Netflixで『マイクタイソン VS ジェイクポール 』(Jake Paul vs. Mike Tyson)を鑑賞。
27歳のYoutuberセレブリティ兼ボクサーのジェイクポール VS 58歳の生ける伝説が本気で殴り合う。年齢差は31歳。
試合は2分×8ラウンドの変則で行われた。1〜8Rの試合内容と試合結果、コンピボックス。忖度なしの感想をぶっちゃけます。
『マイクタイソン VS ジェイクポール』試合内容と感想
1R:タイソンの動き速い!攻め込んで、ジェイクのジャブはヘッドスリップでかわす。対してジェイクポールはクリンチで応戦!これはタイソン先輩勝てるかも!
2R:特に目立った動きなし。タイソンの動きがだんだん鈍くなる。
3R:タイソンが左フックを3発も連続で当てられてバランスを崩す。ピンチ。やはりディフェンスのスピードも全盛期と比較して圧倒的に衰えている。
4R:タイソン…攻め込めない。ラウンドの最初は少しスピードがあるが、後半は動きが鈍くなる。ジェイクのジャブなどが当たり出す。
5R:タイソンのいい左フックがジェイクの首にヒット。舌を出すジェイク。
6R:タイソンは左のグローブをしっかり噛み、往年のピーカブースタイルを見せてくれる。しかし踏み込めない。攻めれない。ジェイクのパンチをコツコツもらう。
7R:ジェイクのストレートと左フックのコンビネーションを喰らってしまうタイソン。足で踏ん張れないのが気になる。
8R:グローブを噛み果敢に挑むタイソン。しかし攻め込めずちょくちょくパンチを当てられる。ゴング間際にジェイクがお辞儀をし、タイソンも相手を讃えるように手を出す。
感想まとめ:お辞儀は何なの?
どこかでマイク・タイソンがやってくれるのでは?と期待していたために、現実を見せつけられてガッカリ。ジェイク・ポールも本気を出していたかは微妙だと感じた。茶番といえば茶番かも。中盤あたりから観客のブーイングもすごかった。最終ラウンド終了間際のジェイクのお辞儀もいらなかった気がする。
マイクタイソンに敬意を評してのお辞儀だろうけど、やっぱり真剣勝負じゃないじゃん…って感じがしてしまった。
全体的に面白い試合ではなかった。でもまあ仕方ないか。50代で挑戦しただけ拍手です!
試合結果にブーイング:採点とコンピボックス(ネタバレ)
ジャッジの採点
ジャッジ3人の採点は以下の通りだった。
- 80-72
- 79-73
- 79-73
なんと1人がフルマーク。ジェイクポールの勝利が叫ばれた時には会場からブーイングが…(というか試合中ずっとブーイングだった)。ただ内容的にはジェイクの勝利は誰の目にも明らかだった。
58歳のマイク・タイソンに奇跡は起きなかった。しかし、往年のムーブメントの片鱗と、尽きることのない闘争心、挑戦する心を見せてもらった。
コンピボックス
左がジェイク 右がマイクタイソン
- 78 Landed 18(着弾数)
- 278 Thrown 97(打った数)
- 28% Percentage 18%(当たった確率)
コンピボックスも圧倒的にジェイクポールだった。まあマイクタイソンがほとんど攻め込めなかったのでしょうがない。やはり58歳のヒザには限界があった。体が心配だし、今回で稼いだだろうから、マイクタイソンもこれで最後にしてほしい。
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