TBSドラマ『地獄の果てまで連れていく』第7話「アンチリベンジ」をNetflixで鑑賞。
コミの過去や復讐の動機が明らかになり、あの人物と関わりがあることが判明。そして物語は麗奈（渋谷凪咲）による衝撃のホラー展開へ突入！
『地獄の果てまで連れていく』第7話あらすじネタバレ解説
過去回のストーリー復習
7話の予告と序盤のネタバレ
12年前。麗奈（渋谷凪咲）刺され、さらに音楽室に火をつけられて大火傷を負った坂東幸和子（亘理舞）が目を覚ます。そばに1人の女性看護師が立っていた。看護師の名前は小宮山真波（こみやままなみ）。麗奈に殺された音楽教師・小宮山良太の妹で、兄を殺害したとされている幸和子に復讐しようとしていた。
真波は幸和子の腕に薬物の入った注射器をさし込む。幸和子は「真犯人は麗奈だ！」と話す。真波は兄の日記に“麗奈が怖い”と書かれていたことから幸和子の話に納得。真波は警察にも相談したそうだが、麗奈が犯人などあり得ないと一蹴されたようだ。
車椅子で病院から逃亡した幸和子を助けたのも真波だった。そこから2人の復讐計画がスタートした。
現在。樹利亜（コミ/本名は真波/向里祐香）は麗奈に、「紗智子が体調を崩したので誠が寝かせていただけで何もなかった」と報告した。
麗奈は見守りカメラの映像を見て、誠（井上祐貴）が心配そうに紗智子（佐々木希）の手を握ったり、ピンクの水筒を拾ったりしているのを見て怪しんだ。幸和子に似ている。
麗奈は共演者のバイオリニスト・千尋を階段から突き落とした（バレないように）。コンサートは中止になり、麗奈は家に戻る。
7話のラスト結末
翌日、誠は紗智子がこころをあやす際にスマホでかけている音楽が、幸和子がよくピアノで弾いていた曲だと気づく。さらに紗智子がピンクの水筒に蜂蜜とレモンを入れた生姜湯を持参しているのを見て、幸和子も同じものを飲んでいたと思い出した。
誠は「あなたは初恋の人に似ている」と紗智子に語り、裏切ってしまった（父殺しの疑惑の後で話しかけなかった）ことを後悔しているが、もう死んでしまったので謝罪できないと言った。紗智子は涙を流す。
麗奈は家にこっそり戻っており、誠と紗智子の一連の会話を聞いていた。誠が泣いている紗智子の肩に手をおこうとしたところで麗奈が物音を立てる。麗奈は2人に見つからないまま家から逃げた。
帰宅した紗智子は部屋にやってきた樹利亜（コミ）に「誠に恋愛感情を持ってしまったから利用するのは無理かもしれない。誠を使っての復讐はできない」と話す。樹利亜は「作戦を変えよう」と提案した。
翌日、紗智子は家に戻ってきた麗奈に「しばらく休みが欲しい」と相談。麗奈は部屋中のカーテンを閉めてハサミを突きつけ、「何かしたの？あなたは何者？」と言った。
『地獄の果てまで連れていく』第7話 終わり
『地獄の果てまで連れていく』第7話 考察&感想：コミの過去と復讐の動機
麗奈が窓から紗智子と誠のやり取りをのぞいているところや、誠が「（幸和子のことを）本当に好きだった」と言っているのをかがんだ状態で聞いている麗奈の顔が完全にホラーで笑った。
誠と紗智子が心配で早く家に帰りたいから共演者を突き落とすのもマジサイコパス。渋谷凪咲さんがキャスティングされた理由がよくわかった回だった。
そしてついにコミ＝樹利亜の過去が判明。本名は小宮山真波（こみやま まなみ）で、麗奈に殺害された音楽の教師・小宮山良太の妹だと分かった。（コミが12年前と現在で全く顔が変わっていないのが笑えた）
樹利亜の復讐の動機は、兄を殺されたことだった。
看護師だったが麗奈に近づくためにインフルエンサーとして活動し始めたようだ。
紗智子は12年前に病院で樹利亜（真波）に会っているので、当然 樹利亜がコミだと知っていた。第6話のラストでは樹利亜がコミだったと知らないような表情にも見えたが、それは視聴者に対してのミスリードだった。
というか、コミの電話の声が男性に加工されていたのも物語上は必要なくて、視聴者を騙すためにやっていたってことになる。反則といえば反則な演出な気もする。
そしてついに麗奈が紗智子の正体に気づきそうな展開に！ハサミを突きつけられた状態から紗智子はうまく麗奈を騙すことができるのか？もしくは2人の直接対決が始まるのか？
誠は高校時代の回想で幸和子に勧められた本「沈黙の失踪者」を読んでいた。紗智子＝沈黙の失踪者そのものだと気づく日も近いだろう。
てっきり誠は麗奈に洗脳されているのか？とも思ったが、今のところそうでもない感じ。
最終的には紗智子は誠とこころと一緒になって、樹利亜＝コミは麗奈と差し違えて死ぬ気がする。
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