Netflix映画『ドント・ムーブ』ネタバレ感想アイデアが絶妙,ラスト結末の考察Don’t Move2024

Netflix映画『ドント・ムーブ』2024

Netflix映画『ドント・ムーブ』2024

Netflix映画『ドント・ムーブ』(Don’t Move 2024)を鑑賞。

殺人鬼に筋弛緩剤を受けた女性が体がいうことを聞かなくなる中でどう逃げ延びるかを描いたアイデアに優れたタイプのサバイバルスリラー。ホラーの巨匠サム・ライミ監督がプロデューサーを務めたことでも話題だ。

映画『ドント・ムーブ』キャスト

アイリス|cast ケルシー・アスビル・チャウ

リチャード|cast フィン ウィットロック

ビル|cast モレー・トレッドウェル

警官ドントレル|cast ダニエル・フランシス

映画『ドント・ムーブ』(2024)あらすじ

Netflix映画『ドント・ムーブ』2024

Netflix映画『ドント・ムーブ』2024

朝早くにマッセイビッグサー州立公園の崖に立つアイリス(ケルシー・チャウ)。以前この場所で彼女の息子・マテオが転落死し、アイリスは精神を病んで飛び降りようとしていた。そこへリチャード(フィン ウィットロック)という男がやってくる。彼もまた大学時代に最愛の彼女を事故で失ったという。アイリスは飛び降りを思いとどまり、リチャードと一緒に山を降りる。しかしリチャードから電気ショックを受け拉致されてしまう。

目を覚ましたアイリスは運転中のリチャードに襲いかかり、車は道沿いの大木に突っ込む。アイリスは逃げ出すが、リチャードは筋弛緩剤を注射している。徐々に動けなくなり、20分後にはお前は声も出せなくなる…と笑う。

山を逃げるアイリス。しかし体は徐々にいうことを聞かなくなる。リチャードが笑いながら追いかけてくる…。果たしてアイリスは生き延びることができるのか?

物語ラスト結末まで解説はコチラ

映画『ドント・ムーブ』ネタバレ感想

サバイバルスリラーの佳作。アメリカの大自然も堪能できるし、筋弛緩剤で動けなくなった状態で川に飛び込んで流されて逃れるとか、途中で助けてくれたおじいさんと瞬きでYes Noを示して会話をするとか、アイデアは良かった。

主人公のアイリスが動ける状態→完全に動けない状態→筋弛緩剤の効果が切れてきて徐々に動ける状態という3段階の流れが楽しめる

アイリスの体が不自由になっていくのと同時に、ピントが合わないような少しボケた映像になっていく映像も面白かった。グロテスクなシーンは少なめだが、アイリスがリチャードをナイフでぶっさすシーンや、リチャードが警官を牽引ロープで撲殺するシーンなど、迫力が凄まじかった。

ただ全体的にはアイリスとリチャード2人のキャラクターの掘り下げがもう少し詳しくされている方が良かったと思う。全体的に人間ドラマ部分がわりとアッサリに見えたのが勿体なかった。また、サバイバルスリラーとしても、あと1つか2つアイリスがピンチを切り抜けるシーンがあった方が良かった気もする。やや薄味な感じは否めない。

次のページでは、心が壊れているアイリスとリチャードの関係性、なぜアイリスは生きる決意をしたのか? 物語のメッセージについて徹底考察&解説していく↓

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