
Netflix日本ドラマ『ソウルメイト』(そうるめいと/Soul mate)を鑑賞。
ベルリン、ソウル、東京を舞台に、孤独な2人の青年が魂を通わせる10年の軌跡を描くヒューマンドラマ!
- 最終回まで全8話のあらすじネタバレ・ラスト結末解説
- 最終話のラストシーン、その後を徹底考察!
- 2人の関係性は?
- ヨハンが描いた物語の本当の意味
- 最終回まで視聴した正直なレビュー!
これらを解説していきます!
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ドラマ『ソウルメイト』最終回まで全話ネタバレあらすじ解説
1話「運命の力学」ネタバレ
鳴滝琉(磯村勇斗)は清櫻大学のアイスホッケー部のレギュラーだった。
ある日、琉は親友で同じアイスホッケー部の及川新(水上恒司)から、「ずっと琉のこと気になってた。好きなんだよね。お前のこと」と告白された。琉は自分の気持ちに向き合うことができず、何も答えられなかった。
その告白の様子を後輩が目撃しており、新がゲイだと部員全員にバレる。琉と新の仲もギクシャクした。試合の日、琉は監督の早川健一(安田顕)から「新が飛び降りて病院に運ばれた」と連絡を受ける。琉は試合に出ず、その場から逃げた。
後日、琉はベルリンに来ていた。幼馴染でファッションの大学に通う東雲澄子(橋本愛)のアパートに住まわせてもらった。
琉は新を追い込んだ罪の意識で押し潰されそうになり、ある日教会に入って懺悔室で「俺はあいつの気持ちを見捨てた。好きが怖くなった」と告白。懺悔室の隣にはファン・ヨハン(オク・テギョン)が入っていた。
叫び声と何かが割れる音を聞いた琉は懺悔室から出てくる。火がつけられており、教会内が燃えていた。琉は新への罪の意識から、椅子に横たわって死のうとする。しかしヨハンに助けられた。
目覚めると琉は病院にいた。
琉は澄子に「新のことでベルリンに逃げてきた」と話す。
琉は警察署で取り調べを受けているヨハンを見つける。警察はヨハンが容疑者だと考えているようだった。
琉はヨハンに助けてくれた礼を言う。しかしヨハンは冷たい態度だった。
2話「魂を守れるか?」ネタバレ
ヨハンは教会に火炎瓶を投げた青年を目撃したが、彼の孤独な目に自分の境遇を重ね、警察に話さなかった。その青年はのちに自首する。
澄子がファッションの刺激を受けるためにボクシングの試合を見に行くと言い、琉も連れていかれる。試合をしていたのはヨハンだった。ヨハンの妹ファン・スアが琉たちの隣で観戦していた。
ヨハンはプロモーターのシムから金を受け取って八百長をするつもりだった。相手からダウンを奪い試合を優勢に進めるが、わざと負けるためにタコ殴りにされるヨハン。
琉はヨハンを見て何かを感じ取り「俺と一緒でいいのかよ!逃げんなよヨハン!」と叫んだ。
ヨハンはダウンするが、琉の一言で踏みとどまって戦う。結果は判定で敗れた。
澄子が兄をバカにする客と場外乱闘をしそうになったので澄子があいだに割って入る。
試合後、ヨハンはシムから「すんなりノックアウトされればいいんだ」とブチ切れられる。
スアは澄子とすっかり仲良くなる。琉と試合後のヨハンも入れて4人でご飯を食べに行った。
スアはハイデルベルク大学の医学部に通っている。「両親がいないので兄がずっと稼いでくれた」と語る。ヨハンはすぐに酔い潰れた。
翌日、ヨハンは琉を連れてシムのところへ行き、八百長でもらった金を突き返す。シムは激怒してヨハンにつかみかかってくる。琉がシムを突き飛ばした。2人は逃げる。
ヨハンは笑う。そして琉を助けるときについた左手の火傷を見せ「これは自由のマークだ」と叫んだ。
ヨハンは韓国に帰ることになる。琉は列車を見送った。
3話「心の景色に映る人」ネタバレ
琉はヨハンの行動に勇気をもらい、日本へ帰国。寮のルームメイトの精一(古舘佑太郎)は、琉の顔を見て喜ぶ。
琉は新の病室へ行くが、まだ意識は戻らず面会謝絶だった。
琉はアイスホッケー部の監督・早川に退部届を出す。早川は「お前はスポーツ推薦だけど大学だけは辞めるな」と言った。
琉はヨハンにメール。ヨハンはボクサーを引退して兵役に行くことにしたと返信する。
琉と精一は大学の授業の一環で介護施設へ実習へ行く。職員の円(加藤千尋/セントチヒロ・チッチ)が、2人を厳しく指導する。
ある日、ヨハンが突然日本にやってくる。琉は漫画好きなヨハンを漫画喫茶へ連れて行った。
琉は実家の那須(栃木県)に帰る予定を立てていたのでヨハンも連れて行く。
琉の両親、鳴滝正(三浦友和)と七海(南果歩)がヨハンを温かく迎えた。
琉の家族はヨハンを連れて叔父の墓参りをする。叔父は琉が幼い頃に海が描きたいと言って九州に移住し、海で死んだ。
琉はヨハンを叔父が使っていたアトリエに連れて行く。ヨハンは叔父が描いた絵を見て感動した。
4話「砂上の2人」ネタバレ
ヨハンは琉の家族とBBQなどで盛り上がり、自分にはいなかった親の温かさを知る。
琉が東京へ帰ると、新が目を覚ましていた。琉は病院へ行き「守れなくてごめん」と謝る。新は「告白した時点で覚悟はしていた」と語る。
少し時は経ち、琉は就活をする時期に。ベルリンの大学を終えて日本に帰国した澄子が琉と精一の飲みに合流した。
精一が澄子に一目惚れして告白する。
それから1年後、琉は介護施設で働いていた。
ヨハンは兵役を終えるが、門の外で迎えてくれる人は誰もいない。
ヨハンが行きつけのバーで飲んでいると、数人の暴れる男性客がやってきて喧嘩になる。客たちは「バーのマスターがゲイだ」とバカにした。ヨハンは彼らをボコボコにする。プロモーターのシムがやってきて警察を呼んだ。
シムは八百長試合の暴露で協会から追放され、ヨハンを恨んでいた。そこで騒動を仕組んだのだった。
5話「生まれ変わる魂」ネタバレ
ヨハンは暴行で訴えられることはなく釈放された。しかし、元ボクサーが一般人に手を出したというニュースがネットを騒がせる。
ヨハンは自分が通っていたボクシングジムで働くつもりだった、しかしこの傷害事件が世間を賑わせたせいでジムに誹謗中傷の矛先が行き、恩師のカン・スンミン会長はジムをたたむ決断をする。
ヨハンのアパートも特定され、石を投げ込まれる。ヨハンは絶望した。
琉は韓国に行くがヨハンと連絡が取れず、妹のスアと彼を探す。ヨハンはかつて働いていた廃工場にいた。ヨハンは琉を見て逃げる。琉は追いかける。2人は転んで泥まみれになった。
琉がヨハンを抱きしめ「一緒に日本で暮らそう」と言った。
その後、ヨハンは日本へ飛び、琉のアパートで一緒に暮らし始める。
澄子は精一と付き合い、結婚して妊娠した。
しかし精一は、仕事で車を運転している最中にトラックにぶつかられて死亡。
6話「銀河鉄道」ネタバレ
精一の葬式が執り行われた。精一の母が澄子に「あなたの母親はこんな時にも来ない」と恨み節を口にする。
澄子は幼い頃に両親が離婚して母親と暮らしたが、今ではその母とは絶縁状態だった。
妊娠中に精一を失った澄子は絶望し、部屋に引きこもっていた。琉とヨハンがそんな彼女を心配してやってきて、故郷の那須に連れて帰る。
琉の母・七海が「ここで子供を産んでもいい」と澄子を励ました。
琉とヨハンは澄子に「俺たちと一緒に住まないか?」と言う。3人での暮らしが始まった。
やがて澄子は女の子を出産。精一が生前に考えていた叶宇(かなう)と名付けられた。
7話「愛ゆえに」ネタバレ
ヨハンは日本語能力検定に合格。語学学校で韓国語を教えながら、大学進学を目指す。
叶宇は澄子、琉、ヨハンが協力して3人で育てていた。澄子がファッション会社に復職したいというので、3人で保育園を選ぶ。
澄子が迎えに行けない日や叶宇が急に熱を出した日には、ヨハンが迎えに行った(琉は介護職で携帯を見れない)。
そんなある日、風邪で病院に行ったヨハンは手足の痺れがあると医者に相談。筋電図検査が行われた。
後日、ヨハンは医者から呼び出され「ALSもしくはSBMAという筋萎縮性の病気だ」と言われる。身体中の筋肉が次第に使えなくなり、やがて死に至る不治の病だ。
ヨハンは琉に病気のことを相談すれば彼の人生に迷惑をかけると考えて黙っていた。夜な夜なバーで働いて金を貯める。
琉は夜遅く帰ってくるヨハンを問いただした。2人は口喧嘩をする。ヨハンは「大事な人ができた」と嘘をついて部屋を出て行った。
最終回8話「ソウルメイト」ネタバレ
数年後、琉は実家の那須に帰り、父の建設会社で働いていた。澄子と叶宇も琉の実家で暮らしていた。叶宇は小学生になっている。
琉と澄子は叶宇のために籍を入れることにする。叔父が使っていたアトリエに新しく3人の家を作るつもりだった。
アトリエの叔父の絵の後ろにヨハンが残したノートを見つけた。ヨハンが創作した物語が綴られている。ヨハンは琉のもとを離れてから1度ここへ来ていたのだ。
澄子は「1年前にスアから連絡があった。ヨハンがベルリンの病院で治療を受けている」と話す。
ヨハンはベルリンの病院にいた。医師になった妹・スアがヨハンの世話をしている。ヨハンはもう自分の力で何もすることができず、最後に琉へのビデオレターを残す。
14歳の頃に母が死んで、スアと2人で生き抜いて来たこと。スアを留学させるために八百長試合にのってしまったこと。ベルリンで教会で死のうとしている琉を見て、こいつは俺が受け入れられない何かを受け入れていると悟り、助けたこと。
ヨハンの病室に琉が入ってくる。ヨハンは「お前がいると生きたくなる」と涙を流した。
琉はヨハンをドライブへ連れて行く。琉はサランへと言う。ヨハンは「愛してる」と返した。
ドラマ『ソウルメイト』終わり
『ソウルメイト』最終回の考察
その後はどうなった?
琉がヨハンを連れてドライブするラスト。澄子が琉に「私と叶宇は大丈夫だから」と言っていたので、琉はヨハンが死ぬまで彼のそばにいるつもりだろう。切ない。
2人の間に恋愛感情があるのか友情なのか、性欲があるのかないのかすらはっきりしないなあと序盤は思っていたが、2人の関係は既存の人間関係に当てはめられないのだろう。
2人の関係はソウルメイトという言葉でしか言い表せない。
ヨハンが書いた物語の意味
ヨハンがアトリエに残したファンタジーっぽい手書きの絵本。これは、ヨハンが琉の叔父の絵を見て感銘を受け、その感情にヨハン自身の半生を入れて物語にしたのだろう。
ヨハンはその絵(叔父の絵)に、琉と自分を見たのだと思う。
琉の叔父は、絵や彼の人生から察するに性的マイノリティだったと考えられる。九州へ引っ越したのは大切な人に会いたかったからだろう。海で死んだのは、2人の思いが交わることがなく、自ら死を選んでしまったのかもしれない。
ヨハンはそこまで感じ取り、自分には琉という存在がいたことへの感謝を物語に込めたのだと考える。
- 少年はヨハン
- 妹はスア
- 少年に生きる意味を教えてくれる青年=琉(鼻の左側にホクロがある)
- 老馬は琉の叔父など孤独に消えていった人たちの象徴
登場人物の関係は上記のようになっている。
ソウルメイト・最終回まで視聴した感想
琉とヨハンの、恋愛関係でもなく、親友という言葉でも片付けられない不思議な関係性が良かった。
LGBTQIA+でいうとアセクシュアル(恋愛感情はあるが、性欲そのものが薄い/ない)の区分になるのかもしれないが、そういうカテゴリに当てはめること自体がはばられる関係性だったのだろう。主人公たちの恋愛感情を一切出さないのが斬新だと思った。
1話から2話あたりまではかなり面白かった。しかし精一が澄子と結婚して悲劇の事故死したあたりから、あるあるの展開だなと感じてしまい、さらにヨハンの不治の病。韓ドラでいうマクチャン使いまくり…少し興をそがれてしまった。
1番気になったのは、琉が新のことをどう思っていたのか?ということ。好きだけど恋愛感情はないから、新の思いには答えられない。でも言葉にできない。こんな感じだったのだろうか。
琉とヨハンはある意味でソウルメイトとして結ばれた。しかし琉と新の関係は切ないまま終わった。この対比も興味深い。
全体としてはテーマやメッセージ性は良かったけど、展開の作り方がありきたりで人間的に綺麗すぎる人物ばかりでリアリティが薄かったのが残念だった。
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