Netflix映画『ルー・ガルー: 人狼を探せ!』(2024 英題:Family Pack/フランス語:Loups-Garous(狼男、人狼))を鑑賞。
ジャン・レノが出演するファミリー映画。家族が中世にタイムスリップして人狼を探す物語!
『ルー・ガルー: 人狼を探せ!』キャスト
監督|フランソワ・ユザン
ジェローム|cast フランク・デュボスク
マリー|cast スザンヌ・クレマン
ギルバート|cast ジャン・レノ
統領|cast グレゴリー・フィトゥーシ
ピエロ(レオナルド・ダヴィンチ)|cast ブルーノ・ゲーリー
『ルー・ガルー: 人狼を探せ!』あらすじ解説
ジェロームと妻のマリー、そして子供たち、クララ、テオ、ルルがジェロームの父・ギルバートの家にやってきて「みんなで人狼ゲームをしよう」と言う。ギルバートは認知症が進んでおり、ジェロームの名前も思い出せない。人狼ゲームはもともとジェロームが子供の頃にギルバートと遊んだ思い出のゲームだった。
人狼のゲームボードが揺れ地震が起きる。ジェロームと家族は1497年のフランスにタイムスリップしていた。ジェロームたちは変な服装だな?と奇異の目で見られた。中世の街には夜な夜な人狼が現れ、村人たちを殺していく。昼間に人狼を処刑しなくてはならない。
ジェロームたちは自分たちがゲームをクリアしなければ元の時代に戻れないことに気づく。ジェロームには千里眼、ギルバートにはスパーパワー、クララは透明人間、テオは変装能力と、それぞれが割り当てられたカードの特殊能力を持っている…。しかし家族の中に人狼がいて…。
『ルーガルー人狼を探せ』ネタバレ感想:ギャグ映画だった…
人狼ゲーム昔よくやったな〜と思って鑑賞すると、単なるギャグ映画でガッカリ。別にコメディでもいいのだが、ゲーム性がほとんどないのが残念だった。「昼間に村人でいるときの特徴と、夜に人狼になったときの外見的な特徴には共通するものがあるからよく観察してみよう!」って、人狼はそういうゲームじゃないだろ。もっと駆け引きとか入れてくれよって感じだった。
フランスらしく男女差別の風刺ギャグ、夫婦間のギャグなどブラックユーモアなものが多くてそこは楽しめた。一家のおじいちゃん役のジャン・レノが中世にタイムスリップした途端に認知症が治る設定も感動的だった。良かったのはそれくらい。
内容的には子供向けかと思いきや、ギャグは大人向けというどっちつかずな映画でもあった。