
『VIVANT』15話考察:野崎の真の目的は?
「天網恢恢疎にして漏らさず」の本当の意味
チンギスが野崎から受け取り乃木に渡したメモ。「天網恢恢疎にして漏らさず(てんもうかいかいそにしてもらさず)」。
悪いことをすれば必ず天罰が下り、逃げることはできないという意味。老子73章に書かれた文章です。
天網は中国の監視カメラ網、天網工程のこと。英訳するとスカイネット。
天網工程はAI顔認証で1秒あれば国民を照合できるといわれ、2017年時点で1億7000万台のカメラが接続されていたようです。怖っ。超監視社会。
新疆ウイグル自治区での運用が国際問題にもなっています。
「疎にして漏らさず」の意味は何でしょう?
今回の公安の監視カメラのヒントがあると思います。
シンシーの監視カメラ網が、何か世界を変えるような決定的な瞬間を捉えていたとか。
もしくは、公安や別班を監視して思わぬ裏切り者を特定。例えば野崎は別班内部の裏切り者に気づいているのか。
野崎は最高司令官の櫻井が女性だと知っているようですが、それもシンシーの天網の情報から得たのかもしれません。
メタ考察としても、このまま第3組織シンシーと別班が戦う物語だと、ただのスパイドラマになってしまう。櫻井と戦う展開とかありそうだけど。。。
老子73章での天網恢恢…の冒頭は「勇於敢則殺、勇於不敢則活」。「敢えて行動する者は殺され、敢えて行動しない者は生きる」。という意味、潜入捜査への戒めとして読むと、野崎が何か動いてピンチになる展開がありそう。
π(パイ)の世界の意味
野崎はチンギスに「俺は諜報員だ」と言っていました。チンギスは驚かなかったので、諜報員とは=公安というだけの意味なのか。
もしくは、野崎は他の組織の諜報員でもあるのか。
ここでπの世界が繋がってきます。πとはずっと割り切れない円周率。
つまり、野崎は二重、三重どころか5重、6重のスパイなのでは?いろんな組織を股にかけて、その都度、彼が思う正義が執行できる場所で活動しているとか。
πの世界がポリグラフを突破する鍵にもなりそう。野崎の目的は1つじゃない。最大の目的がリュウ・ミンシュエンの復讐だとしたら、「公安を守るためにここへ来た?」とか言われる質問もクリアできそう。最終的には日本を捨てても復讐を果たしたいかもしれないし。
ちなみに野崎が同じレストランに3回入ったのは、別班員に撮影させるつもりだったのだろう。
1億2600万円が送金された理由
1億2600万は、日本の総人口・1億2614万6千人と近い数字です。
つまり、野崎は「俺は日本を裏切っていない」というメッセージを東条と、東条を監視している乃木に送ったのだと思われます。
わざわざ東条に振り込んだのも、ブルーウォーカー太田に追跡させてシンシーのアジトを掴むためでしょう。
第一シーズンの誤送金事件の金額とも絡んでるのかと考えましたが、誤送金の金額は1億ドル=140億円、と説明されていたので、関係があるかは微妙なところ。
リュウ・ミンシュエンの正体
リュウ・ミンシュエンはかつての野崎のエージェントだったが、捜査にのめり込みすぎて殺されてしまった人物。
野崎がシンシーに潜入するきっかけがリュウ・ミンシュエンだとするなら、リュウがシンシーと公安のダブルスパイだった可能性が高い。
リュウは野崎にシンシーが公安を監視していることを教えた。その後で何らかの事情で殺されてしまったのかもしれません。
佐野の口から語られたのはリュウとチョウ・ケイシ。チョウも二重スパイかもしれませんね。16話でどんな情報が飛び出すのか。
巷では、ジャミーンはもともと孤児で、ハン・ミンシンとリュウ・ミンシュエンの娘という説も出てますけど…。
リュウが野崎の恋人だったという線もなくもないかも。
あとは、野崎がリュウをスパイだと勘違いして殺してしまったとか。だから野崎はリュウのことを唯一の失敗と言っているのかもしれません。
その他の伏線
ハン・リンシンが野崎に書かせていたのは、野崎の北京大使館時代の報告書。ハンもリュウ・ミンシュエンのことを調べているのかもしれません。やはりこの2人、何か関係があるのか?
櫻井が佐野に「あなたが善人であることは分かっている」と言いましたけど、なぜわかっているのか?ハヤトの映像解析で?
もしくは、櫻井は実は表の顔で佐野と繋がりがあるとか。櫻井が佐野の妻だったりして。櫻井は長野の妻説もあるけど。
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