Netflix映画『タイムカット』ネタバレ感想/タイムスリップして殺人鬼と対決,考察&伏線解説

Netflix映画『タイムカット』2024

Netflix映画『タイムカット』

Netflix映画『タイムカット』(Time Cut 2024)を鑑賞。妹が姉が殺人鬼に殺される直前の過去にタイムスリップするお話。

ツッコミどころは多いけどやっぱりタイムループものは面白い!そんな映画。あらすじとネタバレなし&ありの感想・考察を書いていく!

Netflix映画『タイムカット』あらすじ

2003年4月18日。人気者の女子高生・サマーが仮面をつけたスイートリーの殺人鬼に殺された。他にも3人の高校生が殺されていた。

2024年4月18日。サマーの死後に彼女の両親の間に生まれたルーシーはNASAインターンに受かるほど優秀だった。しかし両親からはサマーの代わりとしてしか見られていないようで生きていて辛かった。サマーが殺された納屋で追悼をしていると、ルーシーは納屋で光っているタイムマシンを発見。マシンが動いて2003年の4月16日にタイムスリップしてしまった。

ルーシーは物理学が得意の同級生・クインと会い、サマーや他の生徒が殺されるのを防ごうとするが、サマーを助けてしまうと未来で私は生まれないのでは?と葛藤する。

ネタバレ少なめの感想

主人公のルーシーは姉・サマーが死亡してから(両親がかなり高齢で)生まれたので姉妹は面識がない。両親はサマーの代わりにルーシーを育てていたようで、ルーシーの心には「私は生まれながらに代用品だ…」という葛藤がある。コンセプトはすごくいい。

なぜタイムマシンがあるのか?など細かい説明は良くも悪くも一切なく、その辺に目をつむれるかが本作を楽しめる鍵になる。殺人鬼の正体やラスト結末も意外性があって面白い。

ラスト結末までのストーリー解説はコチラ

映画『タイムカット』ネタバレ:ラスト結末の考察

バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『スクリーム』の掛け合わせ!という謳い文句だが、スクリームほどインパクトのある殺人シーンがないのは難点だった。

『タイムカット』で1番良かったのはラストだろう。ルーシーが2024年でなく2003年で生きることを選択した結末が斬新だった。タイムスリップものって結局もとの時代に戻って良かった〜となることが多いが、本作はあるあるの逆を行っている。

いっぽうで連続殺人鬼の正体は判明するが、殺人鬼の行動には謎が多い。なぜそんな行動を取ったのか意味不明なことが多く、そこが賛否の分かれ目になる気がする。

次のページではタイムトラベルや殺人鬼の伏線について考察していく↓

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