ネタバレ解説『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』ラスト結末の感想,物語の意味を考察

4.0

映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(Mission: Impossible – The Final Reckoning)トム・クルーズ

映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(Mission: Impossible – The Final Reckoning)を先行上映で鑑賞!

シリーズ8作目で見られるのは予想を遥かに超えた激ヤバアクション!そしてハイテンポでツッコミどころ多めのストーリー!

  • あらすじ(前作デッドレコニングの復習)
  • ネタバレラスト結末解説
  • 物語をわかりやすく解説
  • エンティティの目的やナイフの意味を考察
  • 忖度なしの感想と評価

これらの情報をまとめました!

映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』あらすじ

前作デッドレコニング PART ONEの復習

ネタバレ考察『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』あらすじラスト結末,死亡キャラやパート2展開解説!
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ファイナル・レコニングのあらすじ

元のタイトルはデッドレコニング PART TWO。長さは169分。制作費は4億ドル(580億円)といわれる化け物作品。

イーサンが2つの鍵を奪って逃亡してから2カ月が経過。

イーサンは、鍵を米政府に渡せば政府がエンティティ(人類を滅ぼそうとする人工知能)で世界を支配してしまうと考え、どうすべきか迷っていた。

エンティティは世界中の核保有国の保管庫を乗っ取りはじめる。世界に核を落として人類を滅亡させるつもりだった。エンティティはネットの情報操作をしており、エンティティ信者たちが激増して世界の終わりを叫ぶ。世界は分断されていた。

イーサンは大統領から力を貸してほしいとメッセージを受け、ルーサーとベンジーと合流。ルーサーはエンティティを混乱させるためのデジタル毒薬を作っていた。

イーサンとベンジーは刑務所へ行く。ブリッグスを倒し、収監されているパリスを救い、ドガを仲間に引き入れた。

イーサンはパリスからロンドンのあるパーティーにガブリエルが来ると聞いて現地へ。グレースも来ていた。しかし2人はガブリエルの部下に捕まってしまう。

2人はガブリエルのアジトで拷問されそうになるがなんとか拘束を解いて敵を倒す。ガブリエルは逃げる。

イーサンはそこでガブリエルがエンティティと交信するために使っていたポッドを発見。交信用のヘルメットをかぶる。すると人工知能エンティティに予見された未来を見せられた。

イーサンがエンティティを倒そうと行動すれば仲間が死ぬことになるヴィジョンだった。
エンティティは「南アフリカにあるオフラインサーバー・終末の保管庫へ行き、エンティティのデータをそこに入れろ」とイーサンに迫る。

仲間を助ければ世界が核の炎に包まれる。しかしイーサンは仲間も世界も救えると考えた。

ガブリエルはルーサーのアジトへ行き、エンティティを制御するために使うデジタル毒薬を奪った。イーサンはルーサーを助けるためにアジトへ向かうが。。。

ネタバレなし感想:予習は必要か?

緊張感あふれるアクションの数々で息が詰まりそうになる(良い意味で)。アクション映画としてこれほどまでに観客を楽しませてくれる作品はそうないだろう。それぞれのアクションからトムクルーズが命を懸けている感が伝わってくるのでスリルは倍増。きっと今作でもたくさん怪我したんだろうな。。。

これまでのミッションインポッシブルシリーズの集大成的な話であり、トム・クルーズ VS 人工知能のストーリーが決着する。

前作デッドレコニングを見ていないくても、エンティティという人工知能が世界を破滅させようとしているということさえ念頭におけば、ファイナルレコニングから鑑賞しても問題ないと思う。

ただ、ファイナルレコニング自体の情報量がかなり多いので、睡眠不足の時に観にいくのはお勧めしない。置いてけぼりになる。

余裕がある人はデッドレコニングに加え、1作目、3作目の内容が出てくるのでそれらを見返すとより楽しめると思う

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』ネタバレ・ラスト結末

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
©︎パラマウント・ピクチャーズ

イーサンはルーサーのアジトへ到着。しかしルーサーは地下牢に閉じ込められていた。さらにルーサーがそばにある核爆弾(ガブリエルが仕掛けた)を解除しなければ地域一帯が破壊される。

イーサンはルーサーから行けと言われて泣く泣く脱出。ルーサーは核連鎖は止めたが、雷管の起爆は避けれず爆死する

イーサンはグレースたちと合流してプランを話す。イーサンが潜水艦でセヴァストポリ号が沈没した付近へ行き、グレースたちは別行動でセントマシュー島へ行ってセヴァストポリが沈没した際の衝撃音の記録から座標を調べてイーサンへ送る。
イーサンが沈没したセヴァストポリ号へ侵入し、2本の鍵を使って保管場所を開けてエンティティの初期ソースコードが入ったディスク“ポトコヴァ”を入手する…という計画だ

イーサンはわざと逮捕されて大統領の前にやってくる。そして「世界を救うためには自分を信じるしかない」と言った。

イーサンは大統領の権限で空母を借り、そこからオスプレイで潜水艦が運行している付近まで行く。しかしその海域はロシアとせめぎ合っている場所のため、ロシア戦闘機と一触即発の状態に。

オスプレイがすぐにその場を離れなければ戦闘になる。イーサンは仕方なく海へ飛び込んだ。

潜水艦のスタッフが海を漂うイーサンを助け、潜水艦で介抱した。

いっぽうグレースやベンジーたちはセントマシュー島で、かつてのCIAのプログラマー・ダンローとその妻に出会う。ダンローは30年前にイーサンにデータを奪われた(第1作)せいで島に左遷させられて付近の海域の音響データを記録していた。

そこへロシア兵もやってくる。戦闘になり建物は火事に。ダンローがイーサンが乗る潜水艦へセヴァストポリ号の座標を送った。グレースたちはなんとか脱出する。

イーサンは座標を受け取り、潜水服を着て体一つで泳いで単身で沈没したセヴァストポリ号へ。なんとか内部へ入り、2つの鍵を使ってエンティティのソースコードが入ったポトコヴァをゲット。しかしセヴァストポリ号はさらに深い場所にへと沈み始める。イーサンは脱出するが潜水服が脱げる。

イーサンは海面近くに浮上して氷の下で気絶。待ち構えていたグレースがイーサンに人工呼吸をし、小型の減圧室に入れた。イーサンはなんとか助かった。

イーサンたちはエンティティを捕えるために南アフリカ・コンゴにある終末の保管庫へ。膨大な容量のオフラインのサーバーがあり、エンティティは世界を核の炎で包んで人類を絶滅させた後、自分は保管庫のサーバーに入って生き残るつもりだった

イーサンたちは終末の保管庫に到着。ポトコヴァをガブリエルに渡して彼がそれとデジタル毒薬と組み合わせるよう仕向け、混乱したエンティティが終末の保管庫と間違えて用意した光学ドライブに入る作戦を実行しようとする

イーサンたちは保管庫へ行きガブリエルと対峙。しかしCIAのキトリッジたちまでやってきたため戦闘になる。ガブリエルは逃げる。イーサンが追う。ベンジーが撃たれてしまった。

ダンローと妻、そしてドガはガブリエルが仕掛けた核爆弾を解除しようとする。核連鎖だけ防ぐようにし、雷管爆発の数秒の間に奥の部屋へ逃げ込む作戦だった。

イーサンは小型飛行機で逃げたガブリエルを追い、彼を倒してなんとかポトコヴァをゲット。ポトコヴァにデジタルの毒薬を仕込んだ

混乱したエンティティが光学ドライブに入る。グレースが0.1秒のタイミングでドライブを抜き、エンティティはそこに閉じ込められた。ダンローたちは爆発からなんとか逃れることに成功。

イーサンはルーサーが残したメッセージを聞く。

ブリッグス(第1作目のヴィラン/ジム・フェルプスの息子だった)はイーサンと和解した。

イーサンとグレース、ベンジーたちは世界を救った。

終わり

意味不明な部分をわかりやすく解説:エンティティは何がしたいのか?

前作『デッドレコニングパート1』と同じく『ファイナル・レコニング』も展開や情報量が多い割には丁寧な説明はなく、少し油断すると意味不明状態になるものだった。

まずエンティティの目的から。エンティティは自我を持っており、世界を核で攻撃して人類を滅亡させようとしていた。

しかし核で各国が攻撃されるとエンティティも自滅するので、安全なオフラインサーバー(終末の保管庫)に隠れようとしていた。人類なき後の世界で神になるのが目的だ。

エンティティはオフラインの保管庫に自力で行けないので、イーサンかガブリエルを利用することを計画。どちらかを利用して自らのデータをサーバーに移動させるつもりだった。

エンティティとしては、イーサンがどう動いたとしても、最終的に1つでもミスをすれば自分の思惑通りになると考えていたのだろう。

エンティティがイーサンたちを妨害するのではなく、淡々とミスを狙っているだけなので、何をしたかったのか分かりにくかったと思う。
エンティティはそもそもイーサンたちを妨害しようとはしておらず「コイツら最終的には終末の保管庫にくるっしょ!」と予想して構えていたわけである。

しかしイーサンと仲間たちは針の穴を通すような作戦をすべて完遂し、エンティティの予想を超えた。

細かいところで言うと、イーサンがオスプレイから海に飛び込んだのは、オスプレイがその場所に止まれば攻撃されるから。イーサンは海に飛び込んで潜水艦乗組員が助けてくれることにかけた。

ダンローは座標にひねりを加えてイーサンへ送り、その結果ロシア側はセヴァストポリ号の位置を把握できなかった。

ロシアとアメリカが緊張状態にあり、ロシア側もエンティティを支配しようとしている前提もある。

ファイナルレコニング考察

先ほど解説したように、エンティティはイーサンたちが何かミスをすると思い込んでいた。しかしイーサンと仲間たちは離れていてもお互いを信頼し、不可能なミッションを可能にした。

イーサンと仲間の絆が人工知能エンティティの予想を超えた…というのが作品が伝えたかったメッセージだろう。

ガブリエルはエンティティから見限られたので、今度はデジタル毒薬を使ってエンティティを支配しようとしている。エンティティとしてはガブリエルも利用できると考え、裏で誘導していたのかもしれない。

終末の保管庫にキトリッジたちが来たのも、おそらくはエンティティがそう仕組んでいたのだろう。

今回はガブリエルも、大統領たちも、CIAも、ロシア側も、イーサンたちの敵というより、人工知能にうまく利用された自主性のない存在としてカテゴライズされている。
最終的には大統領は自ら各国を攻撃しないことを選択するなど自らが決断し、1人1人の決断でAIに勝利したというプロット。

本作の敵はエンティティではなく、エンティティが作り出した思想の分断や主体性のなさだった。

トム・クルーズはトップガンマーヴェリックでもVS AI のテーマを取り入れていた。人間の表現がAIに負けるのが許せないのだろう。

ダンローは過去(第1作)にイーサンが残したナイフを持っていた。そのナイフは再びイーサンの手に渡り、今度はパリスがベンジーを救う時に使われた。

イーサンの過去の行動は何ひとつとして間違いではなく、どんな小さなことも未来に影響するというメッセージがあった(タイムマシンモノのようなテーマ)。

エンティティのもとになったのはイーサンが第3作で盗み出したラビットフット。イーサンがいなければエンティティは生まれなかったという設定だ。

しかしイーサンがラビットフットを盗まなければもっと最悪な人工知能が生まれていたかもしれないし、セヴァストポリ号が沈まなければロシアがエンティティをコントロールして世界を支配していたかもしれない。

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』感想と評価

良い点:執念のアクション

トム・クルーズは人間を超えた…そのレベルの超絶アクションの数々が楽しめた

イーサンが沈没した潜水艦に侵入し、水で満たされていく潜水艦の中で浮かぶミサイルを避けながら進んでいくシーンは臨場感が凄すぎて行きが詰まりそうだった。

撮影で事故ったら本当に大変なことになりそう。浮上して氷の下で意識を失うシーンも下手したら寒すぎて死にそう。

潜水服を着てセヴァストポリ号に侵入するシーンは実際に巨大プールで撮影されている。トムだけでなくカメラマンもディレクターも全員潜って撮影された。もはや狂気だろう

最後のパラシュートのシーンももちろん自分でヘリから飛び降りている(自撮り用のカメラをつけて)。

トム・クルーズはドMなのか?いや、アクションで世界を幸せにしたいから体を張っているのだろう。

トップガン マーヴェリック』を彷彿とさせるような小型機同士での対決もスリリングだった。

小型機にしがみついて操縦席に移動するシーンも、実際に小型機に命綱をつけてトム自身でやっている。考えただけで足がすくむレベルの危険なアクション

それらをノースタントで撮ってしまうトム・クルーズの飽くなき挑戦心には感服させられる。普通の俳優だったら恐怖心が勝って撮影は難しいだろう。

アクションについては下記のドキュメンタリー(英語だけど)でチラッと見られるのでぜひ↓↓

一貫してリアルにこだわるトム・クルーズの執念が凝縮されたような内容だった。

物語でいうとルーサーが死亡したのが切なすぎる。これからはイーサン、ルーサー、ベンジーのコンビが見られなくなると思うと悲しい。

今後はイーサン、ベンジー、グレース、パリス、ドガあたりでスパイ大作戦の頃に立ち返ったチームでのミッション・インポッシブルが見られるかもしれない。

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ダメな点:情報量の多さとツッコミどころ

正直、ストーリー自体は面白みがなく、ツッコミどころが多い。アクション映画としては面白いけど、スパイサスペンスとしては疑問符が湧く作品。

特にAIのエンティティにツッコミはじめるとキリがない。ツッコミたい気持ちをシャットアウトして視聴できるかで評価が大きく変わりそうである。

最後にガブリエルがイーサンに「パラシュートはないぞ」って言ってるのに結局あるし、燃えても予備あるし…パラシュートはガブリエルから奪ったのか?

また、観客を情報の渦で巻き込み翻弄させ、その中でトム・クールズが決断して猛進することで、SNS時代における情報の多さと速さの中で決断をどうすべきかを示すテーマがあると思うのだが、それが良い方向にも悪い方向にも機能していた印象。情報が多くて感情が乗っからない。

サーバー、オフラインって何?そのレベルだと完全に置いてけぼりを喰らう情報量の多いストーリーだったと思う。ミッション・インポッシブルのファンって年配の方も多そうだが、もしあまり詳しくなければ意味がよくわからないまま見続けることになっただろう。

説明シーンも多いので大筋の内容は分かるかもしれないが、空母〜潜水艦のシーンでは、潜水艦の位置が細かくは特定できないことや、緊張状態にある海域でロシアと戦闘になりそうなことなど、把握しなければ行けない状況がたくさん。さらにイーサンのパート、グレースたちのパートが錯綜しているので映像の情報量がかなり多いと思った。1回目だとストーリーを追うのに結構必死になってしまった。

2回目に見た方が素直に楽しめるかもしれない。

ファイナルレコニングでミッションインポッシブルシリーズは完結だろうか。まだわからないが、シリーズに続編があるならもっとミニマルなスパイ映画であって欲しい。

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映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』キャスト

イーサン・ハント|cast トム・クルーズ 日本語吹替-森川智之
グレース|cast ヘイリー・アトウェル 吹替-園崎未恵
ルーサー・スティッケル|cast ヴィング・レイムス 吹替-手塚秀彰
ベンジー・ダン|cast サイモン・ペッグ 吹替-根本泰彦
ガブリエル|cast イーサイ・モラレス 吹替-津田健次郎
パリス|cast ポム・クレメンティエフ 吹替-高梁りつ
ユージーン・キトリッジ|cast ヘンリー・ツェニー 吹替-江原正士
ジャスパー・ブリッグス|cast シェー・ウィガム 吹替-石住昭彦
ドガ|cast グレッグ・ターザン・デイヴィス 吹替-杉村憲司
エリカ・スローン|cast アンジェラ・バセット 吹替-高島雅羅
ウィリアム・ダンロー|cast ロルフ・サクソン 吹替-牛山茂
マリー|cast マリエラ・ガリガ
バーンスタイン|cast ホルト・マッキャラニー
シドニー|cast ニック・オファーマン
NROリーダー|cast チャールズ・パーネル 吹替-広瀬彰勇
NSAリーダー|cast マーク・ゲイティス
ニーリー提督|cast ハンナ・ワディンガム
コディアック|cast ケイティ・オブライエン
ウォルターズ|cast ジャネット・マクティア
タペッサ|cast ルーシー・トゥルガグユク
バーディック大佐|cast トミー・アール・ジェンキンス
ブレッドソー大尉|cast トラメル・ティルマン
フィルス|cast ステファン・オヨン
コルツォフ艦長 パシャ・D・リチニコフ

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