ドラマ『ライオンの隠れ家』の最終回11話まで全話のあらすじネタバレをまとめています(毎週更新)。
1話から4話のダイジェスト映像
『ライオンの隠れ家』全話ネタバレあらすじ
第1話 「ライオン」との出会い
舞台は山梨県。愛生(あおい/尾野真千子)は、愁人(しゅうと/佐藤大空)を連れて雨の中を走っていた。その後、2人は行方不明になったと報道される。
市役所で働く小森洸人(ひろと/柳楽優弥)は自閉スペクトラム症の弟・美路人(みちと/みっくん/坂東龍汰)と毎日変わらぬ日々を過ごしていた。持ち家に住んでおり、両親はすでに他界している。毎週決まった曜日に近所の吉見寅吉(でんでん)の店でご飯を食べる。
美路人はルーティンから外れるとパニックになる。そのため洸人は毎日同じ時間にプラネットイレブン(主に障害特性を抱える人たちが働くデザインの会社)に迎えに行く。
そんなある日、謎の男の子が洸人たちの家にやってくる。男の子はライオン(佐藤大空)と名乗った。ライオンのぬいぐるみと小さなノートとスマホを持っている。
スマホを見てみるとXという人物から、「あとはよろしく」とメッセージが入った。洸人は「誰ですか!?」と返信するが回答は来ない。
ライオンはマヨネーズが大好きだった。そのことから洸人は、もしかして昔家を出て行った義理の姉・愛生の息子では?と考える。さらに洸人はライオンの体にアザがあるのを見た。虐待のあとか?
美路人はライオンとの生活にパニックになるが、ライオンの図鑑をあげるなど次第に打ち解けていく。
第2話 事件に巻き込まれてる!?
ライオンが持っていたスマホにメールが入る。「ソフトクリーム広場に鐘がなる頃に来て」というものだった。
洸人は美路人にライオンと一緒に公園で待っているように言ってショッピングモールの広場へ。モールで市役所の同僚・牧村美央(まきむらみお/齋藤飛鳥)とバッタリ会う。
スマホに次は「最後の堤防に来い」とメッセージが入る。ソフトクリーム広場も最後の堤防も、洸人と義姉・愛生の思い出の場所だった。美央にそこへ送ってもらうが、誰も現れない。ライオンは姉の子供なのか。もしかして虐待していたのは姉なのか?
車に乗ってきた洸人の様子を遠くから眺める謎の人物・X(岡山天音)の姿があった。
警察から「美路人がバス内でパニックになっていた」と連絡が入り、洸人は急いで迎えに行く。ライオンがいなくなったらしい。
洸人はスマホに送られてきたブランコの写真を美路人に見せる。美路人は色彩を見分ける超人的な能力でどこの公園か突き止めた。2人は無事ライオンを見つける。
ライオンのことを警察に話せば、“虐待”から守れないかもしれない。洸人は親戚の子としてライオンを家に住ませることにする。
いっぽう、週刊誌記者の工藤楓(桜井ユキ)と部下の天音悠真(尾崎匠海)は議員の不倫ネタを追いつつ、山梨の愛生と愁人の行方不明事件、山梨のリニア計画に絡んでいるたちばな都市建設について調べていた。
第3話 動物園へGO!この子の親は?
美央はXと内通しており、ライオンや洸人の行動を監視していた。
洸人とライオン、そして美央は動物園に来ていた。美路人や他のデザイナーの展示会があったからだ。美路人は代役として急遽ライブペンティングを任されることになる。美路人は緊張してパニックを起こすが、ライオンがいつものゴーグルを渡し、ライブペインティングを大成功させた。洸人は美路人の成長におどろき、自分が彼の行動を制限していたかもしれないと思う。
洸人は義姉・愛生とその息子・愁人が行方不明だと知り、ライオン=愁人だと確信を強める。父親は橘祥吾(向井理)だ。
洸人に記者の工藤楓が接触してくる。楓は愛生が洸人の姉だと気づいた。
洸人は1度ライオンの父・祥吾と直接話してみようと考える。彼はキャバクラに通っていた。洸人は不信感を抱いたが、結局、話すことはできなかった。
第4話 誕生日は幸せな日
笛及川で遺体が発見され、ニュースで「行方不明の愛生の死体では?」と報道された。母が死んでしまったのでは?と思ったライオンはストレスで倒れて熱を出す。洸人は仕事を休んで病院へ連れていくが、ライオンの本名も年齢も知らない。
数日後、今日がライオンの誕生日だと知った洸人は寅吉の店に美央や貞本(岡崎体育)を呼んで誕生日会をした。ライオンの心を少しでも軽くしてあげたかったからだ。
夜、洸人はライオンに若い頃の愛生の写真を見せる。そして愛生と母が一緒に写っている写真を見つける。愛生が出ていったあと、結婚する前に洸人の母に会いに来ていたのだ。
いっぽう、記者の楓と天音は愛生らしき人物と新宿で会ったと情報提供を受ける。さらに川の近くで見つかったのは松脇奈美子という女性の遺体だと報道された。愛生は生きている。
第5話 母親に会いに行く
楓と天音は新宿で愛生を発見して写真を撮影。「行方不明の愛生は生きている!」との記事を出した。
警察も情報をつかんで愛生を探す。Xが愛生のところにやってきて、すぐに逃げるように言った。
その後、愛生が生きているという記事がメディアを騒がせると同時に、愛生が息子を虐待していた、殺した、などという意見が目立つようになる。
愛生は息子・愁人(ライオン)がどうしているか不安になり、Xから奪ったスマホで「会いたい。千葉マジカル遊園地で」とメッセージを送る。
洸人たちはライオンを連れてその場所へ。愛生を見つける。ライオンは愛生のもとへ走るが、なぜか美央がライオンを止めた。愛生は警察に連れていかれる。
第6話 姉の決意と真実
あらすじ:美央(齋藤飛鳥)がなぜ遊園地にいたのか、なぜライオン(佐藤大空)を抑え込んだのか……。洸人(柳楽優弥)は状況が飲み込めない中、傷ついたライオンと共に家に帰る。
翌朝、洸人は職場で美央に事情を聞こうとするが、そこに姿はなく、彼女のアパートを訪ねることに。しかしそこで「私からは、話せなくて」と拒絶されてしまう。
一方、警察に連行された愛生(尾野真千子)は、息子・愁人(=ライオン)を殺害したとほのめかす。そのニュースを知った洸人は明らかな嘘にますます混乱する。さらに、追い打ちをかけるように、ライオンのスマホに再びメッセージが届く。
翌日、指定された場所で洸人を待っていた人物とは…。
美央が起こした行動の理由、愛生とライオンのこれまでの驚愕の事実が明かされる――。©︎TBS公式
6話のネタバレ解説はコチラ↓
第7話 ライオンを守るための旅行
あらすじ:記者の楓(桜井ユキ)が突然、小森家にやって来た。楓は、愛生(尾野真千子)が殺したと供述している息子が本当はここにいるのではないかと洸人(柳楽優弥)を問い詰める。
その場はなんとかやり過ごした洸人だが、小森家やライオン(佐藤大空)の存在がメディアに知られるのは時間の問題と思われた。
一方、愛生が息子の愁人(=ライオン)を手にかけるはずがないと確信している祥吾(向井理)は、愁人の写真や身体的特徴をメディアに公開して情報提供を広く呼び掛けていた。
八方ふさがりの中、ライオンを守ることを最優先しようと考える洸人。美央(齋藤飛鳥)や貞本(岡崎体育)の力を借り、美路人(坂東龍汰)とライオンの3人で離れた場所に身を寄せる決心をする。
美路人たちには旅行と称して住み慣れた家から離れることを決めるが…。同じ頃、祥吾が小森家に向かっていて――。©︎TBS公式
第8話 姉の覚悟そして別れのとき
あらすじ:警察で愛生(尾野真千子)と面会した楓(桜井ユキ)は、洸人(柳楽優弥)からのメッセージを伝え、釈放後どうしたいかを彼女に聞く。
釈放当日、愛生は再び柚留木(岡山天音)の力を借りて、息子のライオン(佐藤大空)と洸人、美路人(坂東龍汰)が待つ佐渡島へ向かうことに。
佐渡島に到着した愛生を迎えた洸人は、久しぶりの姉とどうやって接していいのかわからず困惑する。しかし愛生はお構いなしに、自分のペースに洸人たちを巻き込む。そしてライオンとの再会を心から喜ぶ。
その夜、洸人は愛生を呼び止め、最愛の息子・愁人を洸人と美路人に託した思いや祥吾のDVのことなどをすべて聞く。洸人もまた長年積もった思いのたけを初めて姉にぶつける——。
その頃、記者の天音(尾崎匠海)がたちばな都市建設と亀ヶ谷議員に関する気になる情報を入手していた…。©︎TBS公式
第9話 ライオンを助けたい
あらすじ:愛生(尾野真千子)とライオン(佐藤大空)が、ペンションから連れ去られた。
洸人(柳楽優弥)から2人がいなくなったと連絡を受けた柚留木(岡山天音)は、新潟側のフェリー乗り場で愛生たちが下りてくるのを待ち構えるが、そこに現れたのは祥吾(向井理)の息がかった樺島(後藤剛範)であった。一方洸人は、ライオンが別れも告げずいなくなったことに困惑する美路人(坂東龍汰)に、どうやってペンションから今すぐ出ようと説得するか、考えを巡らせる。
そして、ライオンが忘れていったぬいぐるみを手に「これを一緒に届けに行こう!」と提案。2人で佐渡島を出て、愛生とライオンを救いに橘家へ向かうことに決める。しかし、そこに愛生とライオンの姿はなかった。
居場所が分からないまま、小森家に戻るしかない洸人と美路人。このまま元の2人の生活に戻ってしまうのか、悶々とした感情を処理できずにいた。
その頃、愛生はある覚悟を決めて祥吾と会っていた――。©︎TBS公式
第10話 最大の嵐…愛の掛け違い
工藤楓(桜井ユキ)への暴行と亀ヶ谷議員(岩谷健司)の秘書殺害に関与した疑いで樺島(後藤剛範)が逮捕された。樺島と亀ヶ谷と関係を持っていた橘祥吾(向井理)は社長で義兄の春一(黒田大輔)からついに見切りをつけられる。居場所を失くし追い詰められた祥吾は、ライオン(佐藤大空)を連れてある場所へと向かう。
一方、船木(平井まさあき)がアートグループホームの新事業を立ち上げ、そのプレ体験に美路人(坂東龍汰)が参加することになった。美路人が自ら一泊のプレ体験を希望したという。
そんな美路人の挑戦に背中を押され、洸人(柳楽優弥)は祥吾からライオンを取り戻すべく行動に出る。柚留木(岡山天音)に連絡を取り、愛生(尾野真千子)とライオンがいる山梨に向かうのだが――。©︎TBS公式
10話のネタバレ解説はコチラ↓
最終回 第11話 僕たちの新しい始まり
あらすじ:洸人(柳楽優弥)がいなくなった。不安で落ち着かない美路人(坂東龍汰)はライオン(佐藤大空)と愛生(尾野真千子)と共に探し回るが、どこにも洸人の姿はなかった――。
自分のことが面倒くさくなった、嫌いになったから家を出て行ったのではないかと考える美路人を「一人になりたいこともある」となだめる愛生。
その頃、洸人は東京にいた。あてもなく歩くうち、子どもの頃からのさまざまな思い出が脳裏をよぎる。美路人に伝えたかった正直な気持ち・・・家族への想いが洸人を動かす。
凪のような毎日から、突然嵐に巻き込まれていった洸人と美路人の生活は、再び平穏に戻ったように思えたが・・・。彼らが見る、次の景色は――。©︎TBS公式
『ライオンの隠れ家』考察まとめ記事はこちら↓↓
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