Netflix韓国ドラマ『広場』(광장/Mercy for None)。
ソ・ジソプがバイオレンスアクションを見せつけまくる韓国アクションノワール!
『広場』の最終回まで全7話のあらすじをネタバレありでまとめました。
最終回まで視聴した感想とラストシーンの解説も!

韓国ドラマ『広場』最終回まで全話ネタバレ解説
1話ネタバレ
2010年:ソウルの汝矣島(ヨイド)で対抗組織の構成員とタイマンをはり、相手をぶちのめすジュウン組のナム・ギジュン(ソ・ジソプ)。
しかしある事件でギジュンの行動が大問題に発展。ギジュンは責任を取ってアキレス腱を切り、裏社会から引退する。
11年後:ギジュンはキャンプ場経営の仕事をしていた。
ギジュンの弟・ギソク(イ・ジュンヒョク)はジュウン組のNo.2になっていた。
ギソクはイ・ジュウン会長(ホ・ジュノ)から「ボンサン組のク組長(アン・ギルガン)の息子ク・ジュンモ(コンミョン)が外国人を呼んで関係者を殺させた尻拭いをしてくれ」と頼まれる。
ギジュンのもとに久しぶりにギソクが訪ねてくる。しかし2人に楽しい会話はなかった。
ギソクはク・ジュンモを殴り、面倒を起こすなと説教する。その日の夜、ギソクはチンピラたちに囲まれ、首を切られて死亡。
ギジュンは葬式で密談をしていたイ会長とク会長に会う。両会長は今は対抗組織のトップ同士だが、元はオ会長の傘下にいた兄弟分で、時々会って面倒が起こらないように話し合っていた
ギジュンはク会長に詰め寄るが、ギソクの件は知らないと言われる。
ギジュンはギソクを刺した容疑で捕まったチンピラ・ヒチャンに面会して誰の依頼か教えろと脅した。
2話ネタバレ
ヒチャンは「墓場」という裏掲示板からの依頼でギソクを刺したと話した(実際は、ギソクはクムチャンのナイフでは致命傷を受けておらず別の人物に殺されている)。
ギジュンはヒチャンの弁護士・ユン(イ・サンヒ)を脅し、掲示板・墓場に依頼を流したのがNクリーンのシム・ソンウォン(イ・ボムス)だと知る。
ギジュンはソンウォンの会社へ行って問いただす。ソンウォンは「依頼を流したがギソクがターゲットだと知らなかった」と言う。ギソク殺しの依頼主はボンサン組の息子ク・ジュンモだった。
イ会長は警察官で情報屋のチャ・ヨンド(通称キム先生/チャ・スンウォン)から、ギソクの死を依頼したのがジュンモだと聞かされる。イ会長はク会長に責任を取れと言った。ク会長は「ディクロホテルを渡すから全面戦争はやめてくれ」と頼んだ。
ギジュンは再びイ会長とク会長と会い、「ルール通りに命には命で償ってもらう。2人は見ていてくれ」と言った。
ギジュンは昔の兄貴分チェ・ビョンホやギソクの部下チョン・へボムと手を組む。掲示板「墓場」に依頼し、「ジュンモの居場所を情報提供したら金を払う」とネットに流した。
3話ネタバレ
キム・チュンソク室長(アン・セホ)はク会長の命令でジュンモを隠れ家に連れて行こうとする。しかしギジュンが現れてジュンモを殴った。
ギジュンが他の部下と戦っている間にキムとジュンモは逃亡。
キム室長は隠れ家でギジュンの過去をジュンモに話す。
ギジュンの過去:かつてイ・ジュウンとク・ボンサンがオ会長の手下だったとき、ギジュンの強さは神がかり的で敵対していた釜山組をほぼ1人で壊滅させたこともある。
11年前、オ会長の息子・スンウォンはギジュンの武功によってジュウンとボンサンが組の後継者になりそうなのが我慢できずシム・ソンウォンに2人の暗殺命令を出す。しかしソンウォンは失敗。
ギジュンは裏切り者のスンウォンを殺した。オ会長は激怒し、イとクを捕えて問い詰める。
ギジュンはオ会長の部下を皆殺しにし、相手を裏切ったら代償が伴うとオ会長に言った。そこから相手を裏切ったら代償を払うというルールができた。
オは引退する。イジュンも一連の混乱の責任を取ってアキレス腱を切ることになった。
現在:ソンチョル室長(チョ・ハンチョル)はグムソン検事が父親であるイ会長の部屋を盗聴していると知って問い詰めた。グムソンは「今回の事件はすべてを手に入れるチャンスだ」と言う。
ギジュンは弟・ギソクとの過去を振り返る。前会長の息子・スンウォンを殺したのは実はギソクだった。ギジュンはギソクを庇って自分が殺したことにしたのだ。
4話ネタバレ
ク会長はヨンドと会い「2つの組がバランスを保つためにギジュンを消してくれ」と頼む。
ク会長はギソクの死体の第一発見者であるハン・ソギュン刑事を捕えて殴り、実はギソクを殺したのがチンピラのヒチャンでなく他の人物であることを知る。
ギジュンはジュンモが雇った外国人・オクルたちに襲われるが彼らを倒す。
ジュンモは隠れ家から出て、ギジュンの兄貴分ビョンホを撲殺し、それを止めようとしたキム室長まで殺した。
ギジュンはジュンモの隠れ家へ乗り込み、雇われた荒くれ者たちを鉄バットやナイフで倒していく、格闘技の王者チョン・インソクにボコボコにされるも、ガラスで目を刺してからのタックルでインソクの頭をテーブルに打ち付けて倒す。
ギジュンは鉄バットでジュンモを撲殺した。ク会長から電話がかかってくる。
ギジュンは「息子さんは処理しました」と言う。ク会長はギソクを殺したのはジュンモが雇った人物じゃなかったと叫んだ。
ギジュンが車で橋を渡っていると対向車に衝突されて車ごと川に落ちる。対向車を運転していたのは在日韓国人の殺し屋・カネヤマ(本名キム・ギルロ)だった。
ギソクを殺したのはカネヤマだった。
5話ネタバレ
川辺で気を失っていたギジュンをへボムが救う。
ク会長は、イ会長のダミー会社からソギュン刑事への金の流れを発見し、彼がギソクを殺したと考える。イ会長は俺はそんなヤツじゃないと否定した。
グムソン検事は捜査令状をとりボンサン組の人間をいっせいに検挙する。ク会長はホン・ヒョンソク理事と一緒に逃亡した。
イ会長は部下を連れて隠れていたク会長たちを追い詰める。
手下に部下たちを殺させ、最後にイ会長がク会長を殺した。
ヒョンソク理事はヨンドと裏で繋がっており、ク会長を裏切っていた。
イ会長はギジュンと会い「11年前にギソクにスンウォン(オ会長の息子)を殺させたのはヨンドで、今回ギソクを殺した黒幕もヨンドだ」と話した。
6話ネタバレ
ヨンド、グムソン、ソンチョル、ヒョンソク理事は裏で繋がっていた。ヨンドとグムソンはジュウンとボンサンの両方を手中に収めるつもりだった。
ギジュンはギジュンに雇われている昔の兄貴分・テファンと会い、対決。ギジュンはテファンをナイフで刺すが、深く差し込むのを躊躇う。
テファンは「昔のように生かして恥をかかせるな」と言って腹に刺さったナイフを自ら押し込んで死亡。
イ会長は自宅にいたところをヨンドに撃たれて死亡。ギジュンがイ会長の死体を発見した。そのとき警察がやってきてギジュンをイ会長殺人容疑で逮捕した。ヨンドが仕掛けた罠だった。
ギジュンは護送中に逃げ出す。ソンウォンに助けられた。
グムソンは父がギジュンに殺されたと思っていたが、ヨンドが殺していたと知り、彼を追い詰めるために検察に捜査させる。ヨンドは逃亡した。
最終回7話ネタバレ
ソンウォンは部下のヤンシクに裏切られて殺される。
ギジュンはヨンドの隠れ家にいるカネヤマと戦う。カネヤマがギソクを殺した犯人だと知ったギジュンは、左手でナイフを受け止めて何度も殴り、最後には彼を刺殺。
ギジュンはヨンドを見つけ、銃で撃たれながらも彼を何度も刺して殺害した。
イ会長の葬儀が執り行われた。ギジュンはヨンドを殺したその足で葬儀へ出席し「出棺後にお前を殺す」とグムソンに言った。
グムソンはジュウンとボンサンの合併を実現。しかし、へボムによってジュンモにギソクを殺させる計画についての録音がメディアに流される。
ギジュンはジュウンのビルでソンチョルに刺される。逆にナイフでソンチョルを刺した。2人は同期だった。ソンチョルは涙を流して死んでいく。
グムソンが家で父の席に座っているとギジュンがやってくる。グムソンはギジュンを撃ち、思ったよりも座り心地が良くないと話す。
ギジュンは、だからイ会長は息子のお前を裏社会から遠ざけたと返した。グムソンは銃で自殺しようとするがギジュンがナイフで彼の手首を切って止める。ギジュンはグムソンの喉を刺して殺した。
復讐を終えたギジュンはキャンプ場へ帰り、焚き火のそばへ座る。
朝方、雪が降っていた。ギジュンは動かなかった。
韓国ドラマ『広場』最終回おわり
韓ドラ『広場』最終回まで視聴した感想・ラストの解説
終盤になるにつれて戦闘シーンも泣けるシーンもマシマシになってきて非常に面白かった。
ソ・ジソプの重厚感のある格闘シーンが兎にも角にも最高。『ジョン・ウィック』シリーズの完成度には少し及ばないかもしれないが、世界レベルと言って良いのではないか。見ながら手に汗握って楽しめた。
またハードボイルドアクションだけど脚本がしっかりしていて感情移入できた。特にラストシーンが切なすぎ。ギジュンは復讐を終えて死んでしまったのだろう。
キャンプ場に戻ったギジュンは、焚き火でを囲んで隣に座るギソクの幻影を見て「一緒にキャンプ場を経営しよう」と笑顔で語る。
ギジュンの中で、ギソクから「ジュウンを継げと言われた」と聞いたときに、笑顔で「一緒にキャンプ場を経営しよう」返していれば彼は殺されなかったかもしれない後悔があるのだろう。泣ける。
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