韓国ドラマ『その電話が鳴るとき』第9話を鑑賞。
サオン(ユ・ヨンソク)とヒジュ(チェ・スビン)の関係を知っていて復讐を企てる裏切り者の正体が判明!拉致犯の過去も明らかになった。
『その電話が鳴るとき』9話ネタバレあらすじ解説
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サオン(ユ・ヨンソク)は燃えさかる釣具店に入り、育ての親であるチョン・サンフン(キム・ジュンベ)を助け出そうとする。しかし天井が崩れてきて行くてを阻まれ、サオンも意識を失ってしまった。
サオンたちを助けたのはチ・サンウ(ホ・ナムジュン)だった。
サンウはサオンが来る前にサンフンの釣具店にやってきて情報を聞こうとしたが何もしゃべってもらえず、帰りの車の中でサオンとすれ違い、何かあると感じて戻ってきたのだった。
ヒジュ(チェ・スビン)は病院に駆けつける。火傷を負ったサオンは緊急手術となった。
翌日、ヒジュは目を覚ましたサオンに抱きついた。
サンウはヒジュと会い「大学の頃にシニル愛育園にボランティアに行った時にヒジュが赤ちゃんに子守唄を歌っているのを聞いてしゃべれると知っていた」と話す。
ヒジュはサオンがペク家の実子ではなかったことが一連の事件に関係していると考える。そこでサオンの父母、ペク・ウィヨン(ユ・ソンジュ)とシム・ギュジン(チュ・サンミ)に会いに行った。
ヒジュは2人のまえでしゃべれることを明らかにし、なぜ養子だと隠しているのか?と尋ねる。しかし2人は何も答えない。
ヒジュは、ペク家の執事のミン室長(ホン・ソジュン)からウィヨンも若い頃はオッドアイで、手術して治したと聞かされて驚く。
ヒジュは406の携帯を持って警察に全てを打ち明けようとする。しかしサオンに止められた。ヒジュは1度だけでも守らせてと言う。サオンはヒジュを抱きしめた。
ペク・ウィヨンが取材を受ける。そこへイナがサオンの妻として現れ、サオンが実子でないと暴露しようとしたが止められる。
そこに宅配便が届いた。ナマズとコイの体をつなぎ合わせたグロテスクなものだった。シム・ギュジンは荷物を届けた男を車で追う。追いつけなかったが実の息子だと感じていた。
チョン・サンフン(釣具店の男)が目を覚ます。
サンフンは、ペク・ジャンホ会長は金魚や猫だけでなく子供にまで手をかけた実の孫を池に沈めて殺した。自分は後始末を頼まれたがその少年は息を吹きかえしたので命を助けた。知能が低下して記憶を失っていたので大丈夫だと思ったと話した。
気候変動の会議があり、サオンがメディア向けにスピーチしてヒジュが通訳する。夫婦で同じ舞台に立てた。
サオンはサンフンから聞いたイェドン面シンジョク山へ行ってみる。ひらけた場所にいくつか、土が盛り上がった墓のようなものがあった。
サオンは記者のチャン・ヒョクジンからDNAデータベースでシニル愛育園の失踪者の双子の弟の身元が分かったと聞かされる。送られた書面を見てみるとパク・ドジェ(本名ユン・ミンソン)だった。
サオンは驚き、ドジェやヒジュに連絡するが電話に出ない。
ドジェはヒジュに薬を飲ませて拉致していた。
『その電話が鳴るとき』9話 終わり
『その電話が鳴るとき』9話の感想&考察:拉致犯
ヒジュのサオンを守ってあげたい気持ちに心を打たれた。しゃべれることを隠さなくなっていたのが少し笑えた。
そしてサスペンスパートでは衝撃の事実がいくつか判明!
ペク・ウィヨンが若い頃にオッドアイだった。
よってオッドアイの拉致犯はウィヨンの実子で、彼の本名がペク・サオンということになる。
拉致犯はコイとナマズをぶつ切りにしてくっつけて実家に送りつけた。母シム・ギュジンはそのやり口を見て息子が生きていると悟ったのだろう。
このコイとナマズは存在を入れ替えられたサオンと拉致犯のメタファーになっているとも思った。
パク・ドジェは、シニル愛育園で誘拐された少年の双子の弟だと判明。
シニル愛育園の誘拐事件は、本物のペク・サオン(のちの拉致犯)が別荘に子供を呼んで殺した→祖父ペク・ジャンホが揉み消した。こういう経緯なのだろう。
サオンが山で見た土が盛り上がっている場所は、本物のペク・サオンが殺した子供たちの墓なのだろう。
サオンはシニル愛育園で育ったがジャンホに誘拐されたのかもしれない。
ドジェは、双子の兄が誘拐された後で殺されたと思い、その犯人がサオンだと思っている→ヒジュを拉致してサオンに復讐しようとしている…というわけなのだと思う。
拉致犯にメッセージを送る先生とはドジェなのか?もしかするとサンウなのか?まだ謎が多い。
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