まさかの驚愕のラスト
ニューヨーク・嶋佐は幼馴染設定の葵いぶきの前でとことんカッコつけまくる。
野田クリスタルは塔乃花鈴に迫られて女の子慣れしていないのがバレバレ。
実は、いぶきも花鈴もグレートブラザー教の教祖・水田(八嶋智人)と幹部・神林(寺島進)から“キスをしろ”と命令されていたのだった。
グレートブラザー教はeden実験を隠蔽するために水田が作った宗教で、裏で操っていたのは神林だった。水田は暴走して死亡。
eden実験には政府も関わっており、国防軍が教団施設にやってくる。野田と嶋佐は追い詰められ、それぞれ花鈴といぶきとキスをした。最高のキスをしたのは野田だった。嶋佐は国防軍に殺されてリタイア。
野田は悠馬(宮野真守)に助けられ、川島(劇団ひとり)と合流。さらに土井も合流した。川島、野田、悠馬、土井は子供の頃にedenの実験体にされ、逃亡した過去があった。
一行はende実験の施設に侵入し、花鈴と奈々と一緒にいる大河原社長と対峙。モニター越しに全てを見ていたのは総理大臣の荻下龍(野間口徹)だった。eden計画は総理直々の実験だったのだ。
豹変した悠馬が花鈴と奈々を操り、念力で大河原を殺させる。悠馬は最初から実験の成果を乗っ取って世界を支配するつもりだった。悠馬は奈々の力で総理を殺害する。
土井もやってくるが、彼は実は総理の命令で動いていた。鈴原は土井の部下だった。御堂刑事は土井に足を撃たれながらもやってくる。
悠馬が奈々と花鈴を連れて去る。川島と野田クリスタルはそれぞれ奈々と花鈴を見つけ、最高のキスをする。しかし奈々と花鈴の魂は悠馬に吸収されてしまった。
川島と野田は力を合わせて悠馬を倒す。しかし、幼い頃に悠馬を操り人形にしていたのは野田クリスタルだった。全ての黒幕は野田だったのだ。
野田は花鈴に殺される。御堂刑事の行方不明の娘が八木奈々だったこともわかる。デスキスゲームに勝利した川島(劇団ひとり)は闇堕ちし、日本を牛耳ってやると言った。
Netflix『デスキスゲーム』終わり
『デスキスゲーム』最終回まで視聴後の感想:バッドエンド(笑)
これほど面白いバラエティは久しぶり。劇団ひとりのセリフの数々「これが結末だ!(キスにいく)」などがアドリブと思えないくらいすごくて、そこにシンクロする八木奈々の涙も美しい。
劇団ひとりと宮野真守のアドリブ合戦も本作のハイライトの一つだった。即興でしか出せないギリギリの空気感に感動した。
劇団ひとりは八木奈々が本が好きな設定やプレゼン苦手な設定を伏線としてのちのち回収してくるなど、アドリブとは思えない天才っぷり。作家業や映画監督もやってるし、セリフを作る才能があるんだろうな。
ラストまで残った野田クリスタルの純情まっしぐらなセリフも爆笑。花鈴のこと本気で好きになってそう。設定上、野田が最後に無理やり黒幕にされるシーンも笑えた。
さらに、優勝した劇団ひとりはアドリブを続けて暴走し、自分が新世界の支配者になる!というバッドエンドオチ!これも笑えた。橋本じゅんと八木奈々が父娘の設定もひとりによって握りつぶされた感じが面白い。
プロデューサーの佐久間の手腕が光る傑作バラエティだった。ヤラセとは行かないまでも実は裏でけっこう指示出していそうだ。この形態のバラエティは今後も増えそう。デスキスゲーム2・続編にも期待!
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