かつて炭鉱として栄え、現在は廃墟となっている1955年の軍艦島と、2018年の東京を舞台にしためちゃくちゃ完成度の高いドラマ。
『アンナチュラル』や映画『ラストマイル』で人気の野木亜紀子さん脚本。登場人物たちの繊細な演技や当時の軍艦島の再現に心が熱くなり、大きな謎も残されていて1話から超面白かった。
記事では老婦人・いづみの正体や赤ちゃんの親、繊細な演出について様々な角度から徹底考察していく。
『海に眠るダイヤモンド』第1話あらすじ
冒頭:リナ(池田エライザ)が男性が漕ぐ小舟に乗り、赤ちゃんを抱いて端島(軍艦島)を脱出していた。
1955年
長崎大学を卒業して端島(軍艦島)に戻ってきた鉄平(神木隆之介)、そして幼馴染の賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)。鉄平は大学を卒業したにもかかわらず端島の職員として働くと言って父・一平(國村隼)に殴られる。
そんな中、リナ(池田エライザ)という女性が端島にやってきた。彼女は職員だけが利用できる飲み屋で働くが、取引先の社長に腕を握られて酒をぶっかけてクビになった。リナは島を出ようとするが…。
2018年
ホストの玲央(神木隆之介)はある日突然、老婦人・いづみ(宮本信子)から私と結婚しない?とプロポーズされる。いづみは玲央の店で大金を使い、翌日かれを長崎に連れて行ってちゃんぽんを食べさせる。そして船で軍艦島まで行った。
『海に眠るダイヤモンド』1話のネタバレ考察:いづみの正体や赤ちゃんの謎
野木亜紀子さん脚本なので、ストーリーの大枠は数十年の時を超えたヒューマンドラマで、いづみの正体や、オープニングでリナが小舟で逃がしていた赤ちゃんが誰なのか?誰の子なのか?という部分が最終回あたりまで謎としてひっぱられると予想。
第1話ではいづみの正体が3人のヒロインのうち誰なのかまだ確定できない。
百合子(土屋太鳳)土屋太鳳がネックレスを右手で触るくせがあり、いづみ(宮本信子)は左手で触る。
いづみは右手でちゃんぽんを食べ、リナは左手でちゃんぽんを食べていた。とすると、リナ=いづみ説は真っ先に否定されることになる(演じる池田エライザさん自身が左利きのようなので利き手云々に関しては制作側が意図していない可能性もあるがそんな見逃しをしそうにない)。
ただし、今後のストーリーでリナが左手を怪我した…などがあれば、いづみ=リナもあり得るだろう。ちなみに1955年はバック・トゥ・ザ・フューチャーで主人公がタイムスリップした年代でもあるので、ワンチャンタイムトラベルものの可能性もある(笑)。
キクラゲの伏線や赤ちゃんの謎についての考察は次のページで↓↓
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