ドラマ『あなたを奪ったその日から』第5話を鑑賞。
紘海(北川景子)が転職して働き始め、旭(大森南朋)が意外と人格者だとわかってくる。しかしまだ旭の腹のうちは読めない。元調理担当者に何を隠蔽させたのかも気になるところ。
- 旭はアレルギー事件に絡んでいたのか?
- 美海が父親のことを知りたがる本当の理由
- 旭は紘海が被害者遺族だと気づいている?
- 5話の感想
これらについてまとめました。


『あなたを奪ったその日から』5話の演出と考察まとめ(ネタバレ)
旭は無実なのか?
紘海(北川景子)はお客様相談室で働き始め、旭(大森南朋)へ「幼児殺し、クソ情無(じょうむ)」と誹謗中傷していたのが室長の鳥谷だと突き止める。
旭は誹謗中傷はタイナスの社員だと初めから勘づいていた。紘海は(鳥谷の)名前は言わないと告げるが旭はそれでいいと言った。
旭はかなりの常識人である。甲殻類アレルギー事件は旭が何かやらかした線もあり得ると思っていたがそうではなく、何か理由があって真実を隠しているのかもしれない。
やはり娘・梨々子が事件に絡んでいてそれを庇っているのか。
旭は第一話の会見で「子供に何かあったら大人(親)の責任」と言っていたが、それは自分と梨々子のことを言っていたのかもしれない。
美海が父親が誰か気になっている本当の理由
©︎カンテレ
美海は園長の雪子に父親について何か知らないか聞く。雪子は紘海を気遣って何も話さなかった。
(雪子はその後、紘海を呼び出して、13年前にあなたは妊娠していなかったから血が繋がっていないことを言い当て、いつか本当のことを話してと告げる)。
なぜ美海は父親のことをしゃべろうとしない紘海を気遣って家でそのことについて聞けなかったようだ。
3歳以前の記憶はないが、ぼんやりと旭が優しくしてくれたイメージが残っているのかもしれない。
美海が父親について知りたがっていることで、旭が悪い父親でなかったことを表現しているのだと思った。
旭は紘海が被害者遺族だと気づいている?
旭は10年前に紘海と料理教室で会ったことを覚えている。その時に紘海が料理ができなかったことも覚えていた(できないフリをしていた)。かなりの記憶力だ。もしかして紘海がアレルギー事件で死亡した娘の母親だと気づいているのでは?
それに紘海の履歴書を注意深く見れば、10年よりも前から調理師として働いていることに気づくはず。紘海が被害者遺族で嘘をついていると知っているのかもしれない。すでに裏で探偵に紘海の周辺を調べさせてそう。
旭は美海の姿を見て実の娘だと気づくのか?
『あなたを奪ったその日から』5話の感想
第5話はストーリーは大きな進展を見せず、「人は万華鏡、誰にでも知らない顔がある」と旭の人としての幅と葛藤を表現した回だった。
旭と梨々子はお互いに本音を話さない。それは紘海と美海も一緒だ。2つの親子の対比が興味深かった。
気になったのが、お客様相談室の社員たちが歓迎会で紘海に旭やタイナスのことについてペラペラ喋るシーン。裏話はするだろうけど、みんなわざわざ説明してくれている風だったのが笑えた。
あとは紘海が業務時間以外なら誹謗中傷を書いた相手を探していいか?と質問して旭が了承したところ。会社に関することやっているんだから時間外労働で思いっきりコンプラ違反(笑)。大企業で社内環境もしっかりしてそうなのに時間外労働は許すのか…笑ってしまった。

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