海に眠るダイヤモンド5話「一島一家」のあらすじをネタバレありで解説&考察。
ついに、いづみの正体が明らかになった。
そして玲央といづみのDNA鑑定の結果も判明。朝子の正体や「賢将の名字」から玲央が誰の孫なのか?さらに「鉄平の死亡説や記憶喪失説」などを徹底考察していく。最終回の展開も予想!
↓海に眠るダイヤモンド第6話のネタバレ考察はコチラ↓
『海に眠るダイヤモンド』5話あらすじネタバレ解説
ネタバレ1:玲央はいづみの孫?DNA鑑定の結果
日下玲央(くさかれお/神木隆之介)はいづみ(宮本信子)の孫の千景と星也と一緒に図書館で端島のことを調べ、鉄平の写真がないか探す。
星也がDNA鑑定の封筒を出し、千景が開封する。
DNA鑑定の結果は…。玲央といづみには血縁関係がない! 玲央がいづみの孫である確率は0.01%以下だと判明。
家族ができたと思ったのに違ったと落ち込む玲央。
千景と星也が「おばあちゃんとは血縁関係にないけど、鉄平の孫の可能性は残されている」とはげます。
ネタバレ2:島でストライキが勃発!
炭鉱員と職員はストライキで分断されていた。炭鉱員が部分ストライキをやろうとするのを、職員たちがロックアウトで止めようとする。
バリケードは破られ、職員側のロックアウトは失敗する。しかし上からの指示で炭鉱員はストライキを中止した。
鉄平(神木隆之介)は倒されたときに左手を骨折するが、夜には炭鉱員たちとすぐに和解した。
しかしストライキがきっかけで炭鉱長の息子である賢将(清水尋也)は陰口を叩かれるようになり、小鉄(若林時英)という炭鉱員と殴り合いの喧嘩になる。
百合子(土屋太鳳)は全日炭と鷹羽炭連の2つの労働組合のどちらかを選ぶ投票の準備をしていた。
リナ(池田エライザ)は進平(斎藤工)の部屋で酒を飲み「好きになった人が全員死ぬ。私は呪われている…」と語るのだった。
ネタバレ3:リナを追い詰めるヤクザの小鉄
小鉄の正体は博多のヤクザの下っ端だった。小鉄はリナを見つける。リナは部屋に逃げるが小鉄に追い詰められ、銃を持って外へ出る。
小鉄はヤクザからリナを殺せと命じられていた(リナはヤクザとトラブルを起こして恋人を殺されて端島に逃げてきた)。
リナは小鉄に殴られて海のゴミ捨て場に連れてこられる。リナは拳銃を出すが小鉄に取られる。進平がやってきて銃を奪おうとして銃が暴発。脇腹から血が流れる。
進平は銃を奪って小鉄を撃ち殺した。小鉄は海にしずみ、海流で沖に流されていく。死体はあがらないだろう。
弾は進平の腹をかすっただけだった。進平とリナは抱きしめあってキスをする。
翌日、進平は鉄平に「小鉄が母が危篤だと言って本土に帰った」と嘘をついた。
『海に眠るダイヤモンド』5話ネタバレ考察:いづみの正体が確定!
考察1:いづみ=出水朝子、鉄平は死亡確定?
いづみは名字で、漢字だと出水。孫の千景と星也が名前は「朝子」だと玲央に伝えた。出水朝子だった。
ついに、いづみ=朝子だと判明。第4話に百合子が被爆の伏線があったので予想通りだった。
3話では映画のオーディションで朝子が「初恋の人にそっくりだわ…」というセリフを言い夏八木に絶賛されていたが、このセリフはいづみ=朝子が2018年になって玲央に出会ったとき(第1話)の心境に重なる。
いづみが造園業を営んだ理由は住宅が密集した端島の生活での工夫が反映できるからだろうし、きっと鉄平との思い出である中ノ島の桜の木をビル街で育てるために四苦八苦したことも糧になっているのだろう。
いづみ=朝子とわかったことでいろんな伏線が浮かび上がってくるすごいドラマだ。
炭鉱閉鎖の記念写真からわかること!
玲央が端島の記録を図書館で調べているとき、炭鉱閉鎖の記念写真を見た。ここで玲央が自分そっくりの鉄平を探せなかったことから鉄平は写真にいなかったことがわかる。よって鉄平はこのとき(炭鉱閉鎖時の1974年)にはもういなかった=死んでいたと考えられる。
いづみ=朝子が玲央を会社の後継者候補にした理由についても鉄平と結婚はしたので、荒木家の血を引き継いでいる玲央の面倒を見る決意をしたのかもしれない。
朝子は鉄平と結婚したが、鉄平が炭鉱の事故などで死んでしまって2人の間に子供はいなかったなどの背景があるのだろう。
続く第6話では、いづみの口から鉄平についての衝撃事実が語られ、記憶喪失説が濃厚になってきた↓↓
考察2:百合子の最悪な運命が…
いづみ婦人=朝子だと確定したので、「いっそ本土に行って、社長にでもなろうかな」など、さんざん「いづみでは?」と伏線を貼られた百合子の今後が気になる。
やはり被爆のせいで癌や白血病などの病気になってしまうのかもしれない。
いづれにせよ、2018年で生き残っているのは今のところ朝子(いづみ)だけのようだ(第1話でいづみが「愛しい人との思い出はすべてあの島へ置いてきた」と言っているので、端島の主要人物が本土でもいづみと関係があったとは考えにくい。それぞれに不幸があったのかもしれない)。
百合子に悲しい運命が待ち受けている気がする。
キラキラしたものが好きな朝子は幼少期に百合子の聖母のペンダント(ネックレス)を羨ましがっていた。百合子は最後に朝子にペンダントを託しそうだ。
考察3:玲央は進平の孫?鉄平の記憶喪失説
鉄平と朝子は結婚はするかもしれないが(6話の予告でプロポーズしているので)、玲央が朝子(いづみ)の孫ではない以上、子供はいなかったことになる。
玲央は鉄平の孫でなく進平の孫なのか。ただリナや百合子がどんな人生を歩むのかも確定していないのでまだわからない。
鉄平が事故で記憶喪失の状態で失踪→子孫がいたなどのトリッキーな可能性も残されている。
あとは補足だが、公式の相関図では進平の母・ハル、鉄平と父・一平がぞれぞれ別の色だった。進平は母の連れ子、鉄平と進平は義兄弟では?などの想像をしてしまう(容姿がかなり違うし)。やっぱり玲央は鉄平の血を引いている気がするが。
考察4:池ケ谷は誰?→朝子の再婚相手は賢将ではない?
ちなみに第5話で賢将の名字が古賀だと判明(ストライキの書類の文章から賢将の父の名前が古賀辰雄だとわかった)。
朝子の現在の名字は池ケ谷(いけがや)。よって朝子の結婚(再婚)相手が賢将の可能性は低そうだ。朝子の旦那は端島の人間ではない可能性が出てきた。
(ただ、朝子が結局鉄平とは結婚しないで、賢将と1回目の結婚をしたのちに池ケ谷という男性と再婚した可能性などはある。)
いづみが3話の最後で玲央に向かって「一緒にこの会社を潰そう!」と言っていたが、もしかすると死亡した夫・池ケ谷は端島の閉鎖に関わっていた…分断を生んだ人物なのかもしれない。朝子は玲央の存在によって池ケ谷の悪事に気づいたとか…。
一平から受け継いだ賢将の愛情表現!
賢将は一平から鼻をつままれる愛情表現を受けていた。賢将は第2話の序盤で長崎に行ったときに百合子の鼻をつまんでいた。賢将の人間性は父の辰雄ではなく、一平のもとで育まれたのだろう。一平と賢将の関係に感動した。
考察5:赤ちゃんの正体は?いづみはずっとリナを探していた
1965年に島を出た赤ちゃんは進平とリナの子供で、リナがヤクザに追われたために端島から逃げた可能性が高くなってきた。
朝子=いづみはリナをずっと探していたが、リナが身を隠していたため見つけられなかった→リナの息子も事情があって玲央を育てられずに失踪した。もしくは死んでしまった→朝子がやっと玲央を見つけた。この流れではないだろうか。
最終回の展開を予想
玲央とリナは2人とも同じように客商売をしていた。
玲央がホストの元締めのヤクザとトラブルを起こし、それを朝子が一緒に解決する→朝子は端島でリナやみんなにしてあげられなかったことを達成する。そんな展開が最終回の一つのエピソードとしてありそう。
第5話の感動の伏線回収、進平の心理描写、賢将と父との関係についての解説は次のページへ↓↓
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