2025年9月5日放送された『DOPE ドープ』の最終回第10話を鑑賞!
ジウと対決して才木の能力が覚醒し、予想の右斜め上を突き抜けるトンデモ展開に!
- 最終回のあらすじネタバレ
- 意味不明なラストの本当の意味を徹底考察!
- 最終回10話の正直な感想レビュー!
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『DOPEドープ』最終回ネタバレあらすじ解説
最終回の予告↓
葛木、柴原、綿貫&ルカのパート
ジウとルカがいる浄水場へやってきた特捜課メンバー。葛木、柴原にニコラスも合流し、浄水場のスタッフを解放する。
綿貫がルカと対峙。かつて特捜課で共に過ごした上司と部下だった。綿貫は必死に語りかけ、「消された記憶でも、笑い合った時間は嘘じゃない」と伝える。言葉に揺さぶられたルカは涙を流し、戦うことをやめた。ルカはジウに消された記憶を取り戻し、綿貫の胸で泣いた。
ラスト結末・才木・陣内・ジウのパート
浄水場で迎えた最終決戦。才木は未来のビジョンで「自分がジウに撃たれる」光景を見てしまい、不安を抱えながら突入する。陣内とともに機械室へたどり着くと、そこには人質にされた美和子と結衣、そして待ち構えるジウの姿があった。
ジウは位置を入れ替える能力や腕を刃に変える力で2人を翻弄し、右手のブレードで才木を狙う。咄嗟に陣内が身を挺して庇い、致命傷を負ってしまう。
ジウは美和子にDOPEを渡し、それを飲んで能力を蘇らせれば陣内を助けられると言う。美和子はDOPEを拒否。
結衣が覚醒し、時を止める力で戦いに介入する。ジウに撃たれて倒れた才木は眠っていた本当の能力を目覚めさせた。
才木の力は「相手を念じただけで殺せる眼力。そして未来を全てコントロールし、相手の力を無効化する能力」。ジウの攻撃はすべて封じられ、ついに形勢は逆転。
12年前、才木と美和子と結衣がスタジアムでドーパーのテロ事件に遭遇して当時特殊部隊だった陣内に助けられた過去があった。しかし真実は、才木優人が異能力によって犯人を念じただけで殺していたのだった。
ジウは「絶望の日々だった。殺してくれ」と懇願するが、才木は力を奪い「生きて罪を償え」と告げた。髪を黒くしたジウはただの人間に戻り、逮捕される。
エピローグ
戦いを終えた特捜課は厚労省から表彰を受ける。
才木は一軒家を借り、美和子と結衣と共に穏やかな日々を取り戻した。陣内と待ち合わせて一緒に香織の墓参りへ行く。
『DOPEドープ』最終回考察:実は全員死んでます…
最終回の1つの解釈として、才木も陣内も美和子も結衣も実際は死んでいるというものが挙げられる。
理由としては、母・美和子の右手がすっかり綺麗になっていること。才木の能力が未来をすべて思い通りにできるだとしても、すでに劣化していた美和子の右手が治っているのはおかしい。
また、結衣は時を止める能力をあと1回使ったらほぼ死ぬ設定だったはず。結衣はどうやって助かったのか?
陣内にしても、ジウに胴体をぶっ刺されて数分放置されている→仮に才木が万能になってヒーリングまで使えたとしても、死んでる陣内を蘇らせることはできなそうだ。
これらの理由から、実は才木はジウに倒され、死ぬ直前に自分が見たかった未来を見ているだけで、視聴者もそれを見せられているだけというバッドエンドの解釈も可能。
覚醒した才木はジウに「(これは)俺が見たい未来の途中…」と言った。「見たい」って願望じゃん…。
最後に才木と陣内が香織の墓参りに行く途中で通った道路に紫陽花のような花が満開なこと…天国に見えなくもない。
『DOPEドープ』最終回の感想
才木が覚醒して未来を全て操れる神的な能力を発動させる。宙に浮いて金色のオーラを纏う才木。ジョジョ第五部で覚醒したジョルノ・ジョバァーナを彷彿とさせるチートっぷり。絵面的にKing & PrinceのPVでやってください!
結末も、実は才木が敗れて陣内も美和子も結衣も死んでいるバッドエンドならまだ物語として許容できるけど、チート能力を開花させた才木が全てなんとかしました〜というハッピーエンドだと少し怒りが湧いてくる。そこまでのご都合主義は求めてねえ!
予想以上に漫画みたいな展開で驚いた。正直、なんだコレ?レベル。近年稀に見るトンデモラストを迎えたドラマと言っていいだろう。原作とも全然違うし、これ原作者怒らないのかな?それとも小説とドラマは別物だと考えて許してるのかな?
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