最終回のネタバレ・ラスト結末
特別ゲーム・参加者同士の殺し合いで、ミンスは仲が良かったセミがナムギュに殺されたのを見て恐怖で震える。
ほどほどのところで銃を持ったピンクガード(運営スタッフ)がホールに入ってきて止める。死体のフリをしていたギフンたちが隙をついて銃を奪い、ピンクガードを倒していった。
ギフンは、ゲームを支配している上の人間たちに攻め込むことを宣言。チョンベ、ヨンイル、ギョンソクたちも賛同する。
ギフンは運営スタッフの1人を捕まえて管理室に案内させる。しかし迷路の途中でピンクガードたちと銃撃戦になった。
ヨンイル(イノ)は後ろから回り込むと言って引き連れていった2人銃殺し、無線でギフンに連絡して自分も殺されたように見せかけた。
デホはヒョンジュの指示でマシンガンの弾倉をゲットするためにホールへ行く。しかし死ぬかもしれない恐怖でみんなのところへ戻れなかった。
ヒョンジュがホールで震えているデホを見つける。しかしホールはスタッフに占拠された。
ギョンソクたちも撃たれる。
弾がないせいでギフンたちは投降せざるを得なくなった。黒いマスクを被ったフロントマンが目の前でチョンベを撃ち殺した。泣き叫ぶギフン。
イカゲームシーズン2 終わり
『イカゲーム2』考察と伏線
フロントマン(イノ)がNo.001のヨンイルとして参加する驚愕の展開。
フロントマンは自分の信念が間違っていないことを確認したいがために、ギフンが間近で諦めて絶望するところを見たいのだろう。
かつてゲームの黒幕であるオ・イルナムがギフンに賭けで負けた(シーズン1の内容)ことを受けて、復讐したいのかもしれない。
第2ゲームでヨンイルは、コマ回しを何度も失敗していたが、これはワザと利き手ではない右手を使っていたから。最後は左手を使ってサクッと成功させている。
巫女のソンニョがギフンに「定めより長く生きているのは理由がある…」的なことを言ってジュニを見つめていたが、これはギフンがジュニを助ける伏線だろう。
イカゲームシーズン2の詳しい考察や残された謎の解説はこちらの記事で↓
イカゲームシーズン2のぶっちゃけ感想
良い点:それぞれの人間ドラマ
コン・ユがロシアンルーレットの引き金を引くときの狂気の表情が本当に見応えがあった。1話で死んでしまったのが悲しいけど。
デスゲームに行くまでにまるまる2話を使っている部分に賛否あると思うが、ストーリー全体を考えると狂気や経緯を示すために必要だったと思う。
あとはイ・ビョンホン(フロントマン)がまさかのギフンと同じチームになるどんでん返しにビックリした。イ・ビョンホンが緑ジャージを着る展開は想像を超えてきた。
そして前作から引き続きデスゲームでの人間ドラマで魅了してくれる。
個人的にはトランスジェンダーのヒョンジュが、自信なさげな少女・ヨンミから「お姉さんもきれい」と存在を肯定されてハッとしていたシーンが感動的だった。
老齢のクムジャがトランスジェンダーのせいで家族に捨てられたヒョンジュや、妊娠中のジュニの母親代わりになっているのも感慨深い。
擬似家族による人間ドラマが熱かった。
悪い点…つまんなくはないけど
シーズン2はシーズン3の繋ぎ…この構成が1番問題だと思う。風呂敷を広げるだけのシーズンといえばその通り。
シーズン1は全9話でデスゲームとギフンのその後と黒幕まで描かれてスッキリ終わったが、シーズン2はデスゲームに反旗をひるがえした中途半端な状態で終了。
結末まで描かれず、そのせいでカタルシスが得られずつまらないと思ってしまった人も多いだろう。
そしてイカゲームの本当の醍醐味である、参加者同士で育まれた信頼が裏切られていく展開もその多くがシーズン3に持ち越された。
すべて続編で回収してくれると思うし、シーズン3と合わせたら前作を上回る傑作になるかもしれない。
ただなんにせよシーズン3も早めに配信したほうが評判を落とさずに済みそう。
イカゲーム3配信決定?内容は?
イカゲームのシーズン3は2025年に配信されることが決定している。
撮影もシーズン2と同時進行ですでに完了。2023年7月から2024年6月に1年もの期間をかけて撮影された。
内容はシーズン2の完全な続きであり、残りのデスゲーム、ギフンとフロントマンの対決、ジュノたちの潜入が描かれる事になる。
ギフンは革命を起こそうとしてフロントマンに捕まってしまったが、またゲームに戻されそう。
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