ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』広瀬すず×松山ケンイチ×リリー・フランキーのヒューマンクライムサスペンス!
クオリティも非常に高いしキャストもみんなハマり役。
登場人物・キャスト相関図、最終回まで全話のあらすじネタバレ結末(※毎週更新)、真犯人の考察や原作漫画との違いをまとめました。
ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』キャスト相関図
©︎TBS
ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』第1話あらすじネタバレ結末
クリスマスイブ、大学生の心麦(広瀬すず)は父の春生(定年した元刑事/リリー・フランキー)と屋台でラーメンを食べていた。心麦はサークルの飲み会があったため父と別行動をする。その後、駅に迎えにきてくれるはずの春生に連絡するが電話に出ない。
心麦が帰ってみると家が燃えている。家の中から父・春生が遺体で発見された。
その後、過去に春生が担当した東賀山事件の犯人の息子・遠藤友哉が逮捕される。父親が逮捕されて死刑を宣告された怨恨による犯行だということだった。
葬儀のあと、心麦はラーメン屋の店主・染田から父が最後に残した手紙を受け取る。このリストに名前が載っている人物が逮捕されたら冤罪だから弁護してほしいと書いてあった。逮捕された遠藤友哉の名前もある。弁護費用の300万円も入っていた。
心麦は父の手紙に書いてある通り、弁護士の松風義輝(松山ケンイチ)に事件の真相究明を依頼するが…。
心麦(広瀬すず)は松風(松山ケンイチ)の事務所へ行き、遠藤友哉の弁護を依頼する。
しかし松風は「被害者の娘が容疑者の弁護を依頼すのも怪しいし、その手紙が本物かわからない」と断られる。
心麦は幼い頃から親交のある刑事の赤沢(父・春生の後輩)に遠藤友哉が冤罪の可能性について尋ねる。しかし赤沢は、近所のカメラに友哉が映っていたから犯人で間違いないと言う。
心麦は頼れる人がいなくなり、手紙を川に捨てようとする。その腕を松風に止められた。
松風は遠藤友哉に面会に行ったと話す。そのうえで心麦が嘘をついている可能性が低いと考え、弁護を引き受けることにした…と続けた。
心麦は父から昔言われた言葉、クジャクのダンス、誰が見た?と口にする。森の中でクジャクが踊った。誰も見ていないとしても、クジャクは踊った事実からは逃れられない…という意味だ。
松風も遠藤友哉から「知っているのはクジャクだけ」という言葉を聞いていた。
心麦は焼けた自宅に戻ってみる。過去の写真を見つけた。見知らぬ男が家に入ってきた。男は週刊誌・ジダイの神井孝だと名乗るが、心麦はパニクって逃げた。
松風は心麦に覚悟を聞き、正式に弁護の依頼を受けることにする。
心麦は記者の神井に会いに行く。神井は「山下春生の本当の娘じゃないのでは?」と言った。松風が間に割って入る。
ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』第1話終わり
原作漫画のストーリー全巻ネタバレ解説はコチラ↓

第2話ネタバレまとめ
神井は、心麦(広瀬すず)と父・春生が似ていないことを指摘。2人は血が繋がってないのでは?と話す。
心麦は松風(松山ケンイチ)の事務所でバイトをすることに。
心麦は赤沢から、春生が死ぬ前に容疑者の遠藤友哉(成田凌)と口論になっていたという情報を聞かされる。
赤沢に春生が残した手紙を見せる。しかし赤沢は、友哉が春生を脅して書かせたのでは?と考察。
友哉は面会にきた松風に被疑者ノートを渡す。
松風はノートの内容の通り、神井に連絡。事務所にやってきた神井は心麦にDNA鑑定書を渡す。
心麦と叔母・木村夏美(春生の妹)との間に血縁がないことを示すものだった。それはイコール、心麦と春生が実の親子でない証明でもある。

心麦の正体については原作漫画で判明している↓気になる人は次の記事へ↓

第3話ネタバレまとめ
心麦(広瀬すず)は叔母の夏美(原日出子)と叔母姪の血縁関係がないというDNA鑑定結果に動揺する。心麦は夏美に会いに行くが、家族ではないから春生の遺産は私が管理すると言われた。
神井は夏美と協力関係にあり、心麦と夏美の会話を盗聴器で録音していた。
松風(松山ケンイチ)は神井から音声データを入手。春生(リリー・フランキー)が友哉(成田凌)と会話している。春生は「遠藤力郎と林川安成にとんでもないことをした」と語っていた。
阿南検事(瀧内公美)は赤沢刑事(藤本隆宏)から春生の手紙の存在を知らされ、バックにブルーのカラビナがついた男性に報告の電話を入れた。
赤沢刑事は、ラーメン屋の店主・染田(酒井敏也)を署で取り調べる。染田は部屋の外を通りかかった友哉と見つめあったあとで、「私が春生の手紙を偽造した」と自白する。
バックにブルーのカラビナがついた男性はラーメン屋の件は問題ないと誰かに電話をしていた。
その後、川に何者かが浮かんでいた。

ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』考察:真犯人は!?
原作漫画でもまだ父・春生を殺した真犯人は明らかになっていない。なのでドラマオリジナル展開になるは確定で、原作と違う部分も多々ある。
原作と1番違う点は心麦を監視している人物。この人物はリュックにブルーのカラビナ(環状の金具)をつけている。原作に登場しないが、この人物がドラマ版の真犯人、殺人の実行犯、共犯者のいずれかなのだろう。
第3話では阿南検事がこのブルーのカラビナをつけた男性に電話をしている。本部係である阿南が敬語を使っていることから、検察の上層部、もしくは権力者だろう。
ブルーのカラビナ男性が事件の隠蔽を支持している黒幕だと考えられる。
遠藤力郎が逮捕されたのがクリスマスイブというのも原作漫画になかった。父・春生が殺されたのもクリスマスイブなので今後関連性が明らかになっていきそう。
遠藤力郎が東賀山事件について犯人しか知り得ない情報を言った…というのが逮捕の決め手になったようだが、おそらく誰かにその情報を自白しろと脅迫されたのだろう。
染田は取調室の外にいる友哉を見て手紙の偽造の自白を始めた。2人の関係にも注目だ。
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ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』感想・原作と比較
キャストも演出も良かった。広瀬すずさんの心麦もハマり役だったが、リリー・フランキーさんの春生は雰囲気完コピレベルだと感じた。松山ケンイチさんは原作の松風っぽくはないけど、言動に嫌味があって納得感がある。
また美しいクジャクをしっかりビジュアル化して見せることでコンセプトが明確になっていたのが素晴らしいと感じた。
『クジャクのダンス、誰が見た?』は、誰も見ていない事柄(ダンス)は存在しているのか?という問いかけだ。
ストーリーに照らし合わせると、クジャクのダンスは真実の比喩にも、悪事についての比喩にもなり得る。1話で心麦が「踊っていた真実からは逃れられない」とハッキリ言っているので、ダンスを踊っているクジャク=悪事をなした犯人を指していることがより明確でわかりやすくなっていると感じた。
コーヒーまみれのプリンを、冤罪で吊し上げられた人物に喩える演出も面白かった(原作にはない)。
ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』キャスト
山下心麦(やました こむぎ)|cast 広瀬すず
松風義輝(まつかぜ よしてる)|cast 松山ケンイチ
山下春生(やました はるお)|cast リリー・フランキー
遠藤友哉(えんどう ともや)|cast 成田凌
神井孝(かみい たかし)|cast 磯村勇斗
波佐見幸信(はさみ ゆきのぶ)|cast 森崎ウィン
染田進(そめだ すすむ)|cast 酒井敏也
阿南由紀(あなん ゆき)|cast 瀧内公美
遠藤力郎(えんどう りきろう)|cast 酒向芳
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