『海に眠るダイヤモンド』第6話「希望の種」。結婚ラッシュ!プラス出産!の怒涛の幸せ展開が続いた!
しかしラストでは衝撃のセリフが…現在、荒木鉄平がどこで何をしているか?いづみが玲央に衝撃の事実を語るのだった。
いづみの言葉から「鉄平が端島でどうなったのか!?」「記憶喪失説や死亡説」「破かれたノートの意味」「澤田の正体は賢将の息子?」を徹底考察!
『海に眠るダイヤモンド』6話あらすじネタバレ解説
ネタバレ1:鉄平の日記に種が…
2018年。
いづみ(本名 池ケ谷朝子/演-宮本信子)は会議でダメ出しをしまくる。秘書の澤田によると、いづみが会社を始めたのは東京に出てきてかららしい。
いづみが荒木鉄平のノートを手に入れたのは今年の春らしい。ページにコスモスの種が貼ってあった。
玲央(神木隆之介)はNo.10のノートのあるページが破れていることに気づく。玲央が植えたコスモスが芽を出した。
玲央は鉄平が今どこにいるか聞いた。いづみは「私も知らない」と言った(6話の不穏なラストシーン)。
ネタバレ2:リナが進平と結婚。屋上庭園
1963年。端島は正月のお祝いで賑わっていた。
リナ(池田エライザ)と進平(斎藤工)は結婚していた。しかしリナがヤクザに追われているため、戸籍を取ったり婚姻届を出してはいなかった。
リナが妊娠したため、2人は一平の部屋で暮らすことにする。
朝子は両親から「結婚しろ」と言われて百合子に相談。勝手な結婚に反対するため食堂の仕事をストライキする。
朝子は園芸部の活動を始めていた。そしてコンクリートの島と呼ばれる端島に緑をもたらそうと考え、鉄平(神木隆之介)、賢将(清水尋也)、百合子(土屋太鳳)と会議をする。
炭鉱長の辰雄の案で石炭灰を使って土を作り、春にはアパートの屋上に庭園を作ることに成功した(この事業が朝子の会社の起源になった)。
ネタバレ3:賢将と百合子が結婚、リナの出産
賢将は百合子に指輪でプロポーズ。百合子の被爆も受け入れると話した。百合子は私はカトリックだから離婚できないと言う。賢将はそれでもうなづく。2人は結婚式を挙げた。
その頃、リナは産気づき、男の子を産んだ。進平と一平が喜ぶ。
ネタバレ4:鉄平が朝子に告白!
賢将の結婚式の後、鉄平は朝子に好きだと告白。朝子はうなづき、「いつかお婿さんになる人と一緒に植えたい」と言ってコスモスの種を渡した(ノートに貼ってあった種)。
『海に眠るダイヤモンド』6話の考察&伏線まとめ
考察1:鉄平は記憶喪失?
坑内火災→記憶喪失→連れ去り
2018年パートの最後にいづみ(朝子)が「鉄平がどうなったか知らない…」と言っていた。1964年8月16日に起きた坑内火災で鉄平の身に何か起こった可能性がある。
玲央が鉄平の孫だとすると、炭鉱内の火災か事故で鉄平が死亡したと思われた→実は記憶喪失で全く別の場所で生きていて、結婚して子供を残したのかもしれない。
坑内火災や炭鉱内の事故だとすると、酸欠やガスによって脳に損傷が起こって記憶喪失になったのか…。
なんらかの事故の後、リナを追ってきたハヤブサ会のヤクザが、進平と勘違いして鉄平を連れて行ってしまったのか…とも推測。
悲しい過去があるパターン
記憶喪失ではないパターンだとすると、鉄平のせいで誰かが犠牲になってしまい、全てを忘れたくて端島を離れたなどの悲しい理由があるのかも。
端島に誇りを持っている鉄平は炭鉱を閉鎖させないためにある計画を実行→犠牲者が出て絶望して失踪したのか。
1965年に出て行ったのはリナと鉄平
1965年にリナが赤ちゃんを連れて出ていくことは第一話で確定しているが、このときに船を漕いでいたのは進平でなく鉄平だったのかもしれない。
鉄平が1964年の坑内火災で…というのは6話のミスリードで、実際はリナのヤクザトラブルに進平が巻き込まれて、鉄平がリナを連れて端島を出る→鉄平は本土でなんらかの事件に巻き込まれて記憶喪失、もしくは死亡…などの悲劇があったとも推測できる。
第7話で鉄平がリナと赤ちゃんを連れて出て行った説が濃厚になってきた←
リナは人を殺して逃げてきた
第5話での小鉄の「金はいらない。命令は殺せ」との発言から、リナはヤクザのハヤブサ会から相当な恨みを持たれているとわかる。恐らくリナは誰かを殺して端島に逃げてきたのだろう。
考察2:海に眠るダイヤモンド=鉄平?
今度は鉄平が死亡していると仮定しての話。
タイトルの『海に眠るダイヤモンド』は、炭鉱内で火災の対策をして落盤などで死んでしまった鉄平のこととも考えられる。
6話ではリナが「石炭は植物の死骸で、その上でみんなが生きている(進平の受け売りの言葉)」と朝子や百合子に話した。
海に眠るダイヤモンド=石炭のことか…と考えていたが、みんなのために犠牲になって炭鉱の奥深くで死亡した鉄平こそが海に眠るダイヤモンドなのかもしれない。
鉄平が死んでいないとしても、いづみ(朝子)の視点で考えれば鉄平こそがダイヤモンドなのだろう。
そして鉄平のみならず、炭鉱で犠牲になった人たち全員=海に眠るダイヤモンドなのかもしれない。
いづみ(朝子)は「鉄平が何をしているか知らない…」と言ったが、それ自体が玲央のためについた嘘の可能性もある。ほぼ死んでいるとわかっていながら、かつて妻の死を受け入れられなかった進平のような心情なのだろうか。
玲央が鉄平にただ似ているから救ってあげたくなっただけで、玲央と鉄平になんの繋がりもない…このパターンも案外ありえるかも。
考察3:破かれたノートNo.10→DNA鑑定に使った
玲央は荒木鉄平ノートのNo.10が破かれているのを発見。
破いたのはいづみだろうか。何か知りたくなかった事実が書かれていたのかもしれない。
もしかするとノートに血が付着していて、鉄平と玲央に血縁関係があるかいづみが調べさせているのかも…とも思った。
あとはラストでいづみと玲央を怪しい目で見つめていた和馬(尾美としのり)がノートを読んで衝撃の事実を知り、破り捨てた…なとの可能性もある。
考察4:澤田の正体は賢将の息子!?
(※2024年12月4日追記)ネットでは澤田 (酒向芳)が賢将ではないかという考察で賑わってきた。澤田が玲央にすごく優しいのも気になるところ。身長も酒向芳さんが184cm、清水尋也さんが186cmで同じくらいだ。
ただ、澤田は50代〜60代にしか見えないので(酒向芳さんは66歳)、賢将本人ではないだろう。賢将と百合子の息子だとしたら年齢的には合致する。
澤田がいづみの秘書になったのはいづみの元夫が死んだ20年前よりあとのことなので、それまで澤田が何をしていたのか。賢将は何をしているのか?など分かっていない点も多い。
鉄平ノートの深掘り、1965年の赤ちゃんとリナの息子、6話の感動の演出についての考察は次のページへ↓↓
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