したのかと問いかけても答えは返ってこない。
彩芽は車の中で増崎に包丁を向けた。しかし逆に増崎に包丁を取られて殺されそうになる。
彩芽は車から降りて逃げる。美咲、優花、さくらも彩芽に付き添って逃げる。追ってきた増崎は車にひかれて重傷を負った。

優花は、母・彩芽のハンカチの中に自分のために取っておいてくれた三日月のクッキーが入っていることを知って涙を流した。

優花、美咲、さくらは夜明けの灯台へ行き、元の世界へ戻るため「飛べ」と叫ぶ…しかし何も起こらなかった

美咲は合唱クラブの建物に来ている典真を見つける。典真には美咲が見えなかったが、美咲が事件前に書いていたオリジナル脚本「アグリッピナ王妃の物語」を通じて感情を疎通させることができた。

典真は合唱団のコンクールでピアノを弾くことを決意。

美咲、優花、さくらの3人もコンクールに参加して小学生たちと一緒に歌った(みんなには見えていない)。

住んでいた家には他の住人が引っ越してきた。3人は新たに住む家を探すことにする。

映画『片思い世界』終わり

映画『片思い世界』考察まとめ

片思いの本当の意味:『怪物』のその後

(※映画『怪物』のネタバレに少し触れています)

死亡した美咲、優花、さくらの側から現実の世界を見ることはできるけど、現実の世界からは3人のことが見えない。

殺人事件の被害者が幽霊になって楽しく生活している一方、遺族はそれを知ることができない。そんな優しくも切ない世界が並列している設定が素晴らしかった。

死んだ家族が同じ世界で楽しく暮らしているのならそれは遺族にとっても救いだ。しかし「元気で暮らしています」と遺族に伝えることはできない。

伝えられないからこそ、3人は「声に風」に思いを乗せた。

タイトルの片思い世界とは、死者から生者に対しての片思いのこと
そして典真や彩芽からの、生者から死者への片思いのことでもあるのだろう。良いタイトルだ。

『片思い世界』では美咲、優花、さくらの3人だけの世界が描かれていた。

坂元裕二脚本の映画『怪物』(2023)では、世間から浮いた少年2人だけの優しい世界が描かれていた。そしてラストでは少年2人が生きているのか死んでいるのかさまざまな解釈ができた。

『片思い世界』の世界観は『怪物』のラストの延長線上にあると感じた。『怪物』へのアンサーソングのような作品だ。

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スーパーカミオカンデの意味、3人はニュートリノ(素粒子)

劇中でも言及されたスーパーカミオカンデで観測されている素粒子=ニュートリノ。

美咲、優花、さくらはニュートリノのような存在だ。ニュートリノからヒントを得て3人のキャラクターが作られたのだろう。理由は3つ↓

  1. ニュートリノは超極小で観測が難しいので「幽霊粒子」と呼ばれている
  2. ニュートリノは超極小なので、人体も地球も何でも通り抜ける
  3. それに電子ニュートリノ、ミューニュートリノ、タウニュートリノの3種類がある

幽霊であり、人に触れようとしてもすり抜けてしまい、3人で暮らしている美咲、優花、さくら。

(ニュートリノについてはコチラのスーパーカミオカンデのサイトでわかりやすく解説されているのでぜひ)

美咲たちの世界と素粒子:二重スリット実験

美咲たち3人の幽霊は一応は現実世界で暮らしている。

美咲たちは物体に触って動かすことができるが、生きている人間からはその物体が動いてもいないし変化もしていないように見える。また幽霊は、生きている人間が干渉している物に変化を加えることはできないようだった。

美咲たちが住む一軒家はインテリアがあるバージョンと、手入れされていないボロボロのバージョンが混在している。意味不明な設定ではある。
しかし“素粒子”がひとつのキーワードだったので、電子などの素粒子に関してよく話題になる「二重スリット実験」から設定を説明できると思った。

「二重スリット実験」は、電子などの素粒子が観測者がいるときは粒子として振る舞い、観測者がいないときは波として振る舞うというもの(詳しくはコチラ)。
簡単にいうと、誰か見てる人がいると(素粒子は)行動パターンを変える

今作における物体は素粒子と同じような扱いで、美咲たち幽霊に触れられるときは美咲たちを観測者として振る舞い、生きた人間が見ているときは彼らが観測者となって(美咲たちが見ているのとは)別の動きをするのではないだろうか。

上記は素粒子物理学にぜんぜん詳しくない私の考えなので偉そうに言えないけど、美咲たちが見ている世界と現実世界で物やインテリアの状態に違いがあるのは素粒子物理学の理論が関わっていることは確かだろう。

カメが意味するもの

素粒子の二重スリット実験的なものをマイルドに表現したのがカメだと思った。

カメ(粒子)が優花に見られているような振る舞いをすれば、優花(観察者)は存在していることになる。

実際にカメに優花が見ているかは不明だし、単に優花がカメに気づいてほしいとシンプルに考えることもできるが、カメを観察する者(観察される者)として自分の存在を肯定したい優花の心情が表現されていたのだろう。

ラストの意味:津永悠木は何者?

津永悠木がに言われた通り灯台から現実世界に帰ろうとする3人。しかし、帰ることはできずまた3人で新居を見つけようとする。

優花は大学の講義室で、たくさんの世界が存在すると言っていたことから、パラレルワールド的な考え方ができる。3人が現実へ帰還した世界線もあるのかもしれない

もしくは、美咲は現実へ帰りたくなかったので戻ることができなかったのか?

そもそも津永悠木は何者だろうか。

もしかすると津永悠木は、美咲たち3人の幽霊(素粒子)を観察している観測者なのかもしれない。ラジオパーソナリティではなく研究者で、3つの素粒子を観測しているのかも…そんな想像をして余韻に浸ることができた。

ストリートミュージシャンは幽霊?

ストリートミュージシャン(moonriders)たちが美咲たちに手を振っているような描写があった。

美咲たちが気づいていないだけで、彼らも幽霊なのかもしれない。

映画『片思い世界』感想と評価:良くも悪くもフワッとした世界観

良かった点:救いのある3人の世界

広瀬すず、杉咲花、清原果耶の3人がキュートだった。わきあいあいとしている絵をずっと見ていられる。

オリジナルの劇中合唱曲「声は風」もすごく良かった。主役の3人が典真の伴奏で子供たちと歌っていたシーンに感動した。最後に音楽で締めくくるのは反則。

声は風 風は夢 飛んでけ
高く飛んでゆけ
永遠 最果て 約束
君が好き 背筋伸ばして
元気でね 元気でいてね
じゃあね

坂元裕二さんが明井千暁名義で作詞したらしい。現実で生きる典真や母、家族に対しての3人の想いが反映された素晴らしい歌詞だった

実はヒロインの広瀬すず、杉咲花、清原果耶の3人が死んでました…って設定はニコール・キッドマンの『アザーズ』(2001)みたいだと思った。元ネタはこの映画かな。

死んだ被害者が生きている人へ片思いしながらも楽しく暮らすコンセプトは『怪物』へのアンサーソングのようで美しい

残念な点:世界観を見せつけるだけで間延び

Filmarksでは5点中4.3と、レビューサイトではかなりの高評価だが、個人的にはそこまでのめり込めなかった。

広瀬すず、杉咲花、清原果耶が幽霊になっても3人で楽しく暮らしています。この世界観はすごく絵になるんだけど、物語としての推進力が非常に弱かったと感じた。

魅力的な3人に気を取られていたらストーリーが全然進んでませんでした…ってなイメージ。物語が起伏が乏しい。

かわいい幽霊の日常系?!アニメや短編ドラマならいいけど映画館で見るとちょっと辛い

序盤で3人が他の人間から無視されたり会話が噛み合っていなかったりしていたので、実は幽霊であることもすぐにわかる

また、優花には母・彩芽との物語があったものの、美咲とさくらについては幼少期どんな暮らしを送っていたのか背景が乏しかったのも感情移入できない理由だった。

美咲は学校で給食費を払えなかったようなのでネグレクトの家庭だったのだろうけど、言葉による説明だけで具体的にどんな親だったかは不明。
さくらにいたっては生きていた当時の状況が何もわからない。

おまけに死んでから12年間もたっているので、幽霊モノなのに3人とも生きていた頃への執着心が薄く、でイマイチ共感しづらい(笑)

あと、3人の幽霊が生きている人間とは意思疎通する方法がなく、ディスコミニケーションを何度も見せられるのもつらくなってくる。生きている人と会話が成り立っていない場面は最初は面白かったが、何度も見せつけられると少しシラけてくる。

全体としては、素粒子やパラレルワールドの可能性と幽霊の可能性を結びつけるコンセプトがあった。

しかし大層な物理学を引き出してきた割に「どんな状況でも(幽霊になったとしても)前向きに生きていこう」というメッセージがやんわり伝わってきただけだった気がする。

個人的には『ファーストキス 1ST KISS』のほうが10倍くらい面白かった。

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