ABC制作のドラマ『エラー』の1話「背中を押して」を鑑賞!
母の自殺に苦しむ女性・未央(志田未来)と、彼女の母の死に関わってしまったユメ(畑芽育)が運命的に出会うぶっ飛んだ設定のヒューマンドラマ!
- 1話のあらすじネタバレ結末
- 1話を視聴しての感想と考察:ユメの行動は母親のせい?
これらを徹底解説していきます!
ドラマ『エラー』初回第1話あらすじネタバレ結末
カイリキ運送で働く中田ユメ(畑芽育)は、海沿いのアパートの103号室に住む大迫未央(志田未来)の引っ越しを担当する。
未央の母・美郷(榊原郁恵)は2カ月前に飛び降り自殺した。それだけでなく、母・美郷は飛び降りたときに下を歩いていた近藤という男性の真上に落ちた。近藤は今も意識不明だった。
母親が相手家族の人生をめちゃくちゃにしてしまった葛藤から、未央は泣けなかった。
未央はアパートの大家から「あなたまで自殺されたら困る」と言われて追い出されたのだった。それで母がいた実家に引っ越すことになった。
未央の叔父も、美郷が他人の家族に迷惑をかけたことを受け「1人で死ねばよかった」とこぼす。
その夜、未央は母の気持ちを知るためにかコードをドアノブに括り付けてなんとなく首を入れてみる。そこにユメが通りかかった。未央はユメを見て驚き、本当に首がしまってしまう。ユメが窓を壊して鍵を開け、未央を助けた。
ユメは「回収した実家の不用品の中にあなたのお母さんの遺書があった」と言ってそれを渡す。母・美郷から未央あての遺書だった。「自分のやりたいことをやって生きてほしい」と書かれていたが、自殺の原因などは一切書かれていなかった。未央はそれをゴミ箱に捨てる。
翌日、未央は会社(うまイカ水産)に出社し、同僚の発注ミスで取引先から責められる。
ユメは未央の家の窓を業者に頼んで勝手に直し、未央が帰ってきたらゴミ箱から拾ってあった遺書を渡した。
未央はユメを家に招き、余ったたくさんのイカを一緒に食べて酒を飲んだ。2人は友達になった。
ユメは未央に「やりたいことが見つかったら話して。一緒にやろう」と言う。
未央は「クラブに行きたい」と言う。
未央は会社帰りに、母・美郷のせいで意識不明になっている近藤宏の家族に謝罪に行く。病室へ行くと、寝たきりの近藤がいた。近藤の娘・さくらから「絶対に許さない」と言われた。近藤の妻・紗枝(菊川怜)も冷たい表情だ。
未央はユメとクラブへ行くが、吐いてしまう。ユメは「実は美郷さんが死んだ日に彼女を見かけ、雰囲気がおかしかったので話を聞いた。もっとちゃんと話してあげれば良かった」と後悔を話す。
後日、未央は「バンジージャンプがしたい」と言ってユメを連れ出す。未央は飛び降りて死んだ母の気持ちを知りたかったのだ。未央はユメに「背中を押して」と頼む。ユメは背中に手をかけながら、美郷が死んだ日に本当は何があったのか回想していた。
実はユメは、さっき話しを聞いてあげた美郷が廃墟の屋上に立っているのを見つけてそこへあがり、美郷と酒を飲んで話を聞いてあげた。美郷はユメに話を聞いてもらって自殺を思いとどまり、帰ることを決意。しかし、ユメが飛んできた鳩に驚いてあわててはねのけようとし、間違えて美郷を突き落としてしまったのだ。
ユメは恋人の佐久間健司(藤井流星)に連絡した。健司から「ユメは悪くない」と言われ、その場から逃げた。
未央はバンジージャンプをして生きる決意をした。
病院では、美郷の落下によって意識不明になっていた男性・近藤宏(原田龍二)は目を覚ました。近藤は「美郷がいた屋上にもう1人誰かいた。鳩も飛んでいた」と警察に話す。
ドラマ『エラー』1話の感想,考察まとめ
ユメ(畑芽育)がバンジーで未央(志田未来)の背中を押しただけでなく、彼女の母・美郷の背中まで押してしまっていた超衝撃の1話。
作中でも言及されていたが、人生においてどこからが許されないミス(error)なのか?と言うのが大きなテーマなのだろう。
ユメの行動は、ハッキリ言って許されるラインを大きく超えている。事故とはいえ人を殺めてしまったのだから。
だからといってユメを断罪すればいいかと言えば、そうではない。ユメは美郷を救おうとして、世紀の凡ミスをしてしまっただけなのだから。良かれと思ってやったことが裏目に出ることがあるが、ユメがしでかしたのはそれの最大級。彼女の行動は取り扱い方がわからない。
あとは、親の罪を子供がどれだけ背負うのか?というのもテーマになっている。
未央は母が他人の人生をめちゃくちゃにしたことで、自分が生きていていいのか悩んでいる。
理屈だけでいえば未央が何か悪いことをしたわけではないのだが「母親がしたことは関係ありません!」という態度を取るのもまた違う気がする。これも極めて難しい問題。
ユメの母・中田千尋(栗山千明)も毒親っぽい。ユメがしょっちゅうミスをしてしまうのは、母・千尋の教育のせいでもあるんだろうな。
さくらの母・紗枝(菊川怜)も曲者っぽい。
そういう親から受け継いだ負の遺産みたいなものが2話以降に描かれるのだろう。ポップなテイストの中に、人生の許されないミスや、親の問題を含んだ興味深いテイストのドラマだと思った。
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