『地獄の果てまで連れて行く』10話「@20050818」をNetflixで鑑賞。
最終回直前のエピソード10!麗奈(渋谷凪咲)と誠がどうやって出会い、どう人生が狂っていったのかが描かれる。
10話のあらすじネタバレと感想、最終回の考察をしてみました!
『地獄の果てまで連れていく』第10話あらすじネタバレ解説
過去回のストーリー復習









10話の前半ネタバレ:麗奈と誠の出会い
マネージャーのゆうきが麗奈(渋谷凪咲)が今どこにいるのかと探している。
「麗奈に母を殺させたのは自分だと衝撃の事実を告げた誠(井上祐貴)」がいなくなった。
紗智子(佐々木希)は誠に電話する。誠は「僕1人で麗奈との約束の場所に行きます」と言った。
紗智子は麗奈の幼い頃の写真を見る。そして、誠がこの公園で麗奈と出会ったと言っているのを思い出し、そこへ向かった。誠がいた。
誠は麗奈と出会ったときのことを語る。
誠は幼少期に母親から虐待を受けていた。誰かと話しても無駄だからといつもスケッチブックを持って筆談をし、声を発しなかった。公園に行っても殴られたアザを隠すために眼帯をしているので同年代の子供たちからも仲間外れにされていた。
そんなある日、公園で寝泊まりしようとしている麗奈と出会う。麗奈はカブトムシをバラバラにして父親から化け物!と怒られたので家出してきたらしい。
誠と麗奈は2人は意気投合した。
麗奈は誠の母親が暴力を振るうひどい人間だと知り、誠が不在の時に自宅へ行って彼女の背中をナイフで刺す。
誠は自宅から出ていく麗奈を見かけたが、麗奈は気づかずに去っていった。誠は部屋で背中を刺されて死んでいる母親を見つける。
誠は警察に事情を聞かれ「怪しい人物は見ていない」と答えた。そして麗奈に向かって「母親は地獄へ行った」と言う。
10話のラスト結末:麗奈の苦悩
過去のことを話した誠は、@20050818というX(Twitter) のアカウントを紗智子に見せる。麗奈の裏アカらしい。2005年8月18日という意味で、誠の母親の命日がアカウント名されている。
麗奈はそのアカウントに、化け物として生まれたことで傷ついたなど弱音を投稿していた。
誠はこころの誕生後にそのアカウントを見つけた。麗奈の弱さを見て、更生すると信じていたという。
@20050818のアカウントに14年前に紗智子(幸和子)が刺された音楽室の写真が投稿されてきた。麗奈はそこにいる。
誠は「幸和子先輩(紗智子)と一緒にいるのは安らぎですが、麗奈は僕の過ちなので背負っていきます」と言った。
紗智子は「誠さんにしかできないことって何?」と尋ねる。2人は音楽室へ向かった。
麗奈は14年前の火事で焼け焦げて今は廃墟となっている当時の音楽室で、なんで私は生まれたの?人の気持ちを知りたい…けど知れない…と葛藤していた。麗奈は産んだ親を憎んでいるが、こころを見て、この子も生まれたくて生まれてきたわけではない…と情が湧いてくる。
そこへ紗智子と誠がやってきた。麗奈はニンマリと微笑む。
『地獄の果てまで連れて行く』10話の感想:最終回の考察
誠が1人で公園に行ったあとすぐに紗智子がやってくる展開が謎だった。最初から一緒にこればよかったじゃん(笑)。誠の単独行動があっけなかったために引き延ばしたように見えた。
あと、マネージャーのゆうきがそこまでパニックにならずに麗奈を探しているのが笑えた。担当していた人がサイコパス殺人鬼だったと知って今どんな気持ちなん?(きっと紗智子が麗奈のこと話してるよね?)。
第10話で最大のツッコミどころは、14年前に火事になった音楽室と校舎がそのまま残っているところ。取り壊ししてください。。運営資金がない限界集落なの?
次回の第11話が最終回となる。今回紗智子の「誠さんにできることって何ですか?」という会話から、誠が麗奈を殺してしまうラスト結末が予想できる。
紗智子が麗奈に復讐して終わりとか、麗奈が逮捕されて終わりだとヒネりがないので、おそらく最後に最悪の展開が待ち受けているのではないか。
麗奈も麗奈でサイコパスとして生まれて苦しんでいたようだが、こころの母親になりたいと改心した。そこで誠に殺されてしまったら、切ないけどインパクトは抜群。
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