ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』(ドープ まやくとりしまりぶとくそうか)を鑑賞。
マトリ(麻薬取締)×異能力バトルのかなり攻めた作品。
King & Princeの髙橋海人と中村倫也のW主演。
陣内の妻を殺した真犯人が判明した!
ついに迎えた最終回では才木が覚醒してジウに立ち向かう。そして陣内が死亡?…最終話は意味不明なラストに!?
原作は木崎ちあき著の同名小説『DOPE 麻薬取締部特捜課』(2022年8月24日/KADOKAWA)。
- 初回から最終回まで全話のネタバレあらすじ解説
- 陣内の妻の死の真相と真犯人
- 黒幕・ジウの異能力と目的
- 最終回の意味は超バッドエンド?
これらの情報をまとめました。
『DOPE 麻薬取締部特捜課』原作との違い、原作の結末ネタバレやラスト考察はコチラ↓

原作小説第2弾『DOPE 麻薬取締部特捜課 アナザー・ヴェノム』の解説と考察はコチラ↓




『DOPE 麻薬取締部特捜課』相関図
©︎TBS
『DOPE 麻薬取締部特捜課』初回の第1話あらすじネタバレ
近未来の日本では強烈な新型ドラッグ・DOPE(ドープ)が出回っていた。
飲むと死に至るケースが多いが、まれに超能力を覚醒させる者もいる。
未来予知の能力を持つ麻薬取締官・才木優人(髙橋海人)は能力者=ドーパーで結成された特殊チーム・麻薬取締部特捜課に配属される。
厚労省の山口始(伊藤淳史)の指令だった。
特捜課のメンバーはみな異能力を持っており↓
- 超視力を持つ問題児・陣内鉄平(中村倫也)
- 超腕力の綿貫光(新木優子)
- 超聴力の葛城康介(三浦誠己)
- 超嗅覚の柴原拓海(豊田裕大)
- 超記憶力の棗依央利(なつめ いおり/熊井啓太)
そしてまだ能力が明かされていない山田ニコラス(フェルナンデス直行)の6名がいた。
ある会社で立て篭り事件が発生。犯人・辻川は会社が合併された際に解雇されそのことで社長を呼び出そうとしていた。
辻川は犯罪シンジケート・白鴉(はくあ)のメンバー・ジウ(井浦新)からDOPEをもらって飲み、手から炎を出す能力を得ていた。
山口は辻川の炎に焼かれて死亡してしまう。才木は陣内に助けられた。陣内は辻川を射殺する。
才木はすぐに犯罪者を殺す陣内のやり方が許せなかったいっぽうで、陣内が12年前に母と自分と妹を救ってくれた警察特殊部隊の男性だったと思い出す。
陣内は裏でジウと接触していた。
白鴉(はくあ)の構成員であるジウと泉ルカ(久間田琳加)は、大臣を脅して刑務所にいるメンバーを外に出そうとしていた。
2話あらすじネタバレ:陣内の秘密
陣内はジウからDopeらしき錠剤を手に入れていた。
Dopeで能力者になった浪人生・吉岡隆太が警官を殺す事件が発生。陣内や才木が吉岡を逮捕する。
ジウの情報によると、吉岡にDopeを渡した売人は中国系マフィア・ジャオランのソウという人物らしい。
陣内と才木はソウやジャオランの幹部を捕まえる。しかし吉岡にDopeを流したのはジウのようだった。
陣内は才木に、実は妻の香織が7年前にナイフで腹を刺されて死んでいる衝撃の事実を話す。香織のそばにDopeが落ちていた。犯人のホームレスが捕まるが獄中で自殺。真犯人は別にいる。能力者だろう。
陣内は「犯人を必ず探し出して殺す!力を貸してくれ」と才木に頼んだ。
3話あらすじネタバレ黒幕判明
Dope依存者更生施設にジウとルカが来ていた。彼らはDopeを患者に売っているようだった。
特捜課は更生施設でDopeが出回っていると知る。ニコラスが買い手を装って売人・ジャヒドに接触。
ニコラスの異能力は超触覚で、Dopeを触っただけで更生施設のものと同じだと判別した。
ジャヒドはDopeを飲んで電気能力を発現させるが、光の活躍でなんとか逮捕。ジャヒドは麻薬組織ロス・ティグレスの一員で、彼が関係する会社タカノフィードが麻薬を密輸していることも判明。
才木が陣内の妻の事件を調べていると、椿管理官(忍成修吾)から「陣内がDopeを服用している噂があるから見張れ」と言う。
椿は、戸塚と本郷を呼び出し「陣内が過去に妻が殺された事件をまだ調べている。タイミングを見て殺す」と話した。
戸塚は陣内に「椿に気をつけろ、妻の死と5億円盗難事件を結びつけるな」と忠告した。
4話あらすじネタバレ:あの人物が死亡!
陣内はジウから、妻・香織を殺したとされる臼井が拘置所で仁龍会の人間に殺されたと真実を聞かされる。真犯人は別にいる。
才木の妹・結衣は心臓の病を患っており余命3年と宣告された。母・美和子はジウからDopeを受け取り、右手のヒーリングの能力を覚醒させることを決意。
大学生の宮崎陽太が覚醒剤中毒で死亡。葛城の娘・莉子が大学で覚醒剤を作り、宮崎に売っていたことが判明する。
陣内と才木たちが調べを進めると、犯人は莉子ではなく彼女と同じ研究室の山下だと判明。
死んだ宮崎たちは山下の妹でヒーリング能力を持っているレナを使って荒稼ぎをし、レナはそれを苦に自殺。
レナは莉子の親友で莉子の怪我も治してくれたこともあった。
変身能力を持つ山下はその復讐として莉子になりすましてドラッグを作って宮崎たちに売り、莉子に罪を擦りつけるつもりだった。
山下の供述により、宮崎たちにDopeを売っていたのがジウらしいと判明。
ジウとルカは、白鴉の幹部たちを全員殺害し、組織を乗っ取ることに成功した。
そんな中、黒幕と思われていた椿が何者かに殺されて死亡。転落死だった。
5話あらすじネタバレ:結衣が異能力発動
椿の死は状況から飛び降り自殺と考えられた。しかし陣内は、殺されたと考える。
裏で戸倉が本郷を問い詰める。椿を殺したのは本郷だった(金を脅し取られていたので飛び降り自殺に見せかけて殺害)。
戸倉は陣内に「椿のパソコンに遺書があり5億円盗難事件を単独で実行したと書かれていた。この件は闇に葬る」と嘘をつく。戸倉も5億円事件に絡んでいた。
才木は陣内にDopeを服用していないかを迫る。陣内は「Dopeではなく向精神薬を使っている」と告白した。
綿貫は泉ルカと出会う。ルカは1年前に綿貫のパワハラで辞めた元特捜課の人物だった。
ルカは異能力で綿貫の心を読んだ。
潜入捜査をしていたニコラスが何者かから拷問を受けて意識不明の状態で発見され、入院。
夜になりニコラスの病室に殺し屋がやってくる。陣内が殺し屋を倒した。
殺し屋は過去に妻の香織を殺したことをほのめかせた。そのとき、ジウがやってきて殺し屋を射殺。
ジウによると殺し屋の名は嘉賀で、刑務所で臼井を殺した仁龍会の回し者らしい。嘉賀が香織を殺したと言ったのは嘘のようだ。
才木の妹・結衣がトラックに轢かれそうな少年を助けたいと願う。すると時間を止める能力が初めて発動。時間を止めた空間で動けるのは結衣だけだった。
異能力を突き止めた特殊機関工作員の寒江(松角洋平)と藤川(小倉史也)が結衣を狙う。
他の組織・バイオ遺伝子研究所の田所(清水伸)もアパートにいる結衣に接触した。
6話あらすじネタバレ:妻殺しの犯人が判明!
結衣はバイオエイル研究所の田所から、報酬を払うから施設で研究をさせてほしいと頼まれる。結衣の病気も治せる可能性があると聞き、母・美和子は研究への協力に前向きだった。
ニコラスの証言で本郷が仁龍会の頭・窪にDOPEを横流ししていたことが判明。
陣内は窪を拉致し、ジウが拷問。
特捜課は本郷をはめて逮捕しようとする。しかし本郷はDOPEで怪力を覚醒させる。綿貫や才木がなんとか本郷を気絶させる。
陣内はジウから電話で、本郷が仁龍会の窪に頼んで、窪が嘉賀に命令して香織を殺させたと聞く。
陣内は才木を締めおとし、本郷を拉致して消息を絶った。
目を覚ました才木は落ちていた陣内のジッポーライターを拾い、過去のビジョンを見るサイコメトリー能力を開花させ、陣内が死んだ妻・香織を抱く悲しい光景を見る。
仁龍会の窪の死体が見つかり、特捜課は陣内を容疑者として追跡することになる。ルカが現れて再起に陣内の居場所をリークする。
陣内は拉致した本郷を縛り、痛めつけていた。そして本郷から「香織を殺した真犯人は戸倉だ」と聞いて驚愕した。
5億円事件は戸倉と本郷が主犯だった。仁龍会の窪にそそのかされて5億円を横領したのだ。椿はそれを知っていて本郷を脅して金を取っていた。
7年前、本郷は「5億円事件のことをかぎ回っている香織を脅してほしい」と窪に依頼。
窪は嘉賀に頼んで香織の脅迫に向かわせるが、嘉賀がマンションについた時には香織はすでに死んでいたようだ。
陣内は戸倉のもとへ。戸倉が陣内に銃を向ける。
7話あらすじネタバレ:ジウのゲーム開幕
才木が陣内と戸倉の元へ向かう。タクシーの運転手に扮して現場に送ったのはジウだった。
才木は陣内たちの元へ到着。戸倉は、娘のかえでに臓器移植が必要で、仁流会を頼って違法な臓器移植をした。
戸倉は窪によって5億円強奪を強要され、その記事を香織が出そうとすると彼女を殺した。
戸倉はジウからDOPEを渡されて服用していた。香織の部屋で記事の差し止めを懇願するも断られ、DOPEを飲んで右腕を巨大なナイフに変形させて彼女を殺した。
才木が陣内の復讐をどうにか止めようと説得する。才木はジッポで見た過去で、香織が自分に何かあっても復讐をするなと言っていたでしょと話す。
陣内は涙を流し戸倉への復讐を止めようとする。しかし、何者かに操られたように戸倉を撃ち殺してしまった!操ったのはジウだった。
数週間後、才木は目の前の葛木がジウに操られるのを目撃。ジウから、これから大勢の人を殺す。それをあなたが阻止できるかのゲームをしましょうと言われる。ジウは消えた。
陣内は逮捕される。しかし数週間後、ジウが牢屋にやってきて陣内を脱獄させる。陣内はジウが自分を操って戸倉を撃ち殺させたと気づいてた。その後、ルカと合流。
一方、特殊機関主任工作員の千葉(奥貫薫)は、部下の寒江と藤川に能力者狩りを命じた。バイオエイル研究所にスカウトされたドーパーの力が海外流出し、軍事利用されるのを防ぐためだった。
8話あらすじネタバレ:才木の父の過去
陣内が脱走したことで特捜課のメンバーは自宅待機処分となる。しかし、それぞれが陣内を探すために動き出していた。
そんな中、外で徘徊していた綿貫の祖母が異能力ハンターの寒江と藤川に狙われる。駆けつけた綿貫が寒江たちに立ち向かう。
藤川の能力は相手にタッチしての異能力封印。綿貫は能力を封印されて大ピンチ。
そこに才木がやってくる。警察のサイレンが聞こえ、寒江たちは退散した。
翌日、特捜課のメンバーは全員がオフィスに集まっていた。そこにルカがやってきて、バイオエイル研究所で才木の妹・結衣が大変なことになっていると告げられる。
ジウはテレポーテーション能力で凶悪犯30人を脱獄させて一室に集め「Dopeを飲まないと殺す」と脅す。サイコキネシスで逃げる凶悪犯たちを殺し、黒い炎で焼き尽くす。1人が生還してドーパーとなった。
才木がバイオエイルに行くと、田所が「結衣の手術は無事終わった」と言う。そばには母・美和子がいた。
才木は美和子に連れられて研究所の一室へ。そこで過去のビジョンを見る。
過去のビジョン:才木の父がバイオエイルの主席研究員で、田所が助手だった。美和子が被験者となり二人は結婚して優人が生まれる。
才木の父は誰でも異能力を開花できる薬を作った。しかしそれを飲んだ被験者が覚醒。才木の父がDOPEを作ってしまったのだ。その後、才木の父は研究をやめ、結衣が生まれたあとで事故死した。
現在:ジウは才木の頭に入りこみ過去の映像を見せる。バイオエイル研究所に出入りして美和子や幼い才木をずっと監視し、田所からDOPEのデータを受け取ったのはジウだった。日本にDOPEを広めたのも彼だ。
その後、逃走していた陣内が街中にいる才木に声をかける。
いっぽうニコラスのもとにジウが現れた。

9話あらすじネタバレ:特捜課のメンバーが死亡
才木は陣内に父がDOPEを製造した過去を話した。
陣内は「ジウが『特別な才能を持つ才木と勝負する。無差別テロを起こして才木が止められるかのゲームだ』と言っていた」と話す。
ニコラスはジウに触れて深淵をのぞいてしまい、恐怖に飲まれて特捜課を辞めてしまう。
渋谷で爆弾テロが起こる、才木は陣内から犯人の1人が持っていたペンを受け取り、サイコメトリーで次の現場がテーマパークだと特定。柴原と向かい、ジウの手下1人を確保した。
別の会場では葛木と綿貫が1人を倒した。しかしスイッチが押されコンサート会場は爆破される。
特捜課の棗のところに特殊機関工作員の寒江と藤川がやってくる。才木たちの居所を言わなかった棗は、寒江の電気棒で何度も殴られて死亡した。
特捜課に戻ってきた才木は棗の死体に触れてサイコメトリーを発動。最後のテロの場所は17年前にドーパーによる犯罪が初めて行われた由名川浄水場だと知る。
ルカがやってきて才木に美和子の指輪を渡す。才木がサイコメトリーで映像を見てみると、バイオエイルにやってきて結衣を殺そうとした寒江が、上司の千葉に殺された。千葉の正体はジウだった。
ジウは才木に「なぜ私は私なんだろう?私はあなたであなたは私」とメッセージを残した。
ジウは美和子と結衣を連れて浄水場へワープ。才木たちもその浄水場へ急ぐ。

最終回10話あらすじネタバレ:陣内死亡?
特捜課のメンバーはジウとルカが待ち構える浄水場へ急ぐ。
才木はジウに撃たれる予知ビジョンを見てしまう。
葛城たちは浄水場のスタッフたちを助けるために動いた。
綿貫はルカと戦い、彼女がルカによって特捜課で綿貫と楽しく過ごした思い出を消されていることを諭す。ルカは涙を流し、戦うのをやめた。
才木は陣内と合流して美和子と結衣が拉致されている機械室へ。そこにはジウがいた。
ジウは位置を入れ替える能力で2人を翻弄する。ジウは右腕を刀にして才木を刺そうとする。
陣内がかばって刺され、瀕死の重傷を負う。ジウは助けられるのは美和子だけだと笑いDOPEを渡す。美和子は迷ったがDOPEを飲まなかった。
結衣が目覚めて時を止める能力をジウに使うがジウは止められない。
才木がジウに撃たれて倒れる。結衣が能力を高め、ジウの時を止める。
本来の力を覚醒させた才木がジウを圧倒する。才木はもともと眼力だけで相手を殺すほどの能力を持っていた。12年前に少年だった才木は、スタジアムでドーパーのテロ事件に遭遇して特殊部隊だった陣内に助けられた。しかし実際は才木が犯人を睨みつけて殺していたのだった。今までその能力は眠っていたのだ。
才木はジウを白い空間へと誘う。才木は未来をすべてコントロールすることができ、ジウの能力も無効化した。ジウは殺して絶望を終わらせてくれと言う。才木はジウの能力を全て奪った。ジウの髪が黒くなる。
才木はジウに罪を償えと言い、逮捕した。
その後、特捜課は厚労省から表彰される。才木は一軒家で美和子と結衣と仲良く暮らした。
才木は陣内と、死んだ彼の妻・香織の墓参りに行った。
ドラマ『DOPE ドープ』最終回終わり
『DOPE ドープ』最終回10話の詳しいあらすじ&ラストの意味考察、感想はコチラ↓

『DOPE 麻薬取締部特捜課』原作小説のラストネタバレや考察はコチラ↓

原作小説第2弾『DOPE 麻薬取締部特捜課 アナザー・ヴェノム』の考察と解説はコチラ↓

『DOPE ドープ』考察と感想まとめ:黒幕&ジウの目的
予想以上に漫画やアニメみたいなドラマ。厨二病全開の中村倫也がかっこいい。7話のブチ切れて銃を構える中村倫也を見てより好きになった。
最近のドラマだと日本の神々同士の異能力ドラマ『全領域異常解決室』みたいなワクワク感のあるテイストもあり。
陣内の妻の死の真相と犯人
1については、陣内は7年前に妊娠中の妻・香織をドーパーに殺されている。
同期の戸倉俊仁(小池徹平)が陣内の事情を知ってそうだ。真犯人はもしや戸倉?→第3話で椿管理官、戸倉、本郷の3人がこの事件に絡んでいることが判明。
妻・香織殺しの黒幕は椿(忍成修吾)で確定→かと思いきや、4話で椿は本郷に殺される。
香織はジャーナリストで、5億円盗難事件(警察が押収した現金が盗まれた事件)の真犯人が警察内部にいると記事を出そうとした。
5億円事件の犯人は戸倉と本郷で、真相に近づいた香織を戸倉が殺したことが判明。
戸倉は病気の娘に違法臓器移植をさせる見返りとして仁龍会に5億円強奪をさせられ、それを記事にしようとした香織を殺害。娘の病院でジウが戸倉にDOPEを渡しており、彼が裏で絡んでいたこともわかった。
全てを操っていたのはジウで、彼は才木の能力を覚醒させる布石として、香織を殺して陣内を暴走する上司に仕立て上げたのだった。
ジウの能力と目的
ジウの能力は相手の意識と体、または脳の一部を操る能力だと予想→7話で相手を操る能力と確定した!
さらに
- 相手を移動させるテレポーテーション能力
- 相手を物理的に操るサイコキネシス
- 黒い炎で焼き尽くす能力
- 手で銃の形を作りそれで撃つと相手がビーズになって砕ける能力
- 才木の頭脳に入り込む能力
- 相手と位置を入れ替える能力
と、能力をいくつも持っていると判明。チート過ぎ。人間じゃなくて悪魔!?
泉ルカの異能力は相手の心を読むことだと判明。8話でルカの異能力はもとは異常な脚力だったが、現在は読心能力も持っていることが判明。
ジウの目的と動機は、自分が強すぎて敵がいないから、才木を覚醒させて自分を殺してもらう!というもの。
ジウは、幼い頃の才木が相手を睨んだだけで殺せる能力の持ち主だと気づいていた。才木は自分の能力を封印していたため、ジウはずっと才木を監視して能力が目覚めるようにした。
陣内とジウの関係性も謎が多かったが9話での陣内の話によると、妻・香織が殺された件でジウに情報を調べてもらい、代わりに白鴉の仕事を手伝っていたとのこと。陣内は白鴉のメンバーではなかった。
才木の母・美和子は先天的な能力者かつDope依存者でヒーリング能力を持っている。
5話で才木の妹・結衣がなんと時間を止める能力を覚醒させた(ジョジョ三部のDIOじゃん)。
バイオエイル遺伝子研究所は国民全員に異能力を授けて差別を無くそうとする機関だが、実態は能力者を軍事利用目的で海外に流出しようとしている。
特殊機関工作員の使命は異能力者の抹殺。
寒江は能力者ではないようで、電気が流れる棒を操る。
藤川はカバンからワイヤーなどのガジェットを繰り出しつつ、タッチしたら相手の能力を無効化できる「能力封印」の使い手。
特殊機関工作員がドーパー狩りをし、バイオエイルがそれを阻止。特捜課も間に挟まって三つ巴の大抗争に発展するのは確実。これがジウが言っているゲーム?
特殊機関工作員の主任・千葉はカレー屋やクレープ屋に変装している。もしかして彼女の正体はジウ?
9話で、千葉の正体がジウだと判明。
8話ではバイオエイル研究所で才木の父がDOPEを発明し、ジウがそれを全国に広めたことがわかった。
ジウは才木に「私はあなたで、あなたは私」と言った。予想にはなるが、ジウは闇堕ちした未来の才木なのだろう。ジウが未来からきて現在の自分に倒されることを望んでいる!?とぶっ飛び予想をしたがそれはハズレ。ジウは才木に自分を殺してもらうために動いていた。
覚醒した才木はジウと同じく左が黒目、右目が灰色になっていた。才木が闇堕ちしていたらジウのような存在になっていたということだろう。
最終回ラストの意味:超バッドエンド
才木が「未来は俺が決める!」という意味不明なチート能力を開花させ、ジウの能力を奪う。そして陣内も生きていて、母・美和子と結衣も元気になって幸せに暮らす。
一見ハッピーエンドに見えるが、すべてが才木が死ぬ間際に見た理想の未来の可能性もあると思った。
明らかに死んでいた陣内が生きている。母・美和子の手が綺麗に治っている。結衣も能力を使ったのに元気だ。現実としてはおかしい。
最後に香織の墓参りに行く才木と陣内。美しすぎる自然。2人は天国へ旅立ったのでは?
そんなバッドエンド的な解釈の余地があるラストだった。
逆に覚醒した才木がヒーリング能力まで持っていて陣内も母も結衣も治した。もしくは未来を全て操れるので全ていいようにした…という解釈ならハッピーエンドになる。
ちなみに、初回であっさり死亡した山口始(伊藤淳史)が生きててあとで登場するパターンは濃厚。
原作小説に山口は登場しないため、わざわざ1話で登場させてすぐ死なせたのには裏があるとしか思えない。→登場しませんでした。すいません!
『DOPE 麻薬取締部特捜課』原作小説の結末ネタバレやラスト考察はコチラ↓

『DOPE 麻薬取締部特捜課 アナザー・ヴェノム』(原作小説2冊目)の考察と解説はコチラ↓

2025年の日本ドラマ考察レビュー関連記事↓







『DOPE 麻薬取締部特捜課』キャスト
麻薬取締部特殊捜査課
才木優人(さいき ゆうと)(24)|cast 髙橋海人
陣内鉄平(じんない てっぺい)(36)|cast 中村倫也
綿貫光(わたぬき ひかる)(29)|cast 新木優子
葛城康介(かつらぎ こうすけ)(50)|cast 三浦誠己
柴原拓海(しばはら たくみ)(27)|cast 豊田裕大
山田ニコラス(やまだ ニコラス)(35)|cast フェルナンデス直行
棗依央利(なつめ いおり)(32)|cast 熊井啓太
犯罪シンジケート・白鴉(はくあ)
ジウ|cast 井浦新
泉ルカ(いずみ ルカ)(24)|cast 久間田琳加
警視庁捜査一課
戸倉俊仁(とくら しゅんじ)(36)|cast 小池徹平
椿誠司(つばき せいじ)(43)|cast 忍成修吾
新宿中央署
本郷壮一(ほんごう そういち)(36)|cast 佐野和真
特殊機関工作員
主任・千葉(ちば)|cast 奥貫薫
寒江(さむえ)|cast 松角洋平
藤川(ふじかわ)|cast 小倉史也
バイオエイル遺伝子研究所
研究者・田所輝明(たどころ てるあき)|cast 清水伸
その他
才木結衣(さいき ゆい)(17)|cast 蒼戸虹子
才木美和子(さいき みわこ)(52)|cast 真飛聖
陣内香織(じんない かおり)|cast 入山法子
山口始(やまぐち はじめ)(42)|cast 伊藤淳史
コメント
エンドシーンはCYBORG009のコールオブジャスティスのエンドシーンの丸パクリでがっかり