日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』全エピソードのさまざまな考察&伏線をまとめてみました!
現在話題になっているストーリーの主な謎について徹底解説!
リナが島を出た本当の理由。鉄平の失踪には朝子の“ある行動”が絡んでいた!?池ケ谷が誰なのかも8話で判明!
全話のあらすじネタバレまとめ↓
最新の第8話の解説↓
鉄平が消えた理由
小船でリナを連れて逃げたことが確定
第7話のラストで進平(斎藤工)が炭鉱内でガス中毒で意識不明←海水浸水。
鉄平(神木隆之介)は母のハルから、リナ(池田エライザ)と一緒になってくれと頼まれている。
鉄平は、進平とリナの息子・誠を長崎の病院へ連れて行き。そこで出生届が出されていないこと。リナと進平が婚姻届を出していないことを知る。そして自分の息子・荒木誠として出生届を出した。
過去の殺人事件が明るみになり警察かヤクザに追われる
なぜリナは端島へやってきて10年目の1965年に島から出なければならなかったのか?
リナは1955年に端島にやってくる前に、博多のクラブ・フロリダで働いていた。しかし一緒に逃げようとした恋人(マネージャー)が殺されてしまった。そこでリナは端島へ逃亡する。
3年前に逃亡したリナを追ってワザワザやってきた小鉄(若林時英)の目的は金の回収ではなくリナの殺害だった(小鉄「金はどげんよか。命令1番は殺せたい」第5話より)。
このことから、リナがフロリダの興行主(ヤクザ)からかなり強い恨みを持たれていることがわかる。
- 興行主がリナを好きだった(肉体関係があった?)
- リナは恋人を殺された復讐として、興行主の身内を殺した
など、かなり強烈な過去がありそうだ。
ただ、1958年以降ヤクザは端島にやってくる様子がないので、ヤクザが1965年になってもまだリナを探している可能性はあまり高くない。
リナはヤクザに追われるのではなく、進平が小鉄を殺した事件の共犯者として警察に追われることになるのかもしれない。 だから鉄平はリナをワザワザ小船で逃す必要があったのだろう。
なぜ今更になって小鉄の殺害事件が明るみに出たのだろうか?
小鉄は進平に撃たれた際に炭鉱夫が支給される制服を着ていたことから、死体が見つかれば炭鉱員が死んでた?とわかる可能性もある…しかし海で数年経過すれば残っていたとしても骨だけだろう。撃たれたことなどわからなそうだ。
よって進平の事件がバレるとすれば、小鉄を撃ち殺した瞬間に目撃者がいたことになる。そのときは炭鉱員たちはほとんどが労働組合の選挙に出ていた。
主要メンバーで外を出歩いていた可能性があるのは朝子だ(百合子は賢将の家にいた)。
朝子が進平の殺人を目撃していたのか…?
朝子が殺人事件を密告した?
進平の殺人を目撃していたのは朝子で、彼女が警察に密告したのではないか?
理由は、進平亡きあとに鉄平とリナが一緒になっていく流れが許せなかったから。
リナがいなくなれば朝子は鉄平と一緒になれる。そんな朝子の闇堕ち展開もあるのではないか?(可能性は低そうだが)
鉄平が朝子の密告と裏切りを知ったなら、端島を離れたあとになぜ連絡をよこさなかったのかの理由も説明できる。朝子に失望してしまったのだ。
いづみの旦那・池ケ谷=虎次郎
銀座食堂の新米料理人・虎次郎(前原瑞樹)が朝子のことを気にしているとしたら、進平の事件について噂を流したのは彼かもしれない。
第8話で池ケ谷の正体が虎次郎だと分かった。朝子の元旦那は虎次郎だった。
誠を病院に連れて行ったときにリナのことがバレた
誰かが何かを密告したのではなく、リナの行動でヤクザか警察にバレた可能性もある。
8話では鉄平とリナは誠を連れて長崎本土の病院へ行った。このとき保険証を持っていないことに焦ったリナは風呂敷に包んだ大金を医者に見せる。
不審に思った医者が警察に通報するなどして、ヤクザか警察にリナの存在がバレてしまったのではないか。
医者が最終回9話の予告で、タバコが押し付けられた鉄平の写真がうつっていた。ヤクザが小鉄を殺したのは鉄平だと勘違いして襲ってくるのかもしれない。
鉄平は海外で記憶喪失になった?
かなり飛躍するが別パターンとして鉄平の記憶喪失説を考えてみる。
鉄平がリナと子供を連れて小船で出て行ったとして、端島から長崎本土までいくのはかなり大変だろう。海流によっては遭難してしまうこともあるのでは?
もしかして韓国とか中国に流されてしまい、そこでまたトラブルに巻き込まれ記憶喪失になったのか?
もしくは北朝鮮の船に捕まる→拉致…とか。それなら、いづみ(朝子)が鉄平の行方が分からないのもうなづける。
玲央は誰の孫なのか?
- 進平とリナの孫(誠の息子)
- 鉄平の孫
- 第三者の孫(誰とも関係ない)
この3つのパターンが考えられる。
進平とリナには誠という息子が生まれている。彼が1965年に島を出た赤ちゃんだとしたら、玲央の父親の可能性も十分あるだろう。孫の玲央は、大叔父である鉄平に似たわけだ。
もしくは、鉄平は失踪したあとに朝子(いづみ)以外の女性と関係を持ち、その息子が玲央の父親なのかもしれない。
3つ目のパターンは血縁関係ナシ説。
真実は最終回に明らかになるのだろう。
百合子が墓場まで持っていく秘密とは?
第8話の予告で百合子が何か秘密を抱えていることが判明した。これは進平の殺人事件の可能性が高い。
もしくは↓
- 進平の殺人について朝子が密告したこと
- 鉄平が何か犯罪まがいのことに手を染め、それを隠している
などのパターンも考えられる。
と考えていたが、第8話で墓場まで持っていく秘密というのは「朝子のせいで被爆したこと(朝子が百合子の居場所をバラしたから長崎に行くハメになった)」だとわかる。
破かれたノートについて
2018年に玲央(神木隆之介)が見た荒木鉄平ノートNo.10は破られていた。おそらくいづみが破ったのだろう。
いづみ(朝子)が事件を密告したことが書かれていたために破り捨てたのか。
もしくは、いづみが元夫・池ケ谷虎次郎が事件を密告したと知って破り捨てたのかもしれない。そう考えると、この会社を潰そう!と玲央に発言したことにも納得できる。
ただもっとシンプルに、鉄平の母・ハルが、誠の出生届が父親が鉄平で出されたことや、リナの秘密について他人に知られたくなくて塗りつぶした可能性もある。
澤田(サワダージ)の意外な正体
社長秘書の澤田(酒向芳)が突然やってきたホストの玲央に対してすごく優しいのが気になる。普通ならもっと邪険に扱うはずだ。
澤田は賢将と百合子の息子説などさまざまな憶測が飛び交っている。しかし第8話で賢将と百合子の息子が古賀こうめい(滝藤賢一)だと判明。
賢将と百合子の子供は男の子が3人なので、澤田が2人の息子の可能性はゼロではないが、低くなったと考える。
澤田は、いづみの夫が死亡した20年前から秘書をやっているようだ。かなりぶっ飛んだ考察になるが、もしかすると澤田こそが誠(進平とリナの息子)なのでは?つまり玲央の父親。
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