2025年8月28日放送された『しあわせな結婚』(幸せな結婚)7話を鑑賞。
ついに15年前の殺人犯がほぼ確定する衝撃の展開!
- 真犯人はレオで確定?
- 考、レオ、ネルラ、布勢に何があったのか
- 実は犯人はレオじゃないのでは?
- 布勢が描いた絵の意味、ネルラの自画像との対比
- 7話の感想レビュー
これらを徹底考察していきます!

『しあわせな結婚』7話の演出と考察まとめ(ネタバレ)

犯人はレオで確定!?
レオの部屋で火事が起こり、ネルラが寝ているレオに心配そうに近づく。
そのとき思い出した15年前の考の会話「お前はやっていない。この人を殺したのは俺だ…」。
ネルラは意識不明で寝ている。会話の相手は考がどうしても守りたい人物=真犯人のレオだろう。
レオはわざと火事を起こして自殺未遂をしたのだろうか。
凶器に使った三又の燭台を今も持っていて、その蝋燭で火事が起きたのかもしれない。
レオは「引っ越す」と言っていたが、この家から出ていくのではなく、天国に行きます…という意味?深読みすると怖い。(銀河鉄道のカムパネルラみたいに旅立つなよ)
ネルラの表情からしてレオは死亡していないと思われるが。
レオはネルラの息子なのか?
布勢がネルラの首を締めていたのを目撃したレオが、近くにあった燭台で布勢を殴って殺してしまったのだろう。
(第6話の考察でしたように)レオはネルラの息子で、母親が首を締められているのを見て耐えられなくなったとか?
布勢がネルラの首を締めて殺そうとしたのも、ネルラが「私の子供(レオ)を偽装誘拐に使うなんて…」と真実を口にしたからではないか。
「ネルラと結婚して子供を…」と未来予想図を描いていた布勢がショックを受けて暴走したとか。
実は犯人はレオじゃない説、燭台の謎
凶器の燭台は、布勢が描いた絵から3又のものだと思われるが、見つかっていない。
考は凶器として使った燭台の絵を描いた→3又ではなかった。
ということは、考は燭台が凶器だと知っていたが、実際には3又の燭台を見ていないことになる。
考が3又の燭台を見つける前にレオが隠した?
もしくは3又の燭台を隠蔽したのはネルラ?
8話ではネルラが「私が殺したとしか思えない…」と言っていたが、これはレオを庇うためだろう。
ネルラが布勢を殺して凶器を隠蔽した後に気絶していた線もあるし、考が「お前はやっていない」と言った相手がレオでなくネルラの可能性もある。
レオと考以外の第三者がいたパターンもあり得る。
実は第三者が犯人、その人物が3又の燭台を使って布勢を殺害→レオが現場に来る→考はレオを見て彼が犯人だと勘違い…こういう複雑なパターンもある気がする。
幼かったレオは「布勢が3又の燭台で殴られたのを見た(燭台は犯人が持ち去る)」と説明したかったのに、考がレオが殺したと勘違いしたのだろうか。
幸太郎は最終回で真犯人を突き止めて円満に終わるかもしれない。
真犯人としてありそうなのは、やはり当時布勢の捜査を終了させた警備部長の佐久間次郎(野間口徹)。
もしくは、考が真犯人で喜んでいた刑事部長・笹尾明(亀田佳明)かも。レオ以外だと本命は笹尾かな。
布勢の絵画の意味、ネルラの自画像との対比
©︎テレビ朝日
布勢が死ぬ直前に描いて引き裂いた絵画については、ネルラを描いたのであろう中心部が空白のシルエットになっている。
ネルラの重大な秘密を知って彼女のことがわからなくなった…という意味ではないか。
レオがネルラの子供だったというのが大きな秘密の線もあるし、全く違う怖い秘密を隠している可能性もある。
絵画の内容が、ブーツ、白い玉石、赤目のウサギ、三又の燭台というのも気になる。
布勢は「新しい方法で絵を描いてみる」と画商の三杉に語っていた。
ブーツ、白い玉石、赤目のウサギを並べて蝋燭で照らすとネルラの秘密が浮かび上がる。そんなトリックが隠されているのだろうか?(妄想がふくらむ)
幸太郎の代わりにコメンテーターとなったチンパンジー研究家の結城護(片桐仁)が言った「霊長類はそこにあるものしか認識しないが、人間はないものまで認識する…」というセリフが絵の解釈に繋がるのかもしれない。
布勢は絵を描きながら、ブーツ、白い玉石、赤目のウサギ、三又の燭台は存在するが、俺が知るネルラは存在しないと悟ったのだろうか。深読みのしすぎか?絵自体が抽象的なのである程度は想像するしかない。
いずれにせよ布勢の絵はネルラが描いた自画像と対極にあたるものだろう。布勢はネルラのことを何も知らなかった。ネルラを知る者はネルラしかいない。そんな対比の表現に映った。
『しあわせな結婚』7話の感想レビュー
考が自首する前に、家族のために朝ご飯のおにぎりを作っていた演出がめちゃくちゃ泣けた。考がどれほど家族を大切に思っているかがよくわかる。
レオの母親代わりだということもよくわかる。だからこそ、レオが布勢を殺してしまった罪を被ろうとしているのではないだろうか?
サスペンスの中にも考の優しさと行動原理がしっかり浮かび上がってくる素晴らしい演出・脚本だと思った。
考の逮捕で仕事を休職することになった幸太郎とネルラが日光に新婚旅行にいく展開が唐突で笑えた。事件とほっこりホームコメディのバランスが絶妙。

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