『キャスター』2話ネタバレ考察/黒幕は会長?本当のラスボスは総理大臣!進藤や崎久保の目的は?

TBS日曜劇場『キャスター』2話

TBS日曜劇場『キャスター』2話を鑑賞!

スポーツ賭博疑惑で真実を見抜く過程が面白かったし、最後にまさかの黒幕が登場してストーリーが一気に盛り上がってきた。

  • 2話のネタバレ、結末の解説
  • 黒幕は国定会長!?羽生との関わり
  • なぜ自衛隊輸送機墜落事故の真実が隠蔽されたのか
  • 華の姉の死と進藤の関わり

これらを徹底考察していきます!

全話のネタバレと全体の考察はコチラ

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『キャスター』2話のあらすじネタバレ

国際バレーボール大会が行われ、その裏ではオンラインカジノによるスポーツ賭博が横行していた。

本橋はALLANという人物が運営する予想サイトで日本代表の試合の的中率が80%を超えているとギャンブル好きの尾野に教えた。次の日本 VS アルゼンチン戦は日本が負けるという大穴が予想されている。尾野は進藤にそそのかされて日本が負けるほうにベットする。

あるスポーツバーでスポーツ賭博が行われているとしてガサ入れが入り、客として店にいたバレーボールの日本代表・名和渉や、ニュースゲートのアナウンサー・小池が警察に任意同行された

国際バレーボール大会にはJBN局が主催していたが、イーストリーム社の社長・仁科(宮川一朗太)が賭博を理由にスポンサーを降りると言い出す。

進藤は名和選手の潔白を証明すると宣言した。

進藤の提案で番組の冒頭で小池アナが釈明することになる。小池は友達と店にいただけで奥の賭博ルームには入っていないし存在も知らなかったと説明。

しかし進藤と華は事前に名和に取材し、彼が何か隠しているようなVTRを挿入した。小池は、実は名和と付き合っていてあの店で「ヨーロッパリーグに移籍したら一緒に海を渡ろうと」プロポーズされた…と真実を話した。

名和と小池の疑惑は晴れるが、進藤は名和の携帯が警察から返却されないことに違和感を抱いた。

日本 VS アルゼンチン戦になり、なんと大方の予想を覆して日本が負けてしまう。

進藤はニュースゲートで名和の口座とブックメーカーとの間に金銭のやり取りがあったことを公表する。そしてALLANに向けて、名和の疑惑を晴らしたいなら番組に名乗り出て八百長をやっていないと証明しろと言う。名和は日本代表から外された。

次の番組でALLANから電話が入った。ALLANは「名和は賭けに関わっておらず、自分は名和の足首の怪我の状態を見て試合を予想していた」と話す。進藤は、そんなことができるのはALLANの正体が名和の専属トレーナー・今井だからだ!と正体を見破った。

今井は空港にいて国外逃亡しようとしていた。しかし進藤はあらかじめ警察を呼んでおり、今井は拘束される。

今井は名和(空港に来ていた)に、お前のスマホから口座を操作して賭博をしていたがお前は気づかなかったと謝罪する。名和は高校の頃からの親友で怪我で選手生命を絶たれた今井に、ずっと待っていると言った。

名和のヨーロッパリーグの移籍が決まったが、小池アナはしばらく日本に残ることになった。
尾野はALLANの予想に賭けることに失敗しており、落胆する。

そんな中、羽生官房長官が脳溢血で死亡したとニュースが流れる。羽生の後ろ盾がなくなり、グレーなロビー活動をしていた尾崎は国際バレーボール大会の理事をクビにされた。

進藤は自宅でその新聞を破り、父・哲の遺影を眺めていた。

JBNの国定会長(高橋英樹)は、あいつ(羽生)は秘密を墓場まで持っていって死んでくれたと笑う。国定は自衛隊の輸送機墜落事故の切り抜きを眺めていた

華は幼い頃に姉・サラの葬式に進藤が来て母に怒鳴られていたことを思い出しながら外にいる進藤を見つめていた。

進藤は外から国定会長がいるビルの最上階を見つめている

『キャスター』2話の考察まとめ

黒幕は国定会長!?羽生との関わり

国定会長は進藤の父・哲の死亡と関連する自衛隊輸送機墜落事故の記事の古い切り抜きを持っていた。さらに羽生官房長官の死亡を聞いて「秘密を墓場まで持っていってくれる」と笑っていたので、過去になんらかの罪を犯していることは確実。

進藤の狙いはニュースゲートの改革ではなく、トップに立つ国定会長の過去の罪を暴くことなのだろう。

結論からいうと、国定と羽生は自衛隊機墜落事故に関して真実を隠蔽することでのし上がったのだと考えられる。

国定がなぜ進藤をニュースゲートのキャスターに引き抜いたかは引っかかる。松原→進藤(父・哲の名字は松原)に名字が変わっていることに気づいていないのかもしれない。

もしくは国定は、進藤にやりたい放題させてグレーな取材の証拠をつかみ、破滅させるつもりかも。

進藤は1話で羽生からの官房機密費を受け取っていたことが明らかになったが、のちのち国定がこの情報を知って進藤を陥れようとし、逆に進藤が「闇を暴くために受け取ったフリをしただけだ」とやり返す展開がありそう。

なぜ自衛隊輸送機墜落事故の真実が隠蔽されたのか?

自衛隊輸送機墜落事故の原因はパイロットが高度を間違えたことにされているが、真実は他にあるのだろう。

1番ありそうなのが、他国の飛行機の領空侵犯などの原因。公表してしまうと国家間の大きな問題に発展してしまう。もしくは自衛隊の訓練用ミサイルが当たってしまったとか?

なんとなく1985年に起きた日本航空123便墜落事故を想起してしまう。同事故の公式な見解では機体後部圧力隔壁の修理ミスによる破損となっている。しかし日本航空123便墜落事故でも陰謀論含めたくさんの説が飛び交っていて、真実は別にあると考えている人も多い印象。

『キャスター』は2話では大谷翔平のスポーツ賭博疑惑っぽいネタ(某通訳を専属トレーナーの設定に変更)をやるなど現実をモチーフにした話を取り込まれていた。(あとはオンラインカジノの規制の件や某卓球選手の件なども取り入れているのかな)。

第3話ではSTAP細胞のモチーフ事件が取り入れられるようだ。現実に即したテーマを扱っているので、最終的には日本航空123便墜落事故をモチーフにした事件(死者数や規模は全然違うけど)の真相究明が果たされるのかもしれない。

本当の黒幕は総理大臣では?

第2話で黒幕が国定会長だ!と思わせておいて、本当のラスボスは総理大臣の可能性もあると思った。

1話で進藤が羽生の罪を公表しなかったのは、その裏にいるさらなる権力を持った存在の罪を暴きたいからかもしれない。羽生の上にいるのは総理大臣だ。

国定会長がラスボスでも全然面白いと思うけど、3話か4話あたりで総理大臣とかも出てきそう。キャスト誰だろ?

華の姉の死は関わってくるか

崎久保華の回想から、姉のサラは幼い頃に死亡しており、進藤が取材していた事件が関わっているようだ。華の母親っぽい女性が、あなたのせいでサラは死んだと進藤に言っていた。

進藤の報道のせいでサラが死んでしまった可能性がある

具体的には、進藤の報道が事実と異なっていたため警察の捜査などが撹乱され、犯人逮捕が遅くなってサラが犠牲になってしまった。

もしくはサラが誘拐されていたなどで、進藤の報道が犯人を刺激してサラが殺されてしまったなどの理由があるのではないか(情報が少ないので予想にはなるが)。

華は進藤が1話で少年の死の真相に羽生が関わっている件を隠蔽しようとしたにも関わらず現在は怒りを抑えている。よくある純粋ヒロインキャラの「進藤の悪事を告発してやる!」的な青臭さはない。意外と冷静にもっと大きな目的を見据えているのだろう。

また華の姉の死が自衛隊の輸送機墜落事故に直接的に関わっているかは不明だが、間接的に繋がっているパターンはありそうだ。

その他の細かい伏線

進藤が番組で語った「みんなやってないって言うんですよ。殺人でもね」。
華が本橋に話した「人生っていきなり転機がおとずれるんだよね」。

2人の言葉はその場面以外のことを想像しながら語られたダブルミーニングのセリフになっている。進藤のセリフは、おそらく過去の事件か父に関することを思いながら。
華の言葉は、進藤がキャスターに就任するから報道への移動を決意したことを指している。

ダブルミーニングのセリフが『キャスター』の大きな特徴でありポイントだと思った。

進藤はイーストリーム社の外で張り込んでいた刑事と接触した。刑事たちは仁科社長がスポーツ賭博を運営している疑惑(賭博場開帳図利)で捜査していた。

賭博を運営していた仁科が名和の疑惑でスポンサーを降りた理由は、自分が取り調べを受けたくなかっただろう。

警察は仁科が運営する賭博を利用した疑惑のある名和をマークしていて、スポーツ賭博をしているバーに入ったからガサ入れして任意同行させたという経緯なのだろう。スポーツバーの賭博に仁科が関わっている可能性もあるが、そのあたりははっきりしていない。

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