2025年8月16日放送の『放送局占拠』6話を鑑賞。
- 伊吹が般若になった理由
- 神津風花は留置所で殺された説
- 警察内部の裏切り者・屋代と傀儡子の関係
- 傀儡子の予想・座敷童子の正体
- 例の場所とは!?
- 青鬼(大和)が妖たちに監禁されている理由
これらの考察をまとめました!

次回、7話の考察と伏線まとめ、輪入道の正体、大和が青鬼に戻った経緯↓

『放送局占拠』6話の考察まとめ(ネタバレ)
伊吹が般若になった理由
武蔵は5年前の鎌鼬事件について調べ、のっぺらぼうのアジトで真実を知る。
ことの発端は警備部長の屋代(高橋克典)による記者・安室光流の殺害。
屋代は菖蒲(のっぺらぼう)に死体の処理を頼んだ。
菖蒲(あやめ)は実篤(さねあつ)と死体を運んでいたが、偶然通りかかった大学生の神津風花(こうづふうか)と白石純恋(しらいしすみれ)が死体を運んでいる現場を目撃。
菖蒲は白石を殺し、風花に興奮作用のある違法薬物を注射して錯乱状態にして、安室と白石の死体と一緒に公園へ運んだ。そして錯乱状態の風花に鎌を持たせ、犯人に仕立て上げた。
伊吹が般若になったのは風花の冤罪を晴らすためだった。
警察内部の裏切り者は屋代警備部長(高橋克典)。彼は傀儡子の部下で、傀儡子の情報の隠滅のために記者を殺したと考えらえる。
風花を現行犯逮捕したのが武蔵だった。風花は容疑を否認していたが数日後に自殺してしまった。
ちなみに、菖蒲はマンションのエントランスへの侵入、実篤はスーパーに置いてあった財布を盗んだ容疑で逮捕されたことがある。
神津風花は留置所で殺された説
神津風花は警察に逮捕されたあと、なぜ2人組(菖蒲と実篤)が真犯人だと証言しなかったのだろうか。違法薬物をやっていたので証言がすべて幻覚だと思われた可能性が高い。
ただ、それでも2020年1月14日に逮捕されて6日後の1月20日に自殺は早すぎる気がしなくもない。
大野原菖蒲(のっぺらぼう)と地内実篤も公園近くで目撃され、警察から聴取を受けているが関係性はないと思われている。
鎌鼬事件の発端である屋代がのっぺらぼうたちが不利になるような情報を揉み消したのでは?
それどころか、屋代は証拠隠滅のために風花を留置所で殺した可能性もあると思った。
屋代はなぜ記者を殺したのか?
記者・安室光流を殺したのは、傀儡子から命令されたからだろう。
傀儡子は安室光流に正体を見破られそうになった→部下の屋代に殺させた。こういう経緯だろう。
屋代=傀儡子の可能性もあるが、こんなに早く判明するはずがないし、妖が放送局を占拠したことから傀儡子はおそらく人質の中にいると考える。
屋代は官房長官ともつながっているので、官房長官=傀儡子と考えるのが自然だが、さすがに登場してない人物が黒幕という展開はなさそう。
傀儡子と座敷童の正体
人質は6人。傀儡子の正体がこの中にいる可能性が高い。
奄美大智(戸次重幸)
灘見寛治(福澤朗)
忽那翡翠(齊藤なぎさ)
沖野聖羅( 片岡礼子)
式根潤平(山口大地)
真鍋野々花(宮部のぞみ)
忽那(つくな)は座敷童でほぼ確定なので除外。
忽那は人質の中にいる傀儡子を探す役割を与えられていると考えられる。
式根潤平は「俺はマスクはいらない」と俳優の表情になり、全国のお茶の間に向けてカッコつけた。しかし土壇場で伊吹の表情を見て顔色を変え、真鍋からマスクを奪う。
式根潤平は、伊吹たちが狙っている傀儡子が官房長官(父)の仲間だと思い、大事な人質である俺を殺すはずがないと考えていた→伊吹の目と発言で本気だと分かった…こういう経緯かもしれない。
本命は奄美。放送局が乗っ取られる情報を掴み、傀儡子である自分が殺される→そうだ、後輩の武蔵に連絡して守ってもらおう!この経緯では。
例の場所とは?
“例の場所”も気になる。
がしゃどくろが「深く潜り込んだけど強いファイヤーウォールがかかってた…」と話す。データをハッキングしようとしたが難しいということ。放送局側のシステムに侵入しようとしているのだろう。
パソコンの側には放送局の建築設計図のようなもの置かれていたので、やはり建物内部の具体的な場所を探していると考えられる。
例の場所に関する情報は乏しいが、傀儡子と関係するとすると放送局の中に官房長官や政府からの指令が送られてくる部屋がありそこで情報統制がなされているのかもしれない。
とすると序列としては、官房長官→傀儡子→警視庁の屋代→のっぺらぼうとなる。
青鬼(大和)が妖に監禁された理由は輪入道
青鬼(大和)と般若(伊吹)で決定的に意見が食い違った出来事としてまず推測できるのが、菖蒲(のっぺらぼう)と実篤の殺害。
青鬼(大和)は伊吹に「人は絶対に殺すな」と言った。しかし伊吹は仇である菖蒲たちを殺害した(廃ビルにあった2つの焼死体の歯形が菖蒲と実篤)。そこで喧嘩した可能性はある。
ただ、おそらくそれだけではない。輪入道の死が絡んでいると考えられる。
ちなみに輪入道の正体は、左腕の時計の黄色のベルトからバスジャック犯の八丈の可能性が濃厚↓

輪入道=八丈は放送局占拠の1カ月前に急遽プランを変更してバスジャックを強行しようとするが失敗して自爆。そのプラン変更が青鬼(大和)の指示であれば、伊吹たちが激怒して青鬼と袂を分けたのもわかる。
ただ、輪入道がバスジャックで何をしようとしていたのか疑問。カバンにC4爆弾がたくさん入っていた。輪入道は放送局占拠で使う爆弾を運んでいたのでは。
爆弾が乗客に見つかって騒ぎになった→放送局占拠の計画を漏らさないため乗客を脅迫しようとバスジャック→武蔵が来てしまい「もう無理だ。計画がバレないためには自爆するしかない!スイッチカチ!」こんな経緯ではないか。
(輪入道は女の子がまだいるのに自爆したが、女の子の存在に気づいていなかった可能性もある)
大和は冷凍室に監禁されている…ということは、大和がなんらか情報を持っていて伊吹から「情報を喋らないと凍死させるぞ!」と脅されている可能性が高い。
大和は傀儡子の情報を知っているが、伊吹たちが傀儡子を殺してしまう→自分の思想と違うと考えて口をつぐんでいるのかも。
もしくは大和の目的は最初から傀儡子ではなく、他に成し遂げたいことがあるのか。
大和は「今は傀儡子の闇だけ暴けばいい」と考えているが、伊吹たちは「政府ごとぶっ潰す!」と暴走し始めている線もあり得る。
第7話が楽しみ。
次回、7話の考察と伏線まとめ、輪入道の正体、大和が青鬼に戻った経緯、PM計画↓


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