
『あにいもうと』第1話考察(ネタバレ)
妹・絵里を殺したのは修司?
冒頭は奈緒が、絵里についての回想・独白から入ります。絵里が「先生が私を楽にしてね」と言ったあと、酸素吸入の管を抜いている人物の腕が映るので、奈緒が絵里を安楽死させたのか…と思いました。
回想では、絵里が「先生が私を楽にしてね」と言い、酸素吸入の管を抜く手と心電図が0になるシーンが入り、奈緒が「私のしたことは正しかったのだろうか」と続きます。
奈緒が苦しむ絵里をみかねて安楽死させてしまったように見えます。
でも、酸素吸入のチューブを抜いている手は男性っぽいんですよね。
もしかして、絵里を殺したのは兄の修司で、奈緒はそれを止めなかったことを悔やんでいるのでしょうか...いやいや、怖すぎるバッドエンド。
回想の見せ方によってそのように見えただけで、絵里は助かっていた。奈緒と修司も恋人同士に!とかそんな幸せな展開も十分あり得ますが、今のところは奈緒の兄・亮介が修司の祖母を殺し、修司が妹を手にかけてしまった…的な書くのも憚られる展開もありそうで怖いです。
冒頭の映像には赤ちゃんも映ってましたけど、奈緒と修司の子供?
奈緒の修司に対する思いは純粋な愛?妹になりたい願望?
奈緒は、兄・亮介が大学への入学金130万円を持ち逃げされるなど兄によって散々な目に遭わされています。奈緒は亮介について関わりたくないと思っていることは確かです。
いっぽうで修司に向かって「あたしにもこんなお兄ちゃんがいたらよかったのに」と言いました。
奈緒が男性として修司に惹かれているのはもちろんあると思いますが、同時に彼女の中に、“兄”という存在と関係をやり直したい願望もあるように思えました。
奈緒は、理想の兄である修司を好きになることによって、過去のトラウマを払拭しようとしているようにも見えます。それがこのドラマのなんとも言えない心地悪さ(良い意味で)を醸し出しているようで興味深いです。
火事、修司の祖母の死、行方知れずだった兄の出現、泣き崩れる修司に肩を貸す。ドキドキを恋と取り違える条件が1話ラストに揃いすぎています。吊り橋効果(ドキドキを恋と間違える)も混ざっていそうです。
さらに怖いのは、奈緒が修司と恋に落ちることによって過去のトラウマを払拭しようとしているだけでなく、修司の妹の席に座りたい願望もありそうだということ。
つまり、奈緒は絵里の代わりになりたいのでは?
1話のラストで絵里が、泣き崩れる修司と彼を支える奈緒を凝視していましたが、これは、お兄ちゃんを取られるという怒りから来ているのかとも思いました。


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