木曜ドラマ『しあわせな結婚』(幸せな結婚)を鑑賞。
阿部サダヲと松たか子が電撃結婚した夫婦を演じる。しかし妻には大きな秘密が。。。
原作なしのドラマオリジナル脚本!ついに最終回を迎え、衝撃の結末と感動!
- 初回から最終回まで全話のネタバレあらすじ
- 考察:15年前の殺人事件の謎
- 15年前に現場にいた人物、真犯人はレオ!?
- ネルラの秘密とは?
- 出来事や事件の年表
これらの情報をまとめました!








『しあわせな結婚』相関図
©︎テレビ朝日
『しあわせな結婚』初回の第1話あらすじネタバレ
TVにも出演する人気弁護士の原田幸太郎(阿部サダヲ)は50歳の独身主義者だった。
幸太郎は脚を怪我したことで体調が悪化して入院。
病院のエレベーターで鈴木ネルラ(松たか子)と出会う。幸太郎は何故かネルラから紙袋を渡された。
病室に戻って袋を開けると、手土産と金が入っていた(ネルラが父の担当医師に渡そうとして、渡しそびれたもの)。
幸太郎は袋に入っていた名刺からネルラに連絡してすぐに金を返す。
幸太郎は退院の日をメールでネルラに知らせる。その日にネルラは迎えに来て「ウチにきませんか?」と言った。
その後、2人は電撃結婚。
ネルラの家族は全員が父・寛(段田安則)が所有するマンションに住んでいる。
ネルラの弟でデザイナーのレオ(板垣李光人)が1階。
ネルラと幸太郎が2階。
叔父の考(岡部たかし)が3階。
父・寛が4階に住んでいた。
週に1度は家族で夕食を囲む。
ある日、幸太郎はネルラと外食をする約束をしていた。しかし時間になってもネルラは来ない。
幸太郎はネルラが働く高校の近くで、ネルラが謎の男と車内で会っているのを目撃。
家に帰ってきたネルラを問いただすが「困っているけど理由は言えない」と言われる。
幸太郎は翌日に警察署の前で謎の男を見つける。男は警視庁捜査一課の黒川竜司(杉野遥亮)と名乗った。
黒川は「2010年にネルラの婚約者・布勢夕人(ふせゆうと/玉置玲央)が死亡した事件の再捜査を始める」と言う。容疑者はネルラだった。
2話あらすじネタバレ
幸太郎は臼井に15年前にネルラが関わった事件について調査してもらう。
ネルラは婚約者の布勢から無理心中を迫られて頭を打って気絶し、そのあとの記憶がないと供述していたようだ。布勢の遺体から打撲が2箇所あったという。
家族で夕食のとき、位牌のもう1人が誰かについてレオに尋ねるが、無視される。
幸太郎は寛と考から「ネルラとレオは18歳差で、母親は同じだがレオの出産で母親が死亡した」と聞かされる。
ついにネルラは幸太郎に、布勢との過去について話す。
ネルラと布勢は大学の同期で、卒業してイタリアへ留学したネルラが修復家になった頃には布勢は若手画家として成功していた。2人は恋仲になる。
しかし布勢は絵が描けなくなって精神が不安定になり、ネルラに無理心中をせまった。ネルラはそのときに頭を打ち記憶をなくす。
「起きたら布勢が死んだから私がやったかどうかもわからない」という。
幸太郎は「2人で今の幸せを絶対に守り通そう」と誓った。

3話あらすじネタバレ
幸太郎はネルラから、法律家として公益と真実を優先せずに私を守っていいのか?と問いかけられる。
幸太郎は臼井から15年前の事件について、アトリエに争った後と血痕があったことを聞かされる。布勢には2箇所の打撲があるが、階段から落ちる前に殴られたのか、それとも落ちた後に殴られたのか…。
ネルラは幸太郎に、海で遊んでいた際に波にのまれ、6歳で死んだ弟・五守(ゴシュ)について話す。位牌はネルラの弟のものだった。
幸太郎は鈴木家恒例の温泉旅行に参加。そこで寛からネルラの驚愕の生い立ちを聞いた。母と弟の死で暗い性格になり、15年前の事件があってから完全に心を閉ざしてしまったが、幸太郎と結婚して変わったという。
別の日、幸太郎とネルラはウエディングフォトを撮影しようとすることに。しかしネルラが撮影中に突然倒れてしまう。
ネルラは15年前のことを思い出して無口になってしまった。ある夜にネルラは「事件のとき、布勢ともみ合いになって気絶し、目覚めると倒れている布勢の横に誰かがいたのを見た」と話す。
幸太郎は「そいつが真犯人では?」とネルラにあれこれ質問。しかしネルラは「検察みたいに尋問しないで!」と叫ぶ。
幸太郎は「もうやっていけない」と言い、家を出ていく。

4話あらすじネタバレ:犯人の正体は?
幸太郎はネルラといることが辛くなり、独身時代のマンションで過ごすことに。
幸太郎はネルラに、しばらく別々で過ごして今後のことを考えようと提案。
黒川刑事は幸太郎がネルラと別居したのを見て、やはり彼女が15年前の事件の犯人だと確信する。
幸太郎はマンションにやってきた黒川を部屋に上げる。黒川は「15年前に現場にいたネルラの表情を見て犯人だと確信した。しかしその後、署長命令で布勢の死は事故で処理され、麻布の通り魔事件に人員が回された」と話す。
幸太郎は鈴木家の食事会に参加する。しかし予期せず弁護士の内藤つばさ(幸太郎の元カノ|小雪)がやってくる。内藤は依頼人・夏目渉の依頼を受け、父・寛に手紙を届けにきたのだ。
幸太郎が1階玄関に降りて対応。内藤は「偶然だ」と言った。寛が付き合っていた夏目緑子という女性には夫がいて、夫の渉が寛を訴えることになったのだ。
寛は「緑子に夫がいることは知らなかった」と話す。
ネルラは自画像を描いた。そして父・寛のところへ行き「15年前に布勢を殺したのはお父さんでしょ?」と言った。

5話あらすじネタバレ
ネルラは「15年前に布勢を殺したのは父さんでしょ?」と問い詰める。寛は「お前じゃないのか?」と返した。寛は突然苦しみ出す。
マンションには考もレオもいなかったため、ネルラは自分を見張っていた黒川に父を助けて欲しいと頼む。
幸太郎(阿部サダヲ)が寛が運ばれた病院へ駆けつけると、そこには黒川の姿が。幸太郎はネルラが黒川に恋愛感情を持っているかもしれないと考え、嫉妬する。
寛は尿結石で、一晩入院することになった。
朝の番組ニュースホープには松崎しげる本人が登場。愛のメモリーの熱唱を聴いた幸太郎は号泣。その様子をネルラは家で見ていた。
その後、ネルラは幸太郎に15年前に事情聴取で嘘をついたこと、自分と寛しか知らない秘密があることを語る。
寛が幸太郎に事件について驚愕の真相を語る。
15年前(布勢が死ぬ1カ月前)に「レオを誘拐した。1千万円持ってこい」と寛に電話がかかってきた。しかし指定場所に犯人はいない。
レオは誘拐されておらず、誘拐は偽装だった。その後の会話で、寛は犯人が布勢だと確信。寛はネルラにだけ、犯人が布勢だと話した。
ネルラが布勢を問い詰める。布勢は「絵をやめてイタリアレストランをやりたいと言った際に寛に贋作でも描けと言われ、出資も断わられた恨みだ」と言った。
ネルラが「別れる」と言いもみ合いに。そのあと、布勢は死亡した。
翌日、幸太郎は黒川刑事を呼び出し、彼がネルラを好きなことを確信。
黒川は自分の気持ちに気づき、ネルラに「真犯人を必ず見つけます」と言った。
第5話の考察、布勢死亡の真実や黒川の本当の狙い!詳しい解説はコチラ↓

6話あらすじネタバレ:真犯人が自首
ネルラは警視庁へ。幸太郎はネルラの弁護人として同行した。
ネルラは黒川に15年前に殺された布勢が寛の出資を断られた腹いせにレオの偽装誘拐をし、それが原因でもみ合いになったことや、気絶から目を覚ました際に男の足を見たことを話す。
ネルラは布勢の交友関係を洗ってみると話した。
黒川はネルラを好きな気持ちに気づき、葛藤する。明後日誕生日ですねとネルラに言い、当日は1人でケーキを食べた。
鈴木家ではネルラの誕生日パーティーが開かれた。寛はネルラと幸太郎にこのマンションを出て暮らしてはどうかと提案する。
ネルラは実家を出たいと言い、幸太郎と一緒に賃貸マンションの見学をする。あるマンションのエントランスにニュースホープのMC梶原が小説家の千堂祥子(吉川美代子)と一緒に入ってきた。千堂は梶原の30歳上だが、2人は付き合ってるという。
翌日、梶原と千堂の不倫記事が発表される。梶原は千堂から離婚したと聞いたと番組で釈明。幸太郎が既成の価値観を超えたところに真実の愛があるとコメントした。
そしてある日、幸太郎に黒川から「事件の真犯人が出頭してきた…」と連絡が入る。唖然とする幸太郎。出頭した真犯人は鈴木考だった。

7話あらすじネタバレ:レオが殺した?
ネルラの叔父の考(岡部たかし)が自首したことで鈴木家はパニックに陥る。
考の置き手紙を寛が読む。考は、再捜査でネルラが疑われている状況を知って出頭を決意したのだった。
考は15年前にネルラの首を絞めている布勢を目撃。ネルラを助けるために燭台で彼を2発殴り、結果殺してしまった。それを隠蔽するために布勢を階段から落とした…と黒川刑事に話す。
幸太郎は考と面会し、正当防衛を主張できると話す。しかし考はなぜか国選弁護人に頼むと言って幸太郎の弁護を断った。
身内が出頭したことで幸太郎の事務所の仕事も減り、ニュース番組にも出られなくなった。幸太郎は仕事をしばらく休むことに。ネルラも休職に追い込まれる。そんな中、2人は新婚旅行で日光へ。
黒川は布勢の友人だった画商・三杉孝俊を発見して話を聞く。当時布勢は「この絵が完成したらネルラと結婚する」と言っていたらしい。
黒川は布勢の絵に描かれている燭台と、考が凶器に使ったと言っている燭台の形状が違うことに違和感を覚える。
レオは寛やネルラたちに「引っ越そうと思う」と言った。
夜中にレオの部屋で火事が起き、ネルラと幸太郎が助けに入る。その瞬間、ネルラは15年前にアトリエで目を覚ました時の記憶を思い出した。
現場にやってきた考が誰かに「いいか、お前はやっていない。この人を殺したのは俺だ」と言っていた。
第7話の考察、レオが犯人で確定?凶器の隠蔽や絵画の意味はコチラ↓

8話あらすじネタバレ:レオの秘密
レオは病院で目を覚まし、連れ添っていたネルラと帰宅。アイロンのつけっぱなしによるボヤ騒ぎだった。
ネルラは幸太郎に思い出した記憶を語る「あの日、アトリエに来た考が『お前はやっていない』と言っていた。自分に向けての言葉なら、犯人は自分しかあり得ない」と話す。幸太郎は慌てた。
レオは部屋を片付けながら、“ある物”が発見されていないか確認した。
ネルラは教職の退職届を提出。
黒川は犯人は考ではないと思い始める。佐久間警備部長が黒川に「捜査を中止しろ」と圧をかけた。
幸太郎はついにネルラを呼び出し「真相と向き合い、どんな君でも愛する」と宣言。
幸太郎は医科大の児玉裕作教授(佐々木蔵之介)に布勢の殺害事件について意見を求める。凶器に使われた折り畳みしきの洋風燭台も特定した(「徳一金属」という会社が製造)。
幸太郎と児玉の推理の結果、1つ目の傷は力が弱い者が両手で燭台を持って底部分で布勢を殴りそれが致命傷に、2つ目の傷は燭台を持ち替えて違う人物が付けた…と結論づけられた。
幸太郎はそれをレオに話し、11歳だった君(レオ)が布勢を殺し、考がかばった…と推理を聞かせる。
レオは、ネルラの首を閉めていた布勢を燭台で殴ったと自白。ずっと隠していた凶器の燭台を取り出して幸太郎に見せた。当時アトリエに駆けつけた考が燭台でもう1発布勢を殴り、俺が殺した…と言ってパニックになっているレオを納得させようとしていたのだ。
幸太郎は当時11歳だったから罪には問われないが、真実を明らかにすることは必要だ…とレオをさとし、警察に出頭させた。
それを知ったネルラは激怒。「レオを守り通すことがうちの家族の真実だった。全てが壊れた!離婚してください!」と幸太郎に言った。
第8話の考察:ネルラが隠している最大の秘密についての解説はコチラ↓

最終回あらすじネタバレ:ネルラの秘密は?
幸太郎とネルラが離婚してから1か月。教師を辞めたネルラは絵画の修復の仕事に戻った。実は幸太郎が内藤つばさ(小雪)に依頼して再就職できるよう手を回してもらったのだ。
15年前に布勢を殺したレオは、当時11歳だったので罪には問われなかったがスタイリストの仕事は辞めざるをえなくなる。レオは鈴木家のマンションから出て宅配のバイトを始める。
鈴木家は犯人の家族であるネルラも寛も顔が特定されて世間に晒されることになった。
考は当時レオの行為を隠蔽した罪で有罪になるが、執行猶予がつき服役はせずに済んだ。
ある日、寛から幸太郎に「ネルラが失踪した!」と連絡が入る。幸太郎はネルラの部屋にあったPCから自分宛の下書きメールを発見。黒川刑事に復元を頼む。そしてネルラの最後の秘密が明かされる。
ネルラは布勢と付き合っていた時、布勢の画風を真似て絵を描いた。布勢はそれを画商の三杉に見せたところ、それが高値で買われた。そこから布勢の絵をネルラが描くことになったが、過労で倒れた。布勢は自分で絵を描こうとするが完成せず。ネルラや家族に憎しみがわき、誘拐偽装やあの事件に繋がった。布勢が落ちぶれて事件を起こすキッカケをネルラが作ったとも言えるのだ。
幸太郎はネルラがオークション会場でバイトをしていると突き止めて現地へ。ネルラは出品予定の布勢の絵をハサミで切り裂こうとしていた。幸太郎はネルラを止め、もう1度結婚しようと言った。
2人は再婚。月に1度の食事会には考もレオも来た。幸太郎はネルラの寝顔を見ながら、今日も彼女は不思議だ…と独白する。

ドラマ『しあわせな結婚』最終話 終わり
『しあわせな結婚』考察まとめ
阿部サダヲは何をやっても面白いのでずっと見ていられる。松たか子が寝相が悪かったり、朝起きたら股関節が変な動きしていたりとシュールすぎ。
中年の純愛と過去の殺人というサスペンス要素が融合した面白いコンセプト。
冤罪を弁護してほしいネルラ
幸太郎が冤罪を勝ち取った弁護士というのがポイント。
ネルラは2010年の婚約者殺しはやっていない(冤罪)。しかし警察が再捜査をすることになったので、冤罪を勝ち取ったことのある幸太郎に助けて欲しいという思いもあって結婚したのかもしれない。
ただラブストーリーでもあるので、最初は弁護を依頼したくて近づいたが、すぐに好きになって結婚したというのが真実な気がする。
ネルラが寝言で「ソニーノチェンテ(?)」とかなんとか言っていたのも気になる。イタリア語で「Sono innocente ソノ イノチェンテ」(私は無実です)の意味だろうか。やはり冤罪の線が濃厚。
最終回で、ネルラは幸太郎に打算で近づいたわけではないと判明。
15年前の殺人の真犯人はレオ!
解剖の結果、布勢の頭に2カ所鈍器で殴られた傷があった。
“2カ所”なのが気になる。1カ所はネルラがつけた浅い傷。もう1カ所は真犯人がつけた傷だと予想。
布勢は黒川と同性同士で付き合っていて、黒川がネルラと婚約すると言った布勢に激怒して殺した痴情のもつれパターンがありそう。
ただ、黒川が真犯人だとすれば、事件を再捜査しようと言い出すはずがない。黒川はシロだ。
5話では黒川がネルラを好きだと判明。
真犯人として叔父・考(岡部たかし)も怪しい。
現場を見た考がネルラを助けるために殺した。。。。
第6話で、考が警察に自首。15年前に布勢を殺した真犯人は考?
ただ、考はネルラを守ために布勢を殴った正当防衛にもかかわらず幸太郎の弁護を拒否していることから、真実を知っていてそれを闇に葬りたい可能性大。
真犯人は当時10歳前後のレオ…その可能性もあるのでは?
7話で、ネルラが「お前はやっていない。この人を殺したのは俺だ」というアトリエでの考の会話を思い出していた。ネルラは寝ているので、別の人物に言っていたと思われる。
レオが犯人の可能性大→8話でレオが、ネルラの首を閉めていた布勢を燭台で殺したと確定。考がそのあとでもう1発殴り「俺が殺した」と言ってあげた。
ネルラの秘密とは?
布勢の変貌ぶりにも理由がありそう。布勢が「もう絵は描きたくない。イタリアレストランをやりたいから出資してくれ」と寛に言ったのがポイントだと思った。
布勢はこの絵が完成したらネルラと結婚すると言っていた→しかしネルラの秘密を知り、絵が描けなくなる。こんな経緯では。
最終話では、ネルラが布勢の画風を真似て絵を描く→それが画商に高値で売れる→しばらくネルラが布勢の名義で絵を描く→布勢は自分で絵が描けなくなって精神を病み事件が起こる…こういう経緯だと判明。これがネルラが幸太郎に隠していた秘密=事件の発端だった。
当時捜査の終了を命じた警備部長・佐久間次郎(野間口徹)が関係していそうだが。殺人事件の犯人はレオだったが、佐久間か刑事部長の笹尾(亀田佳明)がなんらか絡んでいる線も捨てきれない。→最終話で、布勢殺人の真相が明らかになったことで笹尾が出世に近づき、佐久間が左遷されたと判明。この2人は完全にミスリード要員でした。
ネルラと弟レオ、五守(ごしゅ)の関係
ネルラの父・寛の部屋に仏壇があり、位牌が2つ並んでいる。
左側が大きめ、平成十一年七月七日(1999年)
右側が小さめ、平成十二年七月二十日 (2000年)と書かれている。
左側はネルラの母の位牌で、右側の位牌はネルラの弟・五守(ごしゅ)(名前はセロ弾きゴーシュから)ものと判明。
母がレオのお産の際に亡くなってから1年後に、6歳になった五守が海で溺れて死亡したとのこと。
ネルラと考が目を離した隙のことで、2人はそれをずっと悔やんでいる。
ネルラと五守は13歳差。
五守とレオは5歳差となる。
ネルラとレオは18歳差で親子のような歳の差。第6話ではレオが自分の10歳の頃のアルバムを感慨深く見ていた。10歳の誕生日の写真、レオの隣にはネルラの姿が。ネルラとレオは親子なのでは?
親子だとすると、少年だったレオがアトリエをたずね、母を守るために布勢を殺した線も考えられる。
レオの年齢も気になる。アルバムの10歳の写真には2010年5月14日と書かれていた。とするとレオの誕生日は2000年5月14日で、2025年現在時点で25歳のはず。
ネルラは8月に45→46歳になった。二人は20歳差か21歳差とするのが正しいのでは?
なぜ考は2話で「(ネルラとレオは)18歳差」と言ったのだろうか?計算が合わない。
またレオのお産で母親が死亡したことが真実だとすると、位牌に書いてある1999年7月7日がレオの本当の誕生日であり、現在26歳。ネルラとは20歳差である。
母親がレオのお産で亡くなったこと自体まで疑わしくなってくる。
ネルラが20歳頃に突然出産。父親が誰かわからないので寛の子供ということにした。そんな秘密があるのでは?
あまり考えたくはないが、父親が考だとすれば、ネルラと考が海で五守から目を離してしまった理由もわかる(イチャついていたから)。
五守の死にはネルラと考の秘密が関係していた。
ネルラが幸太郎に「あなたらなら家族から解放してくれると思った」と言った理由もわかる。ただそこまで倫理ガン無視の展開になるかは不明。
最終回でも、ネルラとレオが親子という話は出ず…五守の死の真相も別になく…深読みしすぎた。
ただ、レオの誕生日や年齢の謎に関しても何も明らかにされなかったので、「年齢差18歳や、誕生日が1999年と2000年どちらなのか?」については脚本上で齟齬が生じていた可能性もある。
鈴木家の年表
年月日 | 出来事 |
---|---|
1979年 | ネルラ誕生 |
1994年 | 弟・五守誕生 |
1999年7月7日 | ネルラの母が死亡、同時にレオ誕生? |
2000年5月14日 | レオの本当の誕生日?(アルバムの記録より) |
2000年7月20日 | 弟・五守(6歳)が海で溺死 |
2003年頃 | ネルラ、イタリアへ留学。そのまま現地で仕事 |
2010年以前 | ネルラ帰国、布勢と交際開始 |
2010年7月 | 布勢がレオの偽装誘拐を実行 |
2010年8月13日 | 布勢が殺される |
2025年 | ネルラと幸太郎が結婚 |
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『しあわせな結婚』キャスト
原田幸太郎(はらだ こうたろう 50歳)|cast 阿部サダヲ
鈴木ネルラ(すずき ネルラ 45歳)|cast 松たか子(『ファーストキス 1ST KISS』『スロウトレイン』)
鈴木家↓
鈴木レオ(すずき レオ)|cast 板垣李光人
鈴木考(すずき こう)|cast 岡部たかし
鈴木寛(すずき かん)|cast 段田安則
原田こうたろう法律事務所
今泉憲資(いまいずみ けんし)|cast 金田哲
臼井義男(うすい よしお)|cast 小松和重
ニュースホープ↓
梶原拓(かじわら たく)|cast 馬場徹
曽我(そが)|cast 辻凪子
倉澤ちか(くらさわ ちか)|cast 堀内敬子
白鳳女子大学附属高校↓
門真カレン(かどま かれん)|cast 松崎未夢
中野美海(なかの みう)|cast 竹下優名
山下朱音(やました あかね)|cast 泉有乃
与田星羅(よだ せいら)|cast 原田花埜
警察関係者&その他↓
黒川竜司・刑事(くろかわ りゅうじ)|cast 杉野遥亮
笹尾明・刑事部長|cast 亀田佳明
佐久間次郎・警備部長(さくまじろう)|cast 野間口徹
布勢夕人(ふせ ゆうと)|cast 玉置玲央
コメント
レオはネルラの子どものように思います。そして新犯人はレオのように思います。幸太郎は元検事ですので、整合性が取れないことには気がつくし、家をでなかったのは、解決したいと思ったと思います。レオの父親はわかりません。ただ布勢はバイセクシャルで三杉とできていて、縁を切りたかった。バイセクシャルだから絵を売ってくれていたように思います。