Netflixホラー映画『フィアー・ストリート: プロムクイーン』(Fear Street: Prom Queen/フィアー・ストリート4)を鑑賞。
青春に燃えるティーンたちが殺人鬼に襲われる『フィアー・ストリート』シリーズの第4作!個人的にPart 1〜Part 3までの前3作が好きだったので今作も期待して視聴!
- あらすじ
- ネタバレなしの感想
- ラスト結末のネタバレ解説
- 忖度なしの感想と評価レビュー
これらの項目をまとめました!視聴前、視聴後の参考にしてください。
Netflix『フィアー・ストリート: プロムクイーン』あらすじ
ここは呪われた街・シェイディサイド。1978年にはナイトウィングキャンプ場で大量殺人事件が起こった。
今は1988年。シェイディサイド高校の生徒ロリ・グレンジャーは6人のプロムクイーン候補の1人だった。他の候補者は意地悪なティファニーとその取り巻きだ。
ロリの仲間は親友のメーガン・ロジャースだけ。なぜなら、ロリの母は高校時代にボーイフレンドを殺害したと噂されているからだ(母がロリを妊娠したあとにボーイフレンド(ロリの父)が殺された)。
ロリは自分とこの街を変えるためにプロムクイーンになることを決意。しかし、赤いレインコートを着た殺人鬼がプロムクイーン候補に次々と襲いかかる。。。
ネタバレなし感想
フィアー・ストリートの過去3作は好きだったが、今作はう〜む…。
殺戮のシーンはスタイリッシュで素晴らしい一方、ストーリーが過去作ほど面白くない。
スプラッターシーン目当てで見るのはいいけど、物語性も重視するならオススメできない作品になっていた。



『フィアー・ストリート: プロムクイーン』ネタバレ・ラスト結末
プロムの前日、プロムクイーン候補のクリスティが何者かに斧で惨殺される。死体は隠され、クリスティは失踪扱いになった。
ついにプロムが始まる。
ティファニーの取り巻きでプロム候補のリンダ、デビー、メリッサが会場を出て他の部屋へ行った順に次々に殺されていく。赤いレインコートの殺人鬼は2人いた。
ロリとティファニーのダンスバトルが始まった。ロリのダンスのがみんなを魅了する。
メーガンはティファニーの取り巻きたちが次々と消えていることに気づいた。
ティファニーの彼氏・テイラーがロリを誘い、他の部屋へ。テイラーは何者かに包丁で殺された。ロリが叫ぶ。そこへメーガンもやってきた、二人は地下室でたくさんの死体を発見し、赤いレインコートを来た人物に追われる。
ロリとメーガンはなんとか地下室から脱出して会場へ。投票ではロリがプロムクーンに選ばれた。しかし会場に赤いレインコートにマスクをつけた殺人鬼が入ってくる。校長が腕を切られた。みんながパニックになる。襲われそうになったロリは、ティアラで殺人鬼の目を刺した。
殺人鬼の正体はティファニーの父・ダンだった。ティファニーと母・ナンシーは悲鳴をあげる。ダンは取り押さえられ、警察に逮捕される。
ロリはティファニーに付き添って彼女の家へ。事情聴取を終えたナンシーが包丁を持ってやってくる。ティファニーがナイフでロリを刺そうとした。家族3人で殺人鬼だったのだ。
ロリはティファニーを階段から突き落として殺す。
母・ナンシーは、過去にロリの母のボーイフレンドと付き合っていたが、そのボーイフレンドがロリの母と付き合い始めたので殺したと言った。犯人はナンシーだったのだ。
ナンシーは包丁で襲いかかる。ロリはトロフィーでナンシーを殴って殺した。
終わり
『フィアー・ストリート4: プロムクイーン』感想と評価:パワーダウン?
良かった点はいくつかの惨殺シーン。特に。リンダの彼氏が殺人鬼に両手首を切断される→手首切れてるからドアノブ回して逃げれない→殺されるのコンボが良かった。
今作は手首、足首切られるシーンが多かったな。
Part 2やPart 3でシェイディサイドの呪いの元になっている魔女サラ・フィアーの死体の手首が切断されていた設定がある。それで手首切断シーンが多いのだろう。
あとはところどころのシーンが当時の学校内リポーター・ハーモニーによってビデオカメラで撮影されていいたていで、荒い映像に差し替えられている演出が良かった。2025年の我々が当時の荒い映像のビデオを見返しているようで、80年代へのノスタルジー臭がムンムン。巧い演出だな〜。
ただ、ストーリーはぜんぜん面白いと思えなかった。
プロム(卒業前のダンスパーティー)の会場がメインの舞台で、ダンス会場を抜け出して別の部屋へ行ったカップルから死んでいくホラーあるある。2回目の殺人くらいからお決まりの展開かつワンパターンなシチュエーションに飽きてきた。
登場人物の掘り下げもなんかうまく行っていない気がする。母親が殺人の容疑者のロリも、マリファ○好きな親友のメーガンも設定はいいはずなのに、なぜかそこまで感情移入できなかった。
ロリが歌手のプリンスを好きな設定があった。私もプリンス大好きなのでそこは共感したが、劇中でプリンスの曲は掛からず。流せよ。。。
あとは、フィアーストリートの過去三部作との関連がほぼないのが気になった。同じシェイディサイドの街で起こっている関連だけ(あとは手首切断の演出)。
過去作の伏線回収とかして欲しかったな〜。
ロリにバラの花を渡したのが誰かわからなかった。バラにはHope you don’t choke(つまづくな)とメッセージがあった。誰が渡したのか気になる(けどもう1回見返す気にはなれない)。バラを贈ったのは街を呪っている魔女サラ・フィアーかな?
サラの呪いをロリが受け継いだ…Hope you don’t chokeはティファニーとナンシーの殺害をうまくやれというメッセージだったのか?
誰かわかった人コメントで教えてください。
コメント