『良いこと悪いこと』5話考察,博士=森先生,犯人は委員長,死ぬのはちょんまげ

『良いこと悪いこと』5話の考察続き、博士の正体は花音の担任・森先生?博士は犯人ではなく共犯者、委員長の怪しい点、次に死ぬ人物などを掘り下げています。

5話の考察・前編はこちら↓

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『良いこと悪いこと』5話の考察 その2

博士=森先生(古舘佑太郎)

Xで7人目の博士=花音(キングの娘)の担任の森先生(古舘佑太郎)ではないかという上記の考察があったので、その件について考えてみたい(素晴らしい発見をありがとう)。

掲示板で博士が「誰一人覚えていない」と書き込んだのが11/7。その日に、高木、園子、ターボー、ちょんまげが大谷校長に会いにきて、森先生を見かけたが、全員スルーしたとか?

ちょんまげが4年3組を何度か振り返っているシーンがある→森先生を見て「博士?」と思った?

回想シーンでちょんまげがホームページ制作の本を持っていた。掲示板・鷹里小の森はちょんまげと森先生が作った?

博士=森先生の説も納得感がある。ポスターの左上の新キャストは森先生=古舘佑太郎なのか。

森のくまさんの替え歌にも、タイトルに森が出てくる。

ただ、森という人物は6年1組の卒業生にはいないのが気になる。

森はもともと岡本(転校したと言われている人物)だったが、両親が離婚して苗字が森になったとか。もしくは森は5年のときにキングたちのクラスだった?

あとはミステリーとして「謎の人物の正体は誰?」と考察されていた人物が途中出演だったら若干「ええ…」とはなる。

博士は共犯者? なぜキングたちを恨んでいるのか?

6話の予告では、博士が週刊アポロに何らかの情報提供をしたことが語られている。

さらに掲示板“鷹里小の森”にも博士から書き込みがあり、「キングたちには会いたくない。僕は彼らを許さない」「でも、ちょんまげになら会ってもいいよ」と書き込まれる。

博士はキングたちに会いたくない理由はなんだろうか。

博士を思い出したちょんまげが許されているということは、おそらくキングたちが自分を忘れていることに激怒しているのだろう。

博士=転校した岡本=今國(イマクニ)で、記憶喪失のため小学6年生の頃までの記憶しかない…と考察したが、博士が犯人ではなく共犯者か協力者止まりの可能性も十分ある。

博士は6人を黒塗りした卒アルをタイムカプセルに入れ、キングたちが7人目の自分に気づくか試した→真犯人はそれを“園子によるいじめの復讐”に見立て、連続殺人を犯した。

博士は犯人と利害関係が一致すると思って共犯関係にはなったが、殺人事件になるとは思ってなかったのかもしれない。

いずれにしろ、博士=真犯人というシンプルな図式かは微妙で、真犯人は別にいる線も十分にあり得る。

ターボーか委員長が怪しいけど確定的な証拠はない。

ちなみに、4話の回想シーンでキングたちが溜まり場にしていたのはターボーの家らしい。博士の家が溜まり場にされているかと思ったら違った。

4人目に殺されるのはちょんまげ

「でも、ちょんまげになら会ってもいいよ」→ちょんまげは「御意!」と言っていたので博士に会うのだろう。

しかし、博士と会おうとして真犯人に勘づかれ殺されてしまいそう。4人目の死体は大谷先生ではなく、ちょんまげなのでは

ちょんまげのキャラも森優作さんも好きだから死んでほしくないな。

大谷先生は失踪で生死不明の状況になりそう。

将来の夢のビデオテープはなぜ回収された?

大谷先生は将来の夢を語るビデオをタイムカプセルから回収した。先生は高木たちにはビデオテープの存在を内緒にしているので、当時が懐かしくて見たいと思ったわけではなく、犯人から「黒塗りしたアルバムを入れてビデオ映像は回収しろ」と命令されたのだろう

ビデオ映像に一連の殺人の動機となるものが映っていた可能性が高い。

博士は病気がちであまり学校に来られなかった(掲示板でやり取りしていた)→みんなで博士にメッセージを送った映像が残っているとか?

大谷先生は5話の終わりで真犯人と約束して黒い車に乗ったが、そのときに将来の夢を語るビデオテープを渡したのかもしれない。

委員長が犯人?キングたちに復讐したい

5話途中であったCM前の委員長ドアップ→「知らなかったでしょ」の文字が少しずつ赤くなるのも怖いし違和感があった。

委員長がキングを好きだったと園子に話したが、その件についての「知らなかったでしょ?」ではなさそう。

委員長がキングを好きだったこと自体が嘘で、実は委員長もキングたちにいじめられていて、復讐を計画したのでは?委員長=ドの子なのかもしれない。

もしくは、小学校の委員長ポジションってみんなからウザがられることが多いから、キングたちにいじめられないまでもガン無視されていた→それを恨んでいるとか。

6話では、一連の同級生殺人事件がイジメの復讐劇だったとして園子が追い詰められる。
そして委員長が園子に「反論記事を書くべきだ」と言う。

園子 VS 高木たちの分断を生ませ、真実に辿り着けないようにしようとしているのでは?

委員長がなぜ22年経ってから犯行に及んだのかは気になる。
6人を殺害したとしても疑惑は当時イジメられていた園子の目に向く…園子は有名人でいろんな憶測がなされるだろうから自分が疑われることはないと考え、タイムカプセルを掘り起こすタイミングで復讐を計画したのかも。

ただ、委員長は本当にキングを好きで、当時キングが園子を好きだったので彼女をちょっとだけ恨んでいて…というミスリード&撹乱役の可能性もある。
どの子&キングの相合傘を消したのは委員長で、ただ嫉妬しているだけ?

6人組以外の全員が協力者、エラー発生

『良いこと悪いこと』エラー発生

真犯人ではなくとも、計画に協力した人物は多いのかもしれない。

5話でターボーは「あの頃楽しかったよな。俺たちだけ楽しかったのかな」と言っていた。

委員長だけでなく、当時のクラスメイト全員が本当はキングたちのことを嫌いだったが逆らえなかった→園子が有名人になったし、タイムカプセルの掘り起こしを機に高木たちに当時のいじめについて反省してもらうかと相談→当初は殺す計画ではなかったが貧ちゃんの殺害が起こり、共犯者として警察に捕まりたくなかったら協力しろと脅され、連鎖殺人に加担させれているのかもしれない。

予告でエラー発生と書かれているのは、当初の計画と違う!という意味では?

実はゆっきーやトヨが実行犯だったら意外と面白いかも。

この記事を書いた人

映画やドラマの考察歴5年。映画好き歴20年。映画鑑賞累計2000本前後。ドラマは数百本。Webライター歴8年。いくつかのメディアでの執筆歴あり。映画やドラマの本質を追求するような解説や考察が書けるように日々精進しています。パーソナルな感想に普遍的な何かが少しでも宿っていれば幸いです。

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