『全領域異常解決室』考察7話ネタバレ小夢(広瀬アリス)記憶喪失の理由,ヒルコと石田ひかり神の関係,寿正とは？

『全領域異常解決室』7話のあらすじとネタバレ、そしてヒルコと繋がりが強い新キャラ・寿正（ことぶきただし/野間口徹）や佃未世（つくだみよ/石田ひかり）について徹底考察＆解説をしていく。

最新第8話の解説と考察はコチラ↓

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4カ月前の出来事。

料理研究家の大月比呂佳（おおつきひろか/田山由起）は全領域異常解決室によく立ち寄って料理を振る舞ってくれる仲間だった。彼女の正体は大宜津比売神（オオゲツヒメノカミ）で食をつかさどる神だ。

大月は興玉雅（藤原竜也）に大葉で包んだおにぎりを振る舞う。

しかし大月は神隠しで消されてしまった。ヒルコの犯行声明もあった。事戸渡し（記憶消去）のあとに殺されてしまったことで、転生することもない。

神の仲間を失ったことで全決のメンバーは悲しみに暮れる。全決の室長・雨野小夢（広瀬アリス）は打倒ヒルコを決意した。

小夢と興玉は同じく神である刀田風真（とうだふうま）が経営する会社のビルへ行き、彼を“呼び出しの鈴”で呼ぶ（特定の神を呼び出す能力）。そしてヒルコのことを忠告した。

小夢は「ヒルコは人間ではないか？」と推測。

興玉は小夢に「今世でも猿田彦（芹田さん）と結婚するのか？」とたずねた。小夢は「まだわからない」と笑う。

小夢は、興玉と豊玉が平安時代に付き合っていたことを話題に出す。興玉は「自分がフラレました」と苦笑いする。

人間でも小夢たちの会話をテミスHDのCEO・寿正（ことぶきただし）という男性が車内で盗聴して聞いている。寿は小夢の正体が神＝天之鈿女命（アメノウズメノミコト）だと気づいた。

小夢は刀田風真からヒルコの犯行声明を見せられる。芹田に天誅を下したという内容だった。小夢は刀田の車に乗り込む。しかし、その人物は刀田になりすました偽物で、小夢を誘拐した。

その後、興玉や芹田は倒れている小夢を発見。お腹から血がとめどなく出ていた。神の力が宿った神器による攻撃だった。豊玉が水分を操る能力で出血の量を少なくする。

宇喜之局長はスナックの経営者・佃未世（つくだみよ/石田ひかり）を呼ぶ。彼女の正体は月読命（ツクヨミノミコト）という神だった。

未世は月明かりの下で小夢の時間を戻し、傷を癒す。しかし小夢はすでに事戸渡し（神による記憶消去）を受けていた。

翌朝、小夢は自分の部屋で目覚めるが、神や全決についての記憶を失っていた。

興玉は小夢の記憶を復活させるため、警視庁音楽隊から全決に異動させてみようと提案。宇喜之局長が直毘に異動を依頼した。

記憶を失った小夢が興玉のところへやってくる。興玉は瞳をうるませていた。

『全領域異常解決室』第7話終わり

表向きはヒルコに関する世論調査をしているテミスホールディングス。そのCEOの寿正（ことぶきただし/野間口徹）はヒルコの関係者、もしくはヒルコの正体では？と考えられる内容だった。

寿正は小夢と興玉を含め日本人の膨大な会話データをAI技術でチェックし、「全決」「事戸渡し」などのキーワードから誰が神なのかを特定していた。

そして寿正は7話の最後で月読命（ツクヨミノミコト）である未世（石田ひかり）に「人魚を生き返らせろ」と依頼している。寿正自身は神でなく人間であり、人魚の肉で不老不死を得たいのか？もしくはヒルコから命令を伝えているだけなのか？まだはっきりしない。

ただ、未世のように神でありながらヒルコ側についてしまっている者もいる。寿正はヒルコの目的が神の総入れ替えだと言っているが、果たしてどんな手段を取ってくるのか。小夢を傷つけた神器（神の力が宿った武器）の存在も明らかになったし、神々のバトルは8話以降でさらに激化しそうだ。

7話の序盤の4ヶ月前に大月比呂佳が興玉におにぎりを作ってあげるシーンで、彼女が身につけているペンダント（ネックレス）がアップで強調されていた。透明な円形の中に蛇みたいな細長い何かが入っている。

このペンダントはもしかしたら神器なのかもしれない。わざわざアップで見せたということは、今後ヒルコと戦う切り札になる可能性もある。

大月比呂佳が神隠しにあったあと、荒波刑事が髪と衣服と血しかない現場を見て「本当に大月比呂佳なのか？」と言っていたのが少し気になる。幼馴染だからショックだったのか。もしくは彼女が神だと知っていたのか。

大月のペンダントは今は警察が証拠品として保管しているはずだ。そろそろ荒波刑事が本格的にストーリーに絡んでくるのではないか！？

ヒルコの正体考察↓

各話のあらすじ解説↓