Netflixで韓国ドラマ『その電話が鳴るとき』第6話の鑑賞レビュー。
サオン(ユ・ヨンソク)は妻・ヒジュ(チェ・スビン)が電話を掛けている人物だと気づいてしまう?
ヒジュは誘拐犯のせいで大ピンチの状況に。サオンは妻を助けることができるのか?!
『その電話が鳴るとき』6話ネタバレあらすじ解説
前話の復習はコチラ↓
床で目覚めるサオン(ユ・ヨンソク)。ヒジュ(チェ・スビン)が隣で寝ている。彼女を腕枕していたせいで腕が痺れた(倒れた時にヒジュとキスしたことは覚えていない)。
サオンはパク・ドジェ(チェ・ウジン)からのメールを見て、謎の犯人406とヒジュの音声が一致していると知り、裏切りやウソや許したい感情で掻き乱される。
仕事でヒジュと会ったとき、“あなたを許します”の手話を教えてもらおうとするが、気持ちが乗らずにうまくできない。
いっぽう、サオンの母シム・ギュジン(チュ・サンミ)は“先天的な気質は変えられるか”という本の中に挟まっていた、猫と一緒に写っている少年の写真を見て悲しみに浸る。
20年前の今日は“思い出してはいけない日”ある出来事が家族を変えたのだ。そのことで夫ペク・ウィヨン(ユ・ソンジュ)と言い争った。
ヒジュは義姉のイナと会う。なんとイナはしゃべることができた。海外での手術が成功したようだ。イナは自分が聴力を失ったせいでヒジュが口をきくなと強制されたと知っていたと謝る。ヒジュは怒って帰った。
ヒジュが家に帰るとサオンが自分の部屋で何かを探しているようだった。下着を見つけられる。ヒジュはサオンをベッドに押し倒してしまう。サオンは何かを思ってヒジュをはねのけた。
サオンは外に出かける。406(ヒジュ)から電話がかかってくる。1つずつ質問し合うことになった。サオンはヒジュを妻にすると条件を提示したのは自分で、イナを自由にする代わりにヒジュを人質にする形になったと告白。さらに幼い頃から悪夢を見るが、隣家で手話を勉強している少女(ヒジュ)を見ていると心が安らいだと話す。
ヒジュは、サオンは自分のことを思って政略結婚で情が移らないように冷たく接していたのだと悟った。
サオンは「ヒジュが望むならその想いに応えてあげたい。その代わりに二度とこんな電話をするな」という。
翌日は大統領室の親睦会だった。サオンは全員分にハートのお弁当を用意して驚かれる。レクリエーションでサオンとヒジュがペアになり優勝。記念に写真を撮った。
いっぽうサンウ(ホ・ナムジュン)は自分が育った養護施設・シニル愛育園にナ・ユリ(チャン・ギュリ)を連れてくる。
昔の写真を見て、シン・ヨンソク、イ・ジニョン、パク・ミヌの3人が行方不明になったと話すサンウ。園長が「行方不明者は4人で、1番左に写っている双子の兄弟の兄も失踪した」と付け加える。
拉致犯(パク・ジェユン)は“先生”という人物から「計画変更、本日実行」とメールを受けた。
サオンたちは山登りをする。山頂の見晴らし台で写真を撮ろうとしたところ、ヒジュが何者かに突き落とされた。
ヒジュは406の携帯電話でサオンにかける。サオンはまだ406とヒジュが同一人物だと気づいていないフリをして信号弾を撃たせ、すぐに助けに行くと叫んだ。
第6話終わり
『その電話が鳴るとき』6話の感想&考察
サオンのヒジュに対してのツンデレっぷりが笑えた。ヒジュがこっそり電話をかけていたことも許してくれているようで一安心。夫婦が電話の中でお互いの想いを告白したシーンが胸熱だった。
サオンが床から起きる→腕が痺れている→ヒジュを腕枕してたからだ!ってわかる演出がうまい。こういうディティールがいい恋愛模様は見ていて飽きない。
ヒジュを突き落としたのは拉致犯だろう。拉致犯にはサオンを誘き寄せて何かしようと計画しているのではないか。
シム・ギュジンとウィヨン(サオンの父母)の会話から、20年前にサオンの祖父ペク・ジャンホ(チョン・ドンファン)が何かをやらかしたことや、ギュジンの息子が先天性のサイコパスだったことがわかる。
やはりサオンは実子ではなくシニル愛育園の出身者で、サイコパスの息子の代わりに養子にされたのだろう。
サオンは悪夢を見ることがあるが、おそらく祖父から虐待を受け水に沈められていたのだと思う。
このサイコパスの息子がヒジュの拉致した犯人なのかもしれない。
ただこの拉致犯の仲間に指示役の“先生”という人物がいる。先生=サイコパス息子なのか?
また、サンウが養護施設の写真を見て、失踪した双子の兄のことを覚えていないのも違和感。双子に関して何かショックなことがあって覚えていないのか…それともサンウ自身が双子の弟のほうなのか。
まだ謎が多い。恋愛要素は明るいけどサスペンスの部分は結構ドロドロなドラマ。
あとはイナがいきなりしゃべれるようになっているのも違和感。子供の頃からわざと聴こえないフリをしていたような気もする。
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