『地獄の果てまで連れていく』第4話「作戦中止」をNetflixで鑑賞。(地上波放送は2月4日)。
自分の子供に愛情を持たない麗奈(渋谷凪咲)。彼女の暴走を止めつつ復讐を為そうとする紗智子(佐々木希)。
スリルが増して面白くなってきた。第4話のあらすじネタバレと感想・考察をまとめました。
『地獄の果てまで連れていく』第4話あらすじネタバレ解説
1話と2話の復習はコチラ↓
第4話の予告↓
紗智子(佐々木希)は包丁を持ってこころのベビーベッドに近づこうとする麗奈(渋谷凪咲)を止めに行く。自分の子供を殺す気なのか。そのとき麗奈に誠から電話がかかってきた。麗奈は笑顔に戻って嬉々としている。
紗智子はコミと連絡をとって今後の計画を練り直す。麗奈がこころに愛情を持っていないのなら、こころを殺すのは無意味だ。コミも一旦こころを殺すのは止めにしようとなった。
紗智子は赤子に手をかけなくて良くなったことに安堵した。
紗智子とコミは復讐について再確認する。麗奈の罪を世間に知らしめて罪を償わせる。そして、麗奈に自分たちが味わった以上の地獄を見せつけることが目的だった。
紗智子は学校で麗奈に刺されて火をつけられたあと、病院から逃げ出して死を偽装した。しかし火傷のせいで人々から気味悪がられた地獄のような日々を思い出していた。
コミは、「麗奈が娘に愛情を持っていないのなら、こころを殺して家政婦の紗智子のせいにしようとするだろうから気をつけろ」と言った。
日中、紗智子は自分が使ったアイロンを持ってこころの前に立つ麗奈からアイロンを取り上げる。もしかして殺そうとしていたのか?
紗智子は誰もいない時間に麗奈の家にあるピアノを演奏する。それを外から聞いていた誠(井上祐貴)は、高校の頃に同級生だった坂東幸和子の演奏を思い出した。
こころがはじめて寝返りを打った。誠は喜び、麗奈と紗智子も連れてケーキの買い出しにいく。ベビーカーを押す誠のところにバイクが突っ込んできた。
幸い誠にもこころにも怪我はなかったが、麗奈は誠の心配しかしていない。
紗智子は、麗奈が1番大切なのは誠だと確信。
誠と麗奈とは幼馴染だった。誠は小学5年の時に母が死に、その後は親戚の家で育った悲しい過去を持つ。麗奈は高校の頃に誠が人を愛せないと言っていたが、誠は娘のこころを溺愛しているため、麗奈の発言自体が嘘だったのかもしれない。
紗智子はコミに、誠が麗奈に別れを切り出せば、それが1番のダメージになると話す。
紗智子は麗奈の取り巻きのともみに「麗奈の誕生会をやりたいから誠と話し合ってくれないか」と提案。
麗奈は、ともみと誠がこそこそ話しているのを見て怒りを溜めた。夜になると、ともみの息子・直くんがくれた熱帯魚をミキサーにかけて殺した。
紗智子はその映像を誠に見せ、2人の仲を引き裂こうとする。しかし、誠から「うちで働くのをやめてください」と言われてしまう。
『地獄の果てまで連れていく』第4話「作戦中止」終わり
『地獄の果てまで連れていく』第4話 感想&考察:コミの正体は女性
麗奈がアイロンを握りしめて娘のこころを見つめているシーンが怖かった。あと熱帯魚ミキサーも発想が怖すぎる。脚本家は韓国のイ・ナウォン氏だが、韓ドラっぽい狂気が終始ピリついていてグッド。
今回、コミのしゃべるテンポやワードチョイスから女性っぽいと感じた。作中に登場する女性は限られている。コミの正体は紗智子の母親なのかもしれない。もしくはともみなど麗奈の取り巻きの誰かという可能性もあるだろう。
あとは熱帯魚ミキサーシーンを見せられた誠が紗智子にクビを宣告したシーンから、麗奈がサイコパスだと知っていたと推測できる。
誠と麗奈は幼馴染なので、誠が過去に麗奈に救われたなどのバックストーリーがあり、2人は共依存の関係なのだろう。
麗奈はこころの殺害して紗智子のせいにしようとしており、その辺の心理戦・頭脳戦も本格化してきた。
紗智子が誕生日の計画を誠とともみに立てさせて麗奈に嫉妬させるのはうまいと思った。でもともみが殺されそう。それどこか、ともみの息子・直くんが殺されたりして。このドラマ凄惨だからあり得る…。第5話はもっと悲惨な展開になりそう。
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