2024/12/11放送の『全領域異常解決室』第9話 「神々の戦い最終局面!神の命の危機に現る救世主」のあらすじをネタバレありで解説。
エピソード9でヒルコと寿正の正体がついに判明。
さらに終盤はヒルコの計画で日本全体が最悪の事態に陥る…。とことんやる気だことのドラマ。ヒルコの正体や興玉の「私がヒルコ」発言、最終回10話の展開を徹底考察していく。
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『全領域異常解決室』9話:ヒルコと寿正の正体がついに判明!
ネタバレ1:興玉(藤原竜也)が神器で刺されて大ピンチ!
興玉雅(藤原竜也)こそが天石戸別神(アメノイワトノワケノカミ)だと知った宇喜之局長(小日向文世)は、全決のアジトで興玉に襲いかかる。
神器である天之加久矢(あめのかくや)の矢じりで興玉の背中を刺した。血が止まらない。4カ月前に小夢を攻撃したのと同じ神器だった。
宇喜之の正体はヒルコ…ではなく、彼は首に貼られた呪符によってヒルコに操られているだけだった。ヒルコは呪符を貼った人間を操る能力を持っているのだ。しかし乗っ取った人間を使って事戸渡し(神の記憶を消去)まではできないようだ。
そこへ豊玉妃花(福本莉子)や芹田正彦(迫田孝也)たちがやってきた。
宇喜之の姿を借りたヒルコは興玉に「死んで逃れようとしたら雨野小夢(広瀬アリス)を殺す」と言って首の呪符をはがす(興玉が死ねば天石戸別神を消滅させて神を全員黄泉送りにするヒルコの計画を阻止できる。興玉は一旦死んでも転生するだけ。)。
宇喜之の意識が戻り、自分が操られていたと悟って唖然とする。
ネタバレ2:スサノオに助けを求める!
小夢と芹田は血が止まらなくなって倒れている興玉を助けるためにスサノオ(建速須佐之男命/タケハヤスサノオノミコト)を探す。スサノオにも治癒能力があるのだ。
今世のスサノオは父親から虐待されている少年・佐野速男だった。小夢は速男(スサノオ)を全決に連れてくる。
速男は興玉の傷を治した。起き上がった興玉は全決のメンバーに「自分の正体は天石戸別神だ」と告げる。
小夢は虐待されている速男を放っておけず何とかしたいと主張するが、神を助けるために人間の生活に介入することはできない決まりのために止められる。
興玉は直毘吉道(柿澤勇人)の髪の毛を採取し、それを「ことぬまひとし」という人物に渡す。ことぬまの正体は一言主神(ヒトコトヌシノカミ)で、変身する能力を持っていた。
興玉はことぬまを直毘に変身させて荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)に接触させた。
そして荒波から、佃未世が全決にいると情報を流したのがテミスホールディングスの寿正(ことぶきただし/野間口徹)だと聞き出す。
しかし荒波は直毘が偽物だと見破った。興玉は荒波に全決や神について真実を話す。
ネタバレ3:興玉 VS 寿正、彼がヒルコなのか!?
興玉と豊玉と芹田は寿正に直接会いに行く。
芹田は毒を持って隠れて見守り、いざというときは興玉=天石戸別神を殺してヒルコの計画を阻止するつもりだった。
やってきて寿正は「私が頂点に立つヒルコだ…」と語り始める。
全決のアジトではコビー(村主虎飛矢/名村辰)にヒルコの呪符が貼られていた。コビーにヒルコが乗り移っていた。ヒルコの意識は呪符を貼られた者に強制的に移動するのだ。
興玉の姿に変身した一言主神がコビーのそばにいる。
興玉は、仮に寿がヒルコだとしたら興玉が別々の場所に2人存在する様子に驚くはずだと考え、彼が本物のヒルコではないと見破った。
武装した寿の手下たちが現れ、興玉、豊玉、芹田は捕まってしまう。寿正は「新たな神々を招集し、選別を行う」と言った。
小夢は助けを求めるために警察へ。すると二宮がいて「速男少年が父親から暴力を振るわれて重体だと」聞かされる。
二宮は「だから新たな神が必要なんだ…」とつぶやいた。それから「お前は新しい神になる資格がある」と言って小夢の首に呪符を貼った。小夢は操られ、二宮と一緒にどこかへ歩いていく。
寿は国民のスマホに特殊な電波を流し、人々を次々に自殺させていく。警察の人間たちも次々に拳銃自殺した。
9話考察:ヒルコ正体は二宮!?興玉の謎発言!
ヒルコの能力から正体を推測!
二宮のの子(成海璃子)=ヒルコなのか…。ヒルコが操れる意識が自分プラス1人までなら二宮で確定だ(小夢を操っている時点で)。
ただ、ヒルコが複数の意識を操ることができるなら話は別で、二宮も呪符で操られているだけの可能性がある。
宇喜之を操っていたヒルコは興玉に「お前が死んだら雨野小夢を殺す」と言っていた。これは宇喜之が興玉に襲いかかっていたときに、小夢が警察で二宮と一緒にいたから殺そうと思えば殺せるという意味だったと判明する。
以前のエピソードで興玉は二宮について「純然たる正義感が見える」と言っていた。本物のヒルコだとすれば、正義の心によって神の総入れ替えを行おうとしている事になる。(ただ、興玉が見たときは二宮がヒルコに操られていなかっただけども考えられる)。
ヒルコの真の正体は最終回第10話で判明するのだろう。
豊玉や芹田がヒルコだった…とかいう展開は流石になさそうだし、もう主要人物でヒルコでした!となる可能性があるのは、荒波か直毘くらいしか残っていない。
ただ荒波が小学校の頃に好きだった幼馴染の大月を殺すとも思えない。
興玉(藤原竜也)「私がヒルコです」発言、最終回の内容
最終回10話の予告で興玉(藤原竜也)が「私がヒルコです」と言っていた。
これはおそらく興玉が呪符によってヒルコに乗っ取られたということなのだろう。
興玉は人間嫌いだが、小夢に手をかけたりすることはないはずだ(実はアメノウズメノミコトが好きなようだし)。
それに興玉がヒルコなら、寿正が興玉(と小夢の会話)を監視する理由もない。
記憶喪失の小夢を使って神や人間が生かすに値するか審査していた…そんな展開も考えられるが、さすがにそこまではなさそうだ。とにかく最終回第10話が楽しみ。
ヒルコはAIと融合した神
ヒルコは実体としては存在せず、SNSの悪意の集合体だった!もしくはヒルコはAIと融合した神だったという展開がありそう。SNSによる悪意の拡散という今作のテーマにも重なる。
登場人物がみんな神だという超常現象ドラマだと考えると、AIと融合した神というトンデモ展開もありえる気がする。
ヒルコの正体深掘り考察については下記記事へ↓↓
ヒルコとスサノオの関係
ヒルコとスサノオの関係についてはコチラの記事へ↓↓
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