
Netflixサバイバル番組『フィジカル100 アジア』を鑑賞!
日本、韓国、フィリピン、オーストラリア、トルコ、モンゴル、インドネシア、タイのアジア8カ国が激突する国別対抗チームバトル!
ボクシングの伝説/マニー・パッキャオ、日本野球界の超人/糸井嘉男、UFCファイター/ロバート・ウィテカーら、各国のトップアスリートが集結!
各ゲームのルールと結果、最終回までネタバレありでまとめました!視聴したぶっちゃけ感想も。
『フィジカル100アジア』出場メンバー48人の紹介はコチラ↓

クエスト1:領土占領合戦
領土占領合戦は、制限時間2分の間に砂の上の土俵に残っている人数が多い国が勝利となるルール。
いわばチーム全員で相撲する、押し合い投げ合いの格闘系ゲーム。
全部で3ラウンド。1ラウンド目は土俵が4つ、2ラウンドは2つ、3ラウンドは1つ…最終的に1チームがこのクエストの覇者となる。
1ラウンド目では、オーストラリアと日本が勝利。他の国は土俵にいた人数が同じでリマッチ(再戦)を繰り返し、韓国、トルコが勝ち上がった。
2ラウンドでは日本 VS 韓国がスタート。力は拮抗しており、何回やっても土俵にいる人数が同じになるリマッチ祭り。リマッチが多くてダイジェストになり、やや退屈。もう少しルール何とかならなかったのか。
最終的に一旦土俵外に出たら戻れないルールが適応され、日本の尾崎野乃香(レスリング選手)と韓国のチェ・スンヨン(クロスフィット選手)の一騎打ちとなる。尾崎がスンヨンを押し出し、日本が韓国に勝利!
尾崎とスンヨンの女子同士の対決はアツすぎた!漫画みたいな展開だった!
トルコ VS オーストラリアでは、女子レスリングトルコ代表のヤセミン・アダルイギトが1人でUFCファイター・ウィテカーと巨体のエディの2人に立ち向かっていく。組んで離さない。彼女の闘志に涙が出そうになった。戦いはトルコが勝利。
3ラウンド目は日本 VS トルコ。糸井や岡見が奮闘するが、トルコには巨体のレジェップ・カラや、最強女子ヤセミン・アダルイギトがいるため超苦戦。
最終的にトルコが勝利。トルコは第1ゲーム勝利の特典として、次のゲーム・難破船で全チームの対戦カードを決めることができた。
クエスト2:難破船での運搬戦
舞台は巨大な難破船。制限時間20分内に50kgの箱と20kgの土嚢をどれだけ運べるか競うゲーム。
箱はある地点まで移動させたら空中ケーブルで運ばなくてはならない。土嚢はある地点まで移動させたらトロッコを押して運ばなくてはならないルール。
クエスト2の第1戦は日本 VS オーストラリア。
日本は20kgの土嚢をたくさん運ぶ作戦に出るも、オーストラリアにはストロングマンの記録をいくつも持つ体重175kgの怪物・エディやUFCのミドル級チャンプ・ウィテカーなどがおり、体力差は歴然。
日本が20分間で運んだ重量は合計1820kg、オーストラリアは2100kg。オーストラリアが勝利となった。
2戦目はボクシングの生ける伝説/マニー・パッキャオ率いるフィリピンとモンゴルの対戦。
フィリピンはパッキャオ含めて体格が大きな選手が少ない上に、レイが箱の運びすぎでバテてしまう最悪の展開に。パッキャオは諦めずに土嚢を何個も運び、雄叫びをあげる。
モンゴルのリーダー・オルホンバヤル(モンゴル相撲)は3つがロープで繋がっている土嚢があることに気づき、3個ずつ効率よく運ぶ。
結果はフィリピンが1290kg、モンゴルが2000kgでモンゴル勝利となった。
韓国(2120kg)VS タイ(1380kg)で韓国勝利。ジェームズが雄叫びをあげるもタイ、敗れる。
トルコ(1990kg)VS インドネシア(1480kg)でトルコ勝利。
難破船運搬ゲームについては、どうやって運ぶかの戦略は必要なものの、体格の良い人間が多いチームが明らかに有利なのはどうなの?と思ってしまった。
クエスト1とクエスト2は、パワー系が明らかに有利。まあ番組名が「フィジカル」だからしょうがないか。。。
クエスト2.5:デスマッチボール奪取
難破船で敗れた日本、インドネシア、タイ、フィリピンがフィジカルお馴染みのボール奪取で激突。池にあるボールを相手の陣地に入れた方が勝利。1対1のゲームと2対2でのゲームを繰り返す。
負けた2チームがここでリタイアとなる。
フィリピン VS タイでは、体格で劣るマークが格闘技の技でサンを押さえ込んで1R勝利。
そしてついにパッキャオがレイと一緒に登場。スーパーボン&ジェームズと激突する。パッキャオは体格で上回られて弾き飛ばされ、スーパーボンがボールを相手のゴールに入れて勝利。
フィリピン vs タイは最後に女子チーム同士の対決になり、フィリピンが勝利。敗れたタイは脱落して帰国することに。
日本はインドネシアと対決。
橋本壮市が柔道の技を駆使して水泳選手のグレンに勝利。
糸井と中村がフィーナ&イゲズチームにパワーで勝利。
岡見はジェレミアのスピードに翻弄されて負けそうになるも、延長戦で勝利。日本が勝ち、インドネシアが脱落して帰国することになった。
クエスト3:チーム代表戦の複数ゲーム
なんとパッキャオは用事があって帰国し、ジャスティン・ヘルナンデスが代役に。パッキャオ…いいとこ無しで帰っちゃった。
クエスト3:チーム代表戦は、各国の代表選手それぞれが①柱ハードル②石像ホールド③ぶら下がり耐久戦④袋投げで戦う。
Aリーグ 3カ国、Bリーグ 3カ国に分かれ、各リーグで勝利者数が少なかった国が脱落となる。
Aリーグでは韓国、オーストラリア、フィリピンが対戦。
柱ハードルは2名1組で行うのだが、オーストラリアのパルクール選手/ドム・トマトが速すぎ!彼が勝利。
石像ホールドは2名1組で中心に立ち、左右に設置された重さ135kgの石像が傾いて落ちないように耐える拷問みたいな耐久戦。
オーストラリアのロバート・ウィテカーとエロニが勝利。2位は韓国のミンジェとウンシル。3位がフィリピンのレイとコベニー。
ぶら下がり耐久戦は吊り輪に手足をかけて2時間40分以上耐え続ける極限のレースに。フィリピンのマークが勝利、2位はオーストラリアのアレクサンドラ。3位は韓国のスンヨン。
袋投げは重さ14kgの袋を投げて4mの柱を越えさせることを順番に繰り返すゲーム。オーストラリアのエディは軽々とこなしていく(ギネス記録保持者の怪力男を呼ぶなよ)。
韓国のアモティとフィリピンのジャスティンは、お互いに袋投げで負けたら自国が脱落する状況に追い込まれていた。アモティがコツを掴み、逆にジャスティンは疲弊。ジャスティンが失敗して敗れる。
1位オーストラリア、2位韓国。3位のフィリピンがここで敗退となった。
次のBリーグは日本 VS トルコ VS モンゴル。
柱ハードルは日本の橋本壮市と渡辺華奈が他の2国を圧倒して勝利。
石像ホールドでは日本は石像の安全装置が外れず一旦ストップ。モンゴルとトルコの勝負。トルコのレジェップ・カラが古傷の肘の痛みに耐えきれず、モンゴルのオルギルとアディヤスレンが勝利した。
ぶら下がり耐久戦は尾崎が最初に落ちて3位に。曲芸師のラハグワオチルが勝利し、トルコのアリが2位。
袋投げは糸井とモンゴルのオルホンバヤルが抜群のパワーで成功し続け、トルコのオゲダイに勝利。
1位はモンゴル。日本は石像ホールドを捨てたものの2位で通過。3位のトルコはここで敗退となった。
クエスト4:バトルロープリレー、柱回しデスマッチ
クエスト4に残ったのは日本、オーストラリア、韓国、モンゴルの4カ国。
クエスト4の第1ゲームはバトルロープリレー。
各国の代表を3名ずつ選出し、一定時間に重いロープを振る回数が多い国が勝利(1分ごとに交代する)。
1ラウンドは日本とオーストラリアが勝利!2ラウンドで糸井がムキムキの肩筋でど根性を見せつけてなんとウィテカーやエディがいるオーストラリアに勝利!日本が最初にクエスト5へ駒を進めた!
残ったオーストラリア、韓国、モンゴルの3カ国は、1.2トンの柱を100回まわすデスマッチに挑戦。バトルロープリレーでウィテカーとエディを出してしまったオーストリアは、男性1人女性2人で柱をまわすことになり3位に。優勝候補筆頭のオーストラリアがここで脱落した。
クエスト5:城占領戦
残っているのは日本、韓国、モンゴル!
城占領戦は1チームずつの挑戦となる。眼前に昔の朝鮮王朝時代の城門が立ちはだかる。大量の荷物を積んだ荷車がある。
- 城門に登ってロープをほどき、橋を下ろす
- 全員で大きな柱を持って振り、城門を破壊する
- 荷車を城の中の所定の場所まで押す
- みんなで綱を引き、重い橋を上げる
この4つをクリアしたタイムの早い上位2カ国が決勝へ駒を進める。
韓国はパワーとチームワークでクリア。
モンゴルは橋の引き上げに手間取るも、オルギルが柱をロープに巻き付けて重量を加える作戦を提案してクリア!
なんと日本は最後の橋を上げるがクリアできず、ここで脱落となった。
ファイナルクエスト!
決勝に残ったのは韓国とモンゴル!
最終クエストは↓
- 壁押し
- 鉄塊引き
- 無限尻尾取り
の3ゲームで2ゲーム先取した国の勝利!すべてのゲームは全員で戦う。
壁押しは、3つの巨大な箱3つを韓国とモンゴルが双方から押し、相手の陣地に箱を押し込めた個数が多い方が勝利。このゲームはミンジェの活躍で韓国勝利となった。
第2ゲームの鉄塊引きは、6人で数百キロの重りを引きながら前に進み、先に国旗を取ったらクリア。ラウンド5まで両国とも成功して延長戦ではタイムの速さを競う。韓国が団結力を見せてタイムを縮めて勝利。
フィジカルアジアの優勝国は韓国となった!
最終回まで視聴したぶっちゃけ感想
全体的にパワー系・忍耐力系のゲームが多く、絵的にはやや退屈だけど各国の国民性や精神性が垣間見えて非常に面白かった。
死ぬほどキツいゲームに挑むアスリートたちはかくも美しい。特に糸井がバトルロープを振っているシーンは部屋にその写真を飾りたくなるレベルで感動した。肩の筋肉が常人じゃない。
やはり本物の超人!兄貴いいいい!
オーストラリアは負けることを考えないイケイケの全部全力思考(そのせいで1200キロ柱回しで敗れる)。
モンゴルは主将のオルホンバヤルやオルギルらが、しっかり作戦を組み立てて着実に勝利していた。作戦を立てるのが騎馬民族の血なのか!?
日本が城占領戦で負けて悔しかったが、真面目すぎたのかもしれない。モンゴルのように柱を使う作戦などを思いつけばまた変わっていたかも。
各国の性格の違いが面白かった。
全体としてはやはりフィジカルお馴染みのボール奪取のデスマッチが1番面白かった。レスリングや柔道の技も使えるし、今回は2名ずつの対戦などもあっていろんなパターンが楽しめた。糸井がフィリピンの女子柔術家・フィーナとボールの奪い合いという体格の不均衡もあったが。
序盤から終盤まで、領土占領合戦や運搬戦、城占領戦、壁押し、鉄塊引きなど、パワー系のゲームが多いなあという印象。体格いい奴がめちゃ有利。身長166cmのパッキャオが序盤で帰りたくなるのもわかる(笑)。
オーストラリア代表のストロングマン・エディ(体重175kgで俊敏さもある)には絶対勝てねえじゃんこれ。エディは50kgの箱を1人で軽々と運んでたぞ。クエスト3の袋投げも余裕の表情だし。誰か室伏呼んできて〜!
個人戦ではなくチーム対抗戦なので女性がすぐ脱落してしまうとかはなく、その点は安心して楽しめる。ゲームによっては女性が狙われるが、それは相手チームも同じ条件。レスリング選手の尾崎とかヤセミンとか、女性陣もめちゃくちゃパワフルでたくましく、見応えがあった。


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