実写ドラマ版「笑ゥせぇるすまん」2025(笑うセールスマン)がAmazon Primeで配信開始!
喪黒福造役はロバート秋山はインパクト抜群!
しかし肝心のドラマのクオリティは?
- 各話のキャスト解説
- ドラマの感想と評価・良い点・悪い点
これらの情報を忖度ゼロでまとめました。
実写ドラマ版「笑ゥせぇるすまん」キャスト・作品情報
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話数 | タイトル | キャラクター名 | キャスト |
---|---|---|---|
第1話 | たのもしい顔 | 頼母子雄介(たのもし ゆうすけ) | 山本耕史 |
第2話 | シーソーゲーム | 肌野羽里世(はだの はりよ) | 斉藤由貴 |
庵地英治(あんち えいじ) | 千葉雄大 | ||
第3話 | ソックリさん | 三重岳ハルオ(みえだけ はるお) | 本郷奏多 |
造田花(ぞうだ はな) | あの | ||
第4話 | 決断ステッキ | 大井真宵(おおい まよい) | 黒島結菜 |
第5話 | 夢の一発屋 | 石田重廣(いしだ しげひろ) | 本人役(石田重廣) |
保科有里(ほしな ゆり) | 本人役(保科有里) | ||
第6話 | デトックスヒロイン | 本音ユウコ(ほんね ゆうこ) | 井桁弘恵 |
第7話 | 地下アイドル | 森コミスギー(もり こみすぎー) | 髙嶋政伸 |
ルームシェア娘 | OCHA NORMA(米村姫良々、西﨑美空、北原もも、筒井澪心) | ||
第8話 | 借りパクの泉 | 貸作公平(かしづくり こうへい) | 中川大志 |
第9話 | イン主婦エンサー | 飯根星夜(いいね ほしよ) | 仲間由紀恵 |
第10話 | 海馬ガム | 顔出カタル(かおで かたる) | 國村隼 |
第11話 | ホワイト上司 | 白川かぶる | 勝地涼 |
第12話 | サブスクおじいちゃん | 加手井守(かていまもる) | 濱田岳 |
大久保彦三郎(おおくぼ ひこさぶろう) | 小日向文世 |
実写ドラマ版「笑ゥせぇるすまん」ネタバレ感想:コントドラマ
早速配信初日に鑑賞。
評価は5点中1.5点。ひとことで表現するならロバート秋山のコントドラマ。
クリエイターズ・ファイルの延長線上の作品で、ロバート秋山の喪黒福造に笑えはすれど、ドラマとしての面白さは微々たるものだった。
コントとして見ればまだマシだが、ドラマとして視聴するとかなりキツい。
第1話で登場するロバート秋山、ビジュアルはぴったりと言えばぴったりな気もしなくもないが、冷静に考えるとそこまで似ていないのが痛い。
ロバート秋山と山本耕史の顔芸合戦みたいなのがあるのだが、まんまコント。どうせなら実写ドラマでなくコントとして見たかった。
正直申し上げて、ロバート秋山さんは芸人トップクラスのキャラ憑依能力はあるものの、ドラマ慣れしているかと言われれば微妙。
豪華キャストを相手取って寒い空気になっている場面も少なくなく、ロバート秋山さんのファンとファン以外で評価が大きく分かれそうな作品だ。
宮藤官九郎さんが脚本に入っている。ロバート秋山さんは『不適切にもほどがある!』(宮藤官九郎脚本)に出演しているので、そこで意気投合したのだろう。
宮藤官九郎さんら脚本陣も豪華なのに、なぜこんな風になってしまったのだろうか。企画段階で秋山さんの主張が強すぎるものになってしまい、そこから修正が効かなくなってしまったように見える。
山本耕史さんも好きな俳優の1人で、Netflix『地面師たち』の演技など本当に最高だったが、本作ではアニメ版のキャラクターに寄せたキャラ作りが若干スベっていた。
頼もしい顔すぎて誰かに頼りたくて、最後は相撲部屋でイ○顔になっているシーンは面白かったけど、第1話の途中までほんとこれでいいの?レベルで中弛みを感じた。
ストーリーのカタルシスは原作漫画やアニメの方が何倍もある。この実写ドラマは、登場人物が人生の奈落の底に落ちていく過程がなぜか物足りない。ケレン味がありすぎるからだろうか?
アニメリスペクトなのはいいけど、雰囲気をアニメに寄せているせいで実写に必要なリアリティまで抜け落ちてしまった印象。シュールコメディではなく、完全なコメディになってしまっている。
アニメ版を見たほうが何倍も面白いと思う。2025年の新しい「笑ゥせぇるすまん」を期待していただけに残念。
コメント
私も先程観てきたところですが、全く同じ思いです。原作の良さはどこに行ってしまったのか…ロバート秋山のビジュアルの勢いだけで作ってしまった感があり「期待外れにもほどがある!」
現代向けに改変されているのはいいですが、飲み過ぎて洗面台に吐くシーンで喪黒福造が下に居る必要は全く無いし、主人公の心の葛藤も表し切れてないので、後半は冷めた目で観てました。
笑うセールスマンの良いところが台無しでしたよね。キャストだけ豪華で期待していましたが、原作のシュールさや絶望感が見事にスポイルされており、低予算ドラマみたいに…残念なドラマとなってしまいました。