Netflixドラマ『極悪女王』を一気見!ゆりやんレトリィバァがダンプ松本を怪演!唐田えりかがライバルの長与千種を体当たりで演じる。
Netflix『極悪女王』相関図&あらすじ
ろくでなしの父親のせいで極貧の幼少期を過ごした松本香(ゆりやんレトリィバァ)。高校を卒業してからパン屋で働くことになるが、自分がやりたいことをやらなければならないと思い立ち、全日本女子プロレスのオーディションを受け合格。
松本は同期の長与千種(唐田えりか)やライオネス飛鳥(剛力彩芽)と厳しいトレーニングをこなす。
しかし正統派レスラーとして芽が出ない。同期で親友の千種や飛鳥がクラッシュ・ギャルズとしてスターダムにのしあがっていく。
松本はスターになった千種が自分の存在など気にもとめなくなったことに「舐めんじゃねえ!」と激怒。さらに実家に帰ると、松本が仕送りした金はぜんぶ父親のために使われていたことが判明。松本は母や妹と大喧嘩する。
怒りは頂点に達し、極悪女王・ダンプ松本が誕生した。凶器のチェーンやフォーク攻撃で千種や飛鳥を苦しめる。ダンプ松本はヒール役で嫌われ者だったが、流血試合は非常に盛り上がり、TVの視聴率も取れるようになる。しかしプロモーターの松永俊国(斎藤工)も次第にダンプ松本をコントロールできなくなっていった…。
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ネタバレ感想:ゆりあんはハマり役だけど…
第3話でゆりあんがダンプ松本に覚醒したあたりから物語が面白くなる。ゆりやんや、唐田えりかなど俳優陣は体を張って迫力あるシーンを提供してくれている。プロレスのシーンは見応え抜群。フォークを脳天にぶっ刺しての流血シーンも見ていられないけど、凄まじさはある。チェーンで千種の首を縛りあげるシーンは鎖で絆を繋ぎとめているように見えるほどに、優しいダンプがヒールに徹するシーンは切ない。
ただ同じくNetflixの『サンクチュアリ聖域』という相撲ドラマと比較すると全体的に突き抜けた部分がない。
人間ドラマ部分が少し弱い(もしくは描く時間が少ない)のが残念な点。貧乏な松本がみんなに嫌われながら成功した流れもよくある描き方だった。
またプロレス自体がブック(八百長)や反則ありきなので、因縁のあるもの同士の対決にしてもどっちが勝つか?みたいな緊張感はない。サンクチュアリに比べると、人間関係にえぐみや深みがないというか、嫉妬だけで恋愛要素もないのでキレイすぎる感じに見えてしまった。
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