『海に眠るダイヤモンド』第3話のあらすじをネタバレありで解説。そして、いづみの正体や玲央と鉄平の関係について徹底考察していく。
最新5話の考察やあらすじ解説↓↓
『海に眠るダイヤモンド』3話あらすじネタバレ
1958年:映画のオーディション
ついに本土から海底水道が開通。
朝子(杉咲花)は母親からことあるごとに「賢将(清水尋也)と結婚しろ」と言われていた。リナ(池田エライザ)は職員クラブの給仕のほかに助産師の仕事も手伝っていた。
百合子(土屋太鳳)は賢将と別れていた。
端島に映画プロデューサーの夏八木修一(渋川清彦)がやってきて、「10年前に端島で撮った映画『燃ゆる孤島』の続編を撮りたいから俳優のオーディションをする!」と言う。
朝子(杉咲花)はオーディションで絶賛される。夏八木は舞台で朝子に初恋の人を尋ねる。朝子は「鞍馬天狗」と答える。夏八木や鉄平ふくめ、みんなは映画『鞍馬天狗シリーズ』で主演を務めた嵐寛寿郎のことだと思い込む。しかし朝子は鉄平に初恋の思いを伝えたかっただけだった…。
2018年:いづみが玲央に「会社を潰して」と依頼
いづみ(宮本信子)は家族に「玲央(神木隆之介)とは結婚前提の関係で、結婚すれば彼が会社の財産や遺産の相続者になる」と話す。家族は激怒した。
玲央は、いづみの孫・千景(片岡凜)がホストクラブにハマって借金をしていることを家族にバラすが、鹿乃子(美保純)があっさり金で解決したことにイラだった。
いづみは家族に会社を継がせたくないと話し、玲央に「自分の会社を潰して欲しい」と頼むのだった。
『海に眠るダイヤモンド』3話の考察
ネタバレ考察1:いづみの家の桜の木
第3話はいづみ=朝子と思わせるシーンが多かった。鉄平と朝子が桜を見るシーンが、玲央といづみが桜の木を見るシーンと重なる。そして鉄平は食堂の花瓶によって朝子の初恋の相手=鞍馬天狗が自分だと気づく。
まず、鉄平と朝子が小舟で中の島へ渡って桜の木を見たことに注目したい。
1965年で赤ちゃんを抱いたリナは本土に行ったわけではなく、中の島へいったのかもしれない(小舟で本土まで渡るの難しいだろうし)。
いずれにせよ、中の島の桜の木から取られた桜の枝が、いづみの家の屋上に咲いている桜の木に成長したのだろう。
ネタバレ考察2:助産師リナと玲央の繋がり
リナが助産師の仕事をしていることにも注目。これは、1965年にリナが抱えていた子供が実子でない可能性をにおわせている気もする。
主要人物の赤ちゃんが同じタイミングで生まれ、何かの拍子にすり替えが起こり、リナが連れ出した…。みたいな複雑な展開がありそう。
そう考えると、なぜいづみが玲央を見てビックリしたかが納得できる気がする。鉄平そっくりの玲央の存在にによって、子供たち(鹿乃子か和馬)が鉄平の血筋ではないと気づいて驚いたのではないだろうか。
ネタバレ考察3:IKEGAYAを潰す!の意味
いづみの名字がIKEGAYAらしいと判明する。賢将の名字だろうか?それとも夫は主要人物とは関係がない別人か。
いづみは家族に財産を継がせたくないことを玲央に告げ、玲央が何か俺にできることはないかと尋ねると、「会社を潰そう」と言う。
先程の赤ちゃんのすり替えが当たっているかは不明だが、いづみは玲央を見て鉄平にそっくりだと思い、子供たちが鉄平の血筋でないことを知って困惑しているのかもしれない。
次のページでは、映画監督の夏八木が島から逃げた伏線、リナの過去、1965年の赤ちゃんと鹿乃子や和馬の関係について徹底考察↓↓
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