『その電話が鳴るとき』11話を鑑賞。
ヒジュ(チェ・スビン)の失踪の裏にいる狂気の復讐者の正体にゾクっとした。秘密が次々に明らかになったエピソードだった。
サオン(ユ・ヨンソク)への耳打ちの内容がなんだったのかも解説!
『その電話が鳴るとき』第11話あらすじネタバレ解説
前のエピソードの復習はコチラ↓
サオン(ユ・ヨンソク)は行方不明になったヒジュ(チェ・スビン)の行方を必死に探していた。
サンウ(ホ・ナムジュン)やユリ(チャン・ギュリ)、報道官のメンバーがボランティアで捜索に加わる。しかし数日経っても死体は見つからない。
姉のイナ(ハン・ジェイ)もヒジュを心配する。母ヨニ(オ・ヒョンギョン)は娘を失ってしまったと考え、今までの行いを後悔した。
ペク・ウィヨン(ユ・ソンジュ)は「20年前に息子が溺死したが死体が見つからなかったのでその事実を受け入れられず、釣り具店で暮らしていた今のサオンを養子に迎えた」とメディアの前で告白。
しかし記者のチャン・ヒョクジン(コ・サンホ)が留置所にいるドジェの録音を流し、本物のサオンが現在のサオンの命を狙っていることを暴露する。
サオンは母のシム・ギュジン(チュ・サンミ)だけがヒジュが行方不明になった現場に来ていなかったことから、彼女がヒジュを拉致している犯人ではないかと考える。
サオンが証拠を提出し、シム・ギュジンは殺人容疑で逮捕された。ジャンホ総裁(チョン・ドンファン)の殺人の件だった。
実はジャンホが着けていた指輪(印鑑)には隠しカメラが仕込んであり、病院で寝たきりのジャンホをギュジンが殺した映像が残っていたのだった。サオンがその指輪を保管していた。
映像で、ギュジンは実の息子を奪われた挙句、ジャンホの息子を育てることになった恨みを話してジャンホを枕で窒息させた。
サオンはジャンホの実の息子。隠し子だったのだ。
サオンは取調室のギュジンに迫り、ヒジュを行方不明のまま生かしておいて20年後に解放して、彼女を探せなかった自分に自責の念を与えて苦しめるつもりだろ…と語った。
ギュジンの家の監視カメラの映像から、ヒジュが家で監禁されていることがわかる。
執事・ミン室長(ホン・ソジュン)は、「私が捕まったらヒジュを殺せ」とギュジンから命令を受けていた。
実はヒジュが運転する車はガードレールに突っ込んだ状態で川に落ちずに止まっていた。ミンは車の中で気を失っていたヒジュと、本物のサオンを車に乗せて屋敷に連れ帰ったのだ。
ミンは隠し倉庫への扉を開ける。しかしヒジュを殺すことはできず、彼女を逃した。
隣の部屋には本物のサオン(パク・ジェユン)が監禁されている。
ウィヨンがやってきてミン室長に扉を開けさせる。ウィヨンは息子を撃とうと思ったができず、銃を奪われた。
車で駆けつけたサオンは衰弱した状態でこちらへ向かってくるヒジュを発見して。抱きしめた。
病院へ車を走らせていると拉致犯(本物のサオン)が銃を持って立ちはだかる。
サオンは外に出ろと脅される。警察がやってくる。拉致犯はサオンに何かを耳打ちした。サオンは涙を流してヒジュを見つめる。銃声が響く。
しばらく月日が経過。ヒジュはサオンが失踪したことを悲しんでいた。サオンらしき人物から電話がかかってくる。
エピソード11 終わり
『その電話が鳴るとき』11話の感想&考察:耳打ちの内容
サオンが結婚初夜にヒジュが気になって一睡もできなかった回想エピソードが良かった。目のクマは愛情の裏返しだった。細かい演出が素敵。
そして秘密が次々に明らかになってサスペンスとして楽しい回だった。
サオンがなんとジャンホ総裁の隠し子だったことが発覚。
そして、ジャンホがギュジンに殺されていたことも判明した。
復讐者ギュジンがヒジュを拉致した理由は、20年後に解放してサオンに失った時間を後悔させるため…。怖すぎる。
自分がジャンホにされたこと(死んだと思っていた息子と20年後に再会して失った月日を後悔)を彼の息子であるサオンにも味あわせたいのだろう。ゾクっとした。
そしてなんとサオンはヒジュを救い出した末に失踪。拉致犯(本物のサオン)の耳打ちの内容が失踪の理由なのは確実だ。
サオンが耳打ちされた直後にヒジュを見つめたことから、ヒジュに関係する事柄だとわかる。
1番しっくりくるのは、ヒジュが幼い頃に交通事故に遭ったのはサオンのせいだと聞かされたというものだろう。
ジャンホ総裁は息子と孫をすり替える計画だったが、ヒジュの義弟ユジンが本物のサオンの顔を見ていたため、口封じとして交通事故に見せかけて殺した。
つまりヒジュが話すことを禁じられた不幸な生活を送ったのは間接的にサオンのせいでもあるということ。
サオンはその事実に耐えられなくて失踪したのだろう。
次の第12話で最終回。
おそらく、ドラマ序盤でヒジュが正体を明かさずに電話をかけていたように、今度はサオンが同じことをするのだと思う。序盤とラストで立場が逆になる胸熱展開!
感動の結末になるといいな。
コメント