映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』レビュー,SDGs社会でどう生きるべきか(ネタバレ少し)

(ネタバレ少しあり)

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を公開初日に早速視聴。

ハッキリ言って拷問されない限り面白いと言えるようなクオリティではなかったけどつまらなかったのは一旦置いておいて(本作の感想が読みたい人は下記へ)、

cinemag-eiga.com

劇中でSDGsがひとつのテーマだったのでここでちょっと考えてみる。

遺伝子操作と復元で作られた恐竜は、人類のテクノロジーの象徴だ。

最終的に人類は恐竜を管理するのではなく、共存する道を選ぶ。

つまりテクノロジーとの共存だ。

恐竜は人類が発明したものの暗喩である。

自らの発明品をどう扱っていくかで未来が変わる。

SDGsが提唱する持続可能社会の究極のメッセージといえるし、発明そのものの善悪より、使い方の倫理観を問うているのだろう。

この発明品は何も恐竜や自動車、ネットだけでなく、思想やイデオロギー、ひいては個人個人の日々の言動にも当てはまると感じた。

私たちは権力や知識の大小、国家、自然と人工的なものなどなど、ありとあらゆるバイアスを持っているそれぞれの境界線を限りなく薄めていくことが人類の未来のために必要なのだろう。

ジュラシックワールド/新たなる支配者では相手は恐竜だけど、人間は動物や自然に対して、もっとフラットな友達目線で捉えていくことが重要だと感じた。

クリス・プラットヴェロキラプトルの親との約束を守ったように。

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