『あなたを奪ったその日から』7話を鑑賞。
紘海(北川景子)と旭(大森南朋)の関係性がどんどん発展している?そして梨々子の発言でピザアレルギー事件の犯人が明らかに?
- 紘海と旭の関係性と今後の展開
- 梨々子の発言からアレルギー事件の犯人考察
- 第7話のぶっちゃけ感想
これらを解説していきます。


『あなたを奪ったその日から』7話の演出と考察まとめ(ネタバレ)
紘海と旭の関係性が発展!
©︎カンテレ
第7話では旭が開催したホームパーティーで、紘海がスイッチバック関西進出先の不動産を所有する藤田会長を激怒させてしまう(会長の孫がブドウで喉を詰まらせたときに吐き出させる手助けをしたまではいいが、会長と娘に説教してしまった)。
藤田会長は紘海をクビにすることが契約続行の条件だと言った。
しかし旭は、紘海がしたことは間違っていないと言い、関西進出を一からやり直すことを決める。
紘海は旭に復讐するためにスイッチバックに転職したが、旭に立場を守られたうえに彼が萌子を失った悲しみをずっと抱え続けていると知ってかなり動揺している。
旭は紘海が自分と同じような傷を抱えていると考えている。
お互いに子供を失った物同士として深い共感を抱き始めている。
紘海は理性では旭を復讐相手だと思おうとしているが、感情では親として共感してしまっている。
複雑で深い心理描写に浸れる回だった。
紘海と旭は結婚するのか?
紘海と旭が結婚するパターンも見えてきた。
紘海は美海の母であり続けたい気持ちと同時に、旭が抱える娘・萌子の喪失を埋めたいと考え、結婚という答えを導き出すのではないか。
旭はまさか美海が萌子だと気づかずに紘海と結婚。しかし結婚後に、美海が萌子だとなんとなく気づいて愕然とする。。。みたいな結末がありそう。
梨々子の発言でアレルギー事件の犯人確定?
7話でアレルギー事件の犯人がほぼ確定したような気がする。
梨々子はホームパーティー前に「結城家は食べ物で人を殺したことがあるの」と言っていた。
「旭が」ではなく「結城家が」と言っているところがポイントだと思った。
それに梨々子はまな板と包丁を見て不穏な表情を浮かべていた。
さらに梨々子は「旭は嘘つきだ」とも言った。
それらから考察するに、ピザアレルギー事件の当日、梨々子がYukiデリの厨房で手伝っていたのだろう。そして間違えてエビを混入してしまった→旭が娘の将来を潰したくないので隠蔽した…こういう経緯だと思う。
調理責任者の鷲尾は、当然梨々子がいたことを知っている。
梨々子は良心の呵責に苛まれて、「旭は嘘つきだ」と言ったのだと考えられる。
『あなたを奪ったその日から』7話の感想
『あなたを奪ったその日から』はエピソードを追うごとに人間ドラマとしての葛藤が深くなってすごく見応えがある。
紘海と旭の関係は、「娘を誘拐した人物」と「娘を誘拐された親」であり、かつ「娘を殺された親」と「娘を殺した人物」でもある。お互いに被害者でもあり加害者でもあるのだ。しかし憎み合うのではなく共感し合い、惹かれ合う。脚本と演出が本当に凄い。よくこんな話を思いつくなと感服しまくり。
紘海と旭がお互いにどうやって真実を知り合うのか、そしてどんな反応をするのかが気になって仕方ない。最後まで目が離せないドラマ。
第7話の疑問点として、紘海と旭が「藤田会長の孫がブドウで窒息死しそうだった」とちゃんと説明していれば会長もそこまで怒らなかったような気もした。でも会長はその現場を見ていなかったうえに紘海が説教っぽく怒鳴ってしまったから激怒するのもわからなくもないか。

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