Netflix『モンスター：エド・ゲインの物語』（Monster: The Ed Gein Story）を鑑賞！
実在の墓掘り殺人鬼エド・ゲインをモデルにした超ドギツいドラマシリーズ！
- 作品情報
- あらすじ
- 登場人物・キャスト
- ネタバレなしの感想と見どころ
これらの情報をまとめました！
Netflix『モンスター：エド・ゲインの物語』作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Monster: The Ed Gein Story（モンスター：エド・ゲインの物語） |
| 形式 | アンソロジー・ドラマシリーズ 第3シーズン |
| 配信 | Netflix（グローバル） |
| 配信開始日 | 2025年10月3日 16時から |
| 話数 | 全8話 |
| 原案 / 企画 | ライアン・マーフィー（『アメリカン・ホラー・ストーリー』） イアン・ブレナン（「ダーマー: モンスター: ジェフリー・ダーマーの物語」『HALSTON/ホルストン』） |
| ジャンル | 伝記犯罪ドラマ / サイコロジカルスリラー |
| 制作 | Netflix、Prospect Films |
| 主な舞台・時代 | 1950年代 アメリカ・ウィスコンシン州 プレインフィールド（農村地帯） |
日本でもヒットしたNetflix「ダーマー: モンスター: ジェフリー・ダーマーの物語」「モンスターズ: メネンデス兄弟の物語」を手がけたイアン・ブレナンが送り出すモンスターシリーズ第3作！
前作と繋がりはないので、本作から見始めても問題なし。
あらすじ
一見温厚で孤立した田舎者だったエド・ゲインが、母親への強い執着、精神的な歪み、孤独、隔絶された環境と向き合いながら、墓を暴く殺人鬼に変貌していく姿を描く。
1950年代の農村、ウィスコンシン州の寒冷な土地。プレインフィールドの荒廃した農家でひっそりと暮らすエド・ゲイン（エディ/チャーリー・ハナム）。彼は墓荒らしを行い、遺体の部位をコレクションし、家具や衣服に加工する異様な行為を隠していた。彼の行動は、母親オーガスタから受けた精神的な虐待と社会的孤立に端を発していた。
エド・ゲインは友人の女性アデラインからナチス強制収容所での惨劇を聞かされ、えも言われぬ興奮を覚えてしまう。そして、最悪の事件を起こしてしまうのだった。
物語では、ゲインの犯罪の裏にある心理のゆらぎ、メンタルヘルス、家族関係、社会の目、犯罪史への影響などが重層的に描かれる。さらに、彼の事件が後のホラー文化に与えた影響にも触れられる。
Netflix『モンスター：エド・ゲインの物語』最終回まで全話のあらすじネタバレ解説・考察はこちら↓
登場人物とキャスト
| 登場人物 | キャスト | 代表作 |
|---|---|---|
| エド・ゲイン | チャーリー・ハナム | 『パシフィック・リム』／『クリムゾン・ピーク』／『レベル・ムーン：パート1 ファイアチャイルド』 |
| オーガスタ・ゲイン（母） | ローリー・メトカーフ | 『レディ・バード』／『ローズアンヌ』／『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』 |
| アデリン・ワトキンス | スザンナ・ソン | 『レッド・ロケット』／『ザ・アイドル』／『フィアー・ストリート Part 2: 1978』 |
| アルフレッド・ヒッチコック | トム・ホランダー | 『プライドと偏見』／『イン・ザ・ループ』／『フュード／カポーティ vs. スワン家の女たち』 |
| アルマ・レヴィル（ヒッチコックの妻） | オリヴィア・ウィリアムズ | 『シックス・センス』／『アナ教育』／『ラッシュアワー3』／『ザ・クラウン』 |
| イルゼ・コッホ | ヴィッキー・クリープス | 『ファントム・スレッド』／『オールド』／『ベルイマン・アイランド』 |
| バーニス・ウォーデン | レスリー・マンヴィル | 『ファントム・スレッド』／『もうひとつの年』／『レット・ヒム・ゴー』 |
| アンソニー・パーキンス（ノーマン・ベイツ役者） | ジョーイ・ポラリ | 『ラヴ、ヴィクター』／『アメリカン・ティーン』 |
『モンスター：エド・ゲインの物語』ネタバレなし感想・見どころ
評価は5点中4.5点！
『ジェフリー・ダーマーの物語』も凄かったが、『エド・ゲインの物語』もヤバすぎ。殺人鬼に共感させられる狂気的な作品。サスペンスやホラー好きは絶対に見ておくべき傑作。
ネタバレはさけるが第1話の首しめ自○行為や、墓荒らしのシーンからしてドギツすぎ！エンタメ枠を1歩踏み越えてしまった殺人鬼の描写に身震いする。
エド・ゲインという怪物になっていった人間の中にある「普通な感情」「孤独」「母親への依存」などに焦点を当て、彼を単なるモンスターではなく、悲劇的な人間として描かれている。 殺人鬼の心理の闇への深い掘り下げがなされている点も興味深い。
映像と演出も緊張感バツグン！寒々しい農地、陰影の強い映像、美術や空間構成がエド・ゲインの心理とリンクするような演出。
シリーズ通底のテーマ「モンスターは生まれるか、作られるか」も忘れてはならない。
「怪物は生まれながらに存在するか、それとも環境や育ちによって作られるのか？」が常に問いかけられる！
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