『ライオンの隠れ家』ネタバレ9話:祥吾が愛生とライオンを…考察:美路人が絵を描けなくなった理由

ライオンの隠れ家 第9話

2024年12月6日放送の『ライオンの隠れ家 第9話』のネタバレあらすじ解説と考察の記事

今回はついに洸人(柳楽優弥)と祥吾(向井理)が対面。祥吾の狂気がほとばしる回だった。

そして美路人(坂東龍汰)が絵を描けなくなった理由に涙。「なぜ絵が描けなくなったのか」徹底考察していく。

10話の解説はコチラ↓

『ライオンの隠れ家』10話ネタバレ洸人が失踪/最終回は祥吾が暴走?考察と予想
『ライオンの隠れ家』10話「最大の嵐…愛の掛け違い」を鑑賞。ついに洸人(柳楽優弥)と祥吾(向井理)が直接対峙する!洸人はライオンを救えるのか!?そして最後は洸人が予想外の行動に!?洸人はどうなってしまうのか?最終回の内容がどうなりそうかも徹...

『ライオンの隠れ家』9話あらすじネタバレ

あらすじ:消えたライオンと愛生

洸人(柳楽優弥)と美路人(坂東龍汰)は愛生(尾野真千子)とライオン(佐藤大空)がペンションからいなくなっているのを見て困惑する。部屋が荒らされているところを見るに、何者かに連れ去られたようだ。

美路人はライオンがいなくなっていることにパニックになり「ちゃんとお別れしてません」と言う。洸人は落ちていたライオンのぬいぐるみを拾い、一緒に届けに行こうとなぐさめた。

愛生とライオンは樺島(後藤剛範)に連れられてフェリーに乗っていた。

ネタバレ1:祥吾(向井理)が離婚を提案

柚留木(X、岡山天音)が港にやってきてライオンたちを乗せた樺島の車を止めようとする。

樺島は車から降りて柚留木の髪の毛をつかみ、膝蹴りを食らわせ、そのまま車で去っていった。

洸人と美路人も追いかけるように次のフェリーに乗る。本土で工藤楓(桜井ユキ)と天音(尾崎匠海)と合流。そして橘祥吾の家へ向かう。しかし誰も家にいなかった。美路人はライオンのぬいぐるみを庭の滑り台に置いておく。

祥吾(向井理)は樺島に頼んで愛生とライオンを民宿に連れて来させていた。祥吾は暴力を振るってしまったことを謝り「離婚届にサインするからあと少しの時間を家族で過ごそう」と提案。

愛生は、「偽装死はあなたを訴えたりしないための最後の愛だった」と告げる。

祥吾たちは3人で思い出の公園へ遊びに行った。

いっぽう、プラネットイレブンに出勤した美路人は何かを思い悩んでいる様子で絵が描けなくなっていた。1000人画廊(観光スポットの海岸堤防に絵を描く仕事)の依頼をオファーを受けるが断った。

洸人は美央(齋藤飛鳥)と話し、ライオンと愛生と一緒に暮らすのも悪くないと考え始める。

ネタバレ2:祥吾の狂気

ライオンの隠れ家 第9話 向井理とライオン

夜、ライオンは祥吾にお茶をあげる。祥吾は何かを思い詰めた表情だった。

翌朝、祥吾は「俺には血の繋がった家族は愁人しかいない!愁人の親権は俺が持つことが離婚の条件だ!」と愛生に言い放つ…。

愛生は祥吾に殴られて受けて閉じ込められた。柚留木にスマホで連絡を試みるが、手と口が塞がっているので何も伝えられない。

楓は高田刑事(柿澤勇人)から、死体で見つかった松脇奈美子(亀ヶ谷議員の秘書)が失踪する前に樺島の車に乗せられた映像を見せられる。

楓は亀ヶ谷議員の講演会へ行き、樺島に取材をする。樺島は楓を駐車場に連れてきて首を絞め、車に乗せようとした。高田刑事がやってきて樺島を現行犯逮捕する。

ネタバレ3:ついに洸人と祥吾が対面!

洸人は祥吾の家へやってくる。祥吾に向かって「姉とライオンを迎えにきました」と言う。しかし「何の覚悟があって言ってるんですか?」と言い返された。洸人はそれ以上は何もできなかった。

洸人は仕方なく家に帰る。美路人がいない。美路人は堤防にいた。洸人は、ダメな兄でごめんと泣く。美路人は洸人をなぐさめ、堤防に絵を描く仕事を引き受けると決意した。

『ライオンの隠れ家』9話 考察と感想:ゆがんだ愛と美路人の希望

なぜ美路人は絵が描けなくなったのか?

突然ライオンと別れることになった美路人は絵が描けなくなった。理由を考えてみると感動した。

美路人はライオンと洸人と手を繋いでいる絵を描いた。しかしライオンは連れ去られ、その願いは叶わなかった。

おそらく美路人は、願いを絵にしてしまうと叶わない…と考えてしまったのだろう。希望や願いを書きたいけれど、それを絵にしてしまうと夢破れてしまう。だから1000人画廊(海岸堤防に絵を描く仕事)も断ったのだと思う。

美路人が「描きます!」と言った本当の意味

美路人は洸人が泣いているのを見て、海岸堤防に絵を描く仕事を引き受けることを決意した。

美路人は、洸人、ライオン、愛生の4人で手を繋いでいる絵を描くのではないだろうか?

絵が描けなくなっていた美路人だが、泣いている兄・洸人を見て今こそ何かをしなければと思った。

洸人は「昔はこの海岸の近くには何もなかった」と語る。美路人は1000人画廊でそこに新たな未来を書き込むのだろう。

美路人は祥吾の狂気に真っ向から立ち向かう4人(美路人、洸人、ライオン、愛生)の希望の絵を描くのだと思う。

第10話が楽しみで仕方ない。

祥吾のゆがんだ愛とは…

柚留木によると、祥吾は家族を支配下におくことが愛情だと考えているらしい。支配下に置いたうえで依存して自分を保ち、愛生やライオンが支配から抜け出そうとすると手を上げる。

謝罪も土下座もするけど、自分の言い分が聞き入れられないと分かった途端に暴力的になる描写が非常にリアルだった。

愛生が偽装死を計画した理由

愛生は、祥吾と亀ヶ谷議員の繋がりや秘書死亡事件との関連性は知らないようだった。偽装死を選んだ理由は、かつてはお互いに愛があったから責めたり訴えたりしたくないから

さすがにこの理由で偽装死と偽装戸籍で新しい人生をやり直すのはリスクデカ過ぎな気もするが、それだけ追い詰められていたのだろう。

幼少期の柚留木=ライオンの関係性、祥吾と亀ヶ谷議員の癒着の内容、最終回11話の展開予想は次のページへ↓↓

『ライオンの隠れ家』第9話の考察,柚留木=ライオン 虐待被害者だった,最終回の展開は?
目次 1 柚留木(岡山天音)=ライオンと同じ虐待被害者2 最終回の展開は? 柚留木(岡山天音)=ライオンと同じ虐待被害者 柚留木(岡山天音)は樺島から髪の毛をつかまれたとき、過去がフラッシュバックしてパニックになっていた。幼少期に髪の毛を父

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