
『ちょっとだけエスパー』第7話を鑑賞!
四季の記憶が不安定な理由と本当の記憶などが明らかになったが、情報量が多すぎて混乱。
- 兆の目的と四季に記憶をインストールした理由
- 文太にも記憶がインストールされている!?
- Decision treeの意味や、文太たちが雇われた理由
- 第7話のぶっちゃけ感想レビュー
これらを徹底考察していきます!
『ちょっとだけエスパー』7話のストーリーネタバレまとめ
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四季が“ぶんちゃん”と呼んでいた夫の正体は、ノナマーレ社長・兆(岡田将生)。本名は文人(ふみと)だった。
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文太は桜介からの連絡を受け、市松のアパートへ向かう。市松は半身が変色した状態で倒れており、久条と協力してEカプセルを飲ませ、彼自身の〈脱水〉能力を活性化させることで辛うじて蘇生させる。
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桜介の能力は“花を咲かせる”ものではなく、実際には〈活性酸素〉を操る能力だと判明する。
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Young3を導いていた“アイ”の正体は、2055年から接続していた《未来の市松》本人だった。
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文太は毎日市松の看病に通い、心を読む。そして「アイから市松への連絡が突然途絶えた場合、①連絡不要の未来へ変化した ②市松が今後死亡する」のどちらかであると知る。
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円寂と半蔵は、自分たちがミッションで救ったはずの画家・千田守が、その後に突然死していた事実を知り、「自分たちの正義は本当に正しかったのか?」と疑念を抱き始める。
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文太は四季の断片的な記憶を頼りに現在の文人(兆)に接触。文人が“独身”で四季にも会ったことがないと知る。その瞬間に新たなジャンクションが発生。それと同時に、市松の端末に“アイ”からのメッセージが再び届き始める。
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四季の少し前の過去:2025年4月、四季は未来からきた兆から「自分はあなたの未来の夫で、1年後の2026年に出会う」と告げられ、四季の命を救うため“2025〜2035年の記憶インストール”を提案される。四季はナノレセプターを飲むが、停電の影響で記憶が不完全な状態になり、現在と未来の記憶が混在する。
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現在:記憶を取り戻した四季の前に兆が再び現れ、「もう一度ナノレセプターを飲んで記憶を最適化しよう。半年分の記憶は失われるけど大丈夫だろ?」と告げる。四季はこれを拒否し、「私の文ちゃんは文太だ」と言い切る。
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背後で話を聞いていた文太が駆け寄り、四季を抱きしめる。半蔵と円寂、桜介もそろって現れる。
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兆はノナマーレの選抜基準を明かす。文太たちは“世界に影響を与えないDecision treeの人間”で、だからこそエスパーとして利用されたという。
“愛してはならない”というルールの根底には「彼らは世界に必要とされていない」という、冷酷な選別思想があった。
『ちょっとだけエスパー』7話の考察まとめ(ネタバレ)
兆の目的は四季の命を救うこと、記憶をインストールした理由
6話の考察で予想した通り、兆の目的は四季の命を救うことだった。
記憶をインストールした理由はなぜだろうか?
ナノレセプターでインストールした記憶通りに四季が動けば、四季が死ぬ未来が回避できるからだろう。
文太にも記憶がインストールされている
文太は兆から「あなたたちは1年以内に死ぬ世界に影響のないディシジョンツリー(Decision tree)外の人間だ」と言われ、自分が飛び降りる場面を思い出していた。
この場面は1話でVRゴーグルをつけていた文太が見たものだが、実際は未来の記憶だったと言うことになる。
文太も四季と同じように未来の記憶と過去の記憶が混在している?
文太も未来の誰かによってナノレセプターを飲まされて記憶をインストールされているのだろうか。
文太の記憶をいじったのは白い男で、それによって兆の歴史の改竄を防ごうとしているのかもしれない。
黒幕は兆かと思いきや、白い男だった。白い男は未来の文太だったなどの展開がありそう。
ちなみに、白い男もホログラムだから市松たちの前からすぐに姿を消せたのだろう。
パラレルワールドはなし、その都度未来が書き換わる設定
兆の発言によってパラレルワールドの存在が否定された。マーベルMCUのように別の世界線が登場するのかと思っていたが違った。
現在が改竄されれば、未来がそのまま書き換わるようだ。
市松とアイ(市松博士)のチャットが繋がったり途絶えたりするが、白い男の出現や文太が現在の文人に会ったことなどが市松の命に関わるようだ。
Decision treeについて、兆は社員を殺すつもり
兆が見ている未来地図、ディシジョンツリー(Decision tree)についてだが、そのツリーの外にいる人間は未来に影響しない人物だと判明。
ディシジョンツリーの外の人間ならミッションをさせた後で始末しても未来に影響がない。だから兆は文太たちを雇ったのだろう。
兆は文太たちを殺す気満々のようだ。
『ちょっとだけエスパー』7話の感想レビュー:不確定要素が多すぎ
6話で兆が未来人だということがわかり、やっとSFらしくなってきたぜ!ワクワク!と思ってたら、7話でさらに多くの情報が投入された。
- ナノレセプションによる四季への記憶のインストール
- 現在が改竄されれば未来が書き換わる
- Decision tree外の人間は未来に干渉しない、
などなど。
10年後に大勢が死ぬ事故や、白い男の正体や能力も完全に謎のまま。
いやいや、みんなの能力+未来の書き換えだけで十分じゃない?記憶の書き換えとか複雑すぎない?
面白くなくはないが、さすがにXファクター(不確定要素)が多すぎて感情移入しにくい。
あとSFとして微妙なのは、黒幕の兆が未来のことやナノレセプターについて解説までしているため、どこまで本当でどこまでが嘘かわからない。それが割とストレス。
視聴者に考察させようとしているのかいないのかも微妙なところ。SFの設定がフワッとしているし、確実な要素が少ないので、考察の方向性は定まりにくいと感じた。
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